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科学は愛ですコミュのブラックマンバの毒から鎮痛剤を開発?

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http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20121004004&expand#title
世界最強クラスの猛毒ヘビの毒から、新しいタイプの鎮痛剤が誕生するかもしれない。アフリカに生息するブラックマンバの毒から単離した化合物「マンバルジン(mambalgin)」は、痛みを緩和する効果がモルヒネなどのアヘン剤並みだが、鎮痛剤に多い呼吸抑制などの副作用はないという。

研究責任者でフランスの分子細胞薬理学研究所(Institute of Molecular and Cellular Pharmacology)のアンヌ・バロン(Anne Baron)氏は、「ヘビの致死毒から見つかるとは驚きだった」と話す。

 特定のヘビ毒には、中枢神経系や末梢神経系にある酸感受性イオンチャネル(ASIC)を活性化させ、痛みを引き起こす毒物が含まれている。バロン氏のチームは、この毒物に相当するペプチド(アミノ酸分子)の単離に成功し、「マンバルジン」と命名。体内の特定のASICを抑制し、痛みを最小限に抑えたり、止めたりする効果があると突きとめた。

 今回の研究ではマウスが使用されている。「痛みが伝わる経路がよく似ているので、人間にも効果があると確信している」とバロン氏は述べる。

◆薬として利用されてきた自然界の毒

 ヘビやクモ、サソリなどの動物の毒は昔から医療に応用されてきた。現代では毒性物質を基に、幅広い用途に向けた医薬品開発が盛んに行われている。

 キングコブラ、カパーヘッド(アメリカマムシ)、ガラガラヘビ、マムシなどの毒の成分は、血栓の分解や癌(がん)細胞の増殖抑制など、幅広い病気に効く可能性を示している。

 2010年度のナショナル ジオグラフィック協会のエマージング探検家で、爬虫両生類学と毒素学の専門家ゾルタン・タカクス(Zoltan Takacs)氏は、「動物の毒が重要な医薬品開発につながる確率は高い。毒物研究は未開の分野で、今後も発見が続くだろう」と語る。

 動物の毒は特定の部位に素早い効果を発揮する。その選択性や親和性の高さから、特にバイオ医薬品に役立つという。「薬物の標的の検証や、実際の医薬品の設計図として利用できる」とタカクス氏は説明する。

 今回の発見は朗報だが、同氏によれば、すぐ医療に役立つとは限らないという。「新薬開発には長い年月と莫大な費用がかかる。10〜15年、10億ドル(約780億円)は当たり前で、成功する保証もない」。

 バロン氏のチームでは臨床レベルへと進む予定だが、結果が出るのは数年先だ。しかしバロン氏は、「特許取得にも成功し、疼痛管理薬を開発するTheralpha社では現在、鎮痛化合物としての利用に取り組んでいるところだ」と述べている。

 研究の詳細は「Nature」誌オンライン版で10月3日に発表された。

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