LOVE*ミックス犬♪コミュのMix犬は健康

あちこちで良く聞く言葉に「Mix犬は健康」というのがあります。
おそらくこれはメンデルの法則による雑種強勢（ヘテローシス）のことをおっしゃってるのかなと思いますが、実は優生遺伝が表面化するという意味です。
基本的に遺伝性の病気はほとんどの場合、劣勢遺伝ですので、表面化しにくいということになります。
ということは確かにＦ１には遺伝的な病気が発症しにくいということになります。
ですが、それは別の言い方をすると、キャリアとなるという意味でもあり、Ｆ１（一代雑種）が後に繁殖された場合、それが一気に崩れていくことにも繋がります。
ですのでＦ２、F３と代替わりしていくにつれ、その子孫たちは虚弱化が目立つようになります。
また、交雑した種同士が小型のものであった場合、その子孫はどんどん肥大化していくことも実験で出ています。
つまり母犬が小型、父犬も小型であっても、子犬は大きくなってしまう可能性が高いという意味です。
つまりＦ１の母犬が難産になる可能性はそうでないものより高いということになります。

また、Ｆ１は健康であるという説には落とし穴があります。
Ｆ１は健康ではありません。
交配された両親犬の優性遺伝部分を表面化しやすく、また、形質的に揃ったものが生まれやすいというだけです。
もし交配に使われた両親犬が、劣悪な繁殖場で繁殖用に繰り返し使われている犬だった場合、もともと持っている虚弱な遺伝子はキャリーオーバーされます。
そして確実に発現する機会を待っています。
そうなったとき苦しむのは人間ではなく、人間によって発症させられた子犬です。

犬の繁殖については、たくさんの先人の努力によって、多くのことが解明されつつあります。
今、もし自分の犬を繁殖させたいと思ったら、自分の欲望だけに走らず、本当にそれが犬を苦しめることにならないかどうかをよーーーーーーーーーーーーーーーく検討してください。
現実を見ないフリをして、犬にばかり苦しみを押し付けるような、悪魔の繁殖を勧めないように気を付けていきたいものです。

あっちの方がもっと酷い、こっちの方がもっと酷いという、下を見ればキリの無い低レベルな論争に、大切な家族である犬の命を巻き込ませないようにしたいですね。

コメント(5)

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[1] mixiユーザー 07月02日 12:51

む･難しい、です。
え～と、MIXの子は、繁殖させない方が良い。と言うことなのでしょうか。
我が家では、事情により、生ませない方向でいるのですけれど、自分の愛しい子の子供、事情が許すなら、欲しいと思うのが普通ではないのですか？
もともと、生ませるつもりが無かったとはいえ、ちょっと・・・怖いですね。可愛いと育てている子が苦しむ姿は見たくはないし、苦しませたくは無いです。
可愛い、可愛いだけでなく勉強しないといけないんでしょうね。反省。

[3] mixiユーザー 07月02日 15:19

難しい書き方になってしまってゴメンなさいm(_ _)m
最近の一代ミックスのブームで、実は親子もろとも死んじゃったという話を立て続けに聞いたので、ちょっと調べてみたのです。
基本的にはＦ１の小型犬に多いようです。

良く死産という言葉があり、犬には多いような印象があるかと思いますが、あれ、致死遺伝子によるものなのです。
つまり、繁殖に向いてなかった遺伝子を持った繁殖だったということです。
それを無理して何度もかけると、結局母体を弱まらせたり、子供を弱まらせたりすることになります。
これは父方、母方のどちらが悪かったのかは分かりません。

もし分かりにくかったらこう思ってみてください。
自分の目の前にいる子の健康より、子犬は確実に弱くなる可能性が高いと。
そして、それによって苦しむのは、当の子犬側だと。
それがＦ１（一代雑種）というものなのです。

例えば、そのミックスの両親犬が、非常に注意深く健康状態を確認され、血統上の遺伝疾患などの検査もパスし、数代前までのすべて犬たちの健康状態なども確認された上で選ばれた犬同士というのが、生ませる母犬や、最低限子犬たちの身を守るための理想的なMix繁殖の方法です。
（そこまでしても、まれに血が合わなかった場合は、遠い記憶の中の遺伝を呼び起こし奇形を発症する可能性もあります）
繁殖とはそのくらい不思議で難しいものです。
ですが、一般的に販売されている一代Mixは、ほとんどが繁殖業者による苦肉の策です。
つまり、自家繁殖を繰り返した末、どんどん弱ってきた繁殖犬から、一見健康そうな犬を産ませる裏技のようなものです。
ということは、一般的にペットショップなどに流されて販売されている子犬たちの親犬は、ほとんどが劣悪な健康状態であると考えられるということです。

うちの子の赤ちゃんを見たいと思うなら、飼う前からよく勉強し、探し回って数年待って、繁殖に適した心身ともに健康な犬を入手することです。（性格も遺伝するといわれていますので、吠える子や噛む子、シャイな子などは繁殖には向いていません。子犬の将来に暗雲が立ち込めるだけです）
それが、親犬も子犬も【健康で幸せに長生き】の秘訣です。

[4] mixiユーザー 03月24日 11:50

普通に売られているミックスわんこの両親犬は、
劣悪な繁殖場で繁殖用に繰り返し使われている犬の場合・・
が、
ミックスじゃないわんこと同じか、または多いと思われます。

これからミックスわんこをお迎えする予定でいらっしゃる方は
そういう面にも思いを寄せていただきたいなーと切に願っていたところ、
このトピックを見つけました。

わんこはミックスでもそうじゃなくても
その可愛らしさや命の尊さにはなんの違いもありません。
ただ、ミックスわんこは、どんなにキレイなペットショップで陳列されていても、
それから愛情たっぷりの一般の家庭で生まれたのだとしても、
結局はテキトーで管理の悪いずさんな繁殖でもって増産され続けている。
それだけは曲げようのない事実みたいです。

[5] mixiユーザー 03月24日 12:08

私はわざわざmix犬を作る事には反対です。
我が家のワンコは、父親が柴とハスキーのmix、母親がヨーキーと柴のmixです。
大きさは柴くらいですが、もし我が家のワンコが子どもを作り、相手が小型なのにうちのワンコのおばあちゃんの遺伝子が強かったら…。
難産、死産は免れないと思います。
万が一、突発的な事故で、mix犬が生まれたら、その子は大事に育てるべきで、命の尊さは純粋犬となんの変わりもないと思いますが、可愛いから…珍しいからと言って、故意にmix犬を作る必要はないと思われます。

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