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2008-01-03 18:00:31
ブラックホール27個の集合体か 大家福井工大教授発表へ 【福井新聞】


 銀河系の中心部に1個しか存在しないとみられている巨大なブラックホールが、実は27個の集合体であることを示す観測データの解析に、東北大名誉教授で福井工大宇宙通信工学科の大家寛教授(71)が成功した。このうち3個は、あわら市にある福井工大の宇宙電波受信システムを使い昨年12月に発見。この3個を加えた27個の合計質量が、これまで1個分として考えられていた質量とほぼ一致し、複数のブラックホールの存在を裏付けた。3月の日本天文学会で発表する。

 ブラックホールは、ガスが流れ込んで自然に成長する説が主流だが、周囲の小さなブラックホールを取り込みながら大きくなるとも考えられていた。同教授は「複数のブラックホールの存在が証明されたことは、強大な引力を持つブラックホールの性質上、一方が一方を吸収し徐々に大型化していく過程を裏付けている」と指摘。ブラックホールの形成論議にも今後影響を及ぼしそうだ。

 銀河系のブラックホールについては、1997年、ドイツの観測グループが太陽の250万倍の質量(250万太陽質量)を持つ1個が存在すると発表し定説となっている。

 同教授はブラックホールの自転によって生じると考えられる周波数10―30メガヘルツの電波のパルス(脈動)に着目。99年に銀河系中心部から到来する電波をとらえ、そこに一定のリズムを刻む24種類のパルス群を発見した。一般相対性理論に基づき、電波源はブラックホールとその周囲の電磁波活動領域「エルゴ圏」との境界である「事象限界」付近と断定した。パルス一つ一つがブラックホールの自転周期と同調し、銀河系の中心には少なくとも24個のブラックホールが存在すると結論付けた。

 2005年には、福井工大の電波受信システムを使い、より周波数が高い電波(1400メガヘルツ)を捕捉。99年の観測データと同種の周期を刻む24種類のパルス群を確認し、データの正しさを裏付けた。

 さらに06年から2年間、同システムで200時間を超える観測データを収集。その結果、パルスの周期によって特定した自転周期を基に換算した質量の合計が150.2万太陽質量に及ぶ3つの巨大ブラックホールを発見。99年発見の24個と、この3個の質量を合計したところ262.4万太陽質量となり、これまでの定説と矛盾しないことが分かった。

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