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「こころの定年」研究会コミュの思いも寄らぬ出会いが導く(朝日新聞be「こころの定年」)

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1年1か月続けてきました朝日新聞beの「こころの定年」の
連載も今回で最終回になりました。

連載中には本当に多くの方にお世話になりましてありがとう
ございました。

インタビューにご協力いただいた方々が語る「人との出会い」
を中心に感じていることを書きました。
これは、私自身が日頃感じていることでもあります。

       *思いも寄らぬ出会いが導く

このコラムでは、これまでに50人を超える人を紹介した。
いずれも、長きにわたって一つの会社(組織)で働きながらも、
思うところがあって転身。今は「良い顔」で働いている方々
ばかりだ。

200人近くの転身者の実例を見聞きした経験を通して、私が
最も驚いているのは「出会い」の重要性だ。
「このまま今の仕事を続けてよいものか」と感じる「こころ
の定年」状態に陥りながら、それを脱し転身を果たした人たち
を動かしたのは、属している組織の外にいる「思いもよらぬ縁」
で出会った人たちばかりだった。その出会いから受けた刺激が
、多くの人生のかじを切るきっかけになっていた。

「こころの定年」状態の人には、自分が進むべき道筋が見えて
いない。その時、多くの人は資格の取得など、能力アップだけ
で解決を図ろうとする。それも無意味ではない。だが、組織外
の「異質な人」の生き方に刺激を受け、ヒントを得ることこそ
が、きっと重要なのだ。

そんな「出会い交差点」には、どうすれば立てるのだろうか。
きっと、今の仕事の利害関係だけにとらわれた付き合いだけで
はだめだ。むしろそれに固執せず、自ら先に、人に何かを与
える気概を持つ人に「出会いの女神」は微笑んでくれそうだ。

私はこの1年余りの連載で、転身を奨励したかったのでは全く
ない。もしあなたが不運にも「こころの定年」状態に陥ったら
、これまで紹介してきた先人たちの転身過程を思い出し、自ら
に照らし合わせて、新たな生きがいの発見につなげてほしいの
だ。

今回で終わる連載が、その助けになるように願っている。

コメント(2)

長い間連載お疲れ様でした。私は四月から会社を辞め、医療関係の学校に進みます。
「楽しく働くってどういう事?仕事って何?」と何年も悩んで来ましたが、今はこの結果に満足しています。
中でも楠木様のこのコラム、常識で言えばあり得ない時期に転身された方々の実例がたくさん紹介され、悩んでいるのは自分一人ではないと大変勇気づけられました。
この記事に出会えた事も出会いの一つであり大変感謝しております、ありがとうございました!
ちまコペ さん

コメントありがとうございます。

>悩んでいるのは自分一人ではないと大変勇気づけられました。
実は、私も全く同じ思いでインタビューをしていました。
それが伝わったとすれば嬉しい限りです。
「この世の中、なかなか捨てたもんじゃない」と感じさせて
いただいたのが、私にとって大きな収穫でした。

ちまコペ さんの4月からの出発が幸多かれとお祈り申し上げます。
私も新たな場所を探します。

どうもありがとうございました。

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