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科学は愛ですコミュの統合失調症、特定神経回路に異常 京大がMRIで特定

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http://www.excite.co.jp/News/health/20120904/Kyodo_BR_MN2012090301001976.html
統合失調症の発症に関わる脳内の特定の神経回路の異常を、京都大の村井俊哉教授のグループが磁気共鳴画像装置(MRI)を使った脳の画像解析により突き止め、3日付の米医学誌電子版に発表した。グループによると、統合失調症は幻聴や妄想、やる気が起きないなどの症状が現れる。約100人に1人の割合で発症するが、発症の仕組みや詳しい病態は不明で「新たな治療法の開発につながる」としている。

グループは、脳の中心部にあってさまざまな情報を統合する役割を持つ「視床」と、大脳皮質の一部で思考や意欲をつかさどる「前頭葉」を結ぶ神経回路に着目。

《京都大学のサイトより》
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/120904_1.htm
統合失調症は、およそ100人に1人の割合で発病する精神疾患です。精神疾患は厚生労働省が指定する国民の5大疾病の一つですが、その中でも特に中核的な病気とされています。よくみられる症状としては、幻聴(自分の悪口が聞こえてくる)、妄想(自分が狙われている)、思考の障害(考えがまとまらなくなる)、意欲の障害(やる気が起こらなくてひきこもってしまう)などがあります。脳の病気と想定されていますが、非侵襲的に実際の患者の脳内を調べる方法や検討できる項目が限られ、その詳しい病態や発症メカニズムは未だわかっておらず、治療法も限られているのが現状です。

 このたび、村井俊哉 医学研究科教授、高橋英彦 同准教授、宮田淳 医学部附属病院助教、久保田学 医学研究科博士課程学生らのグループは、福山秀直 医学研究科附属脳機能総合研究センター教授らと共同で、統合失調症患者と健常被験者を対象としてMRI撮像を行いました。そして、最新の脳画像解析技術を組み合わせることによって、脳内の異常を多面的に検証し、統合失調症の病態に重要な役割を担うと考えられる特定の神経回路の異常を同定しました。

 この成果は、米国医学誌Archives of General Psychiatry(アーカイブス・オブ・ゼネラルサイキアトリー)誌のオンライン版にて9月3日付け(米国中部時間・夏時間9月3日15時)で発表されました。

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