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カフカプロジェクトコミュの自立支援サービスの「形」

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(※写真=(左)麗江香格古韵客桟のお母さん/旅行者/ニッシー/管理人/従業員(右))

みなさん、こんばんわ!春が待ち遠しくなる季節ですね。

さて、旧暦の伝統を重んじる中国大陸では「春節」ともなると民族の大移動が起こります。今年(08年)はその時期に合わせるようにして中国南方で暴雪警報が出るという異常気象となり、広東省、湖南省、浙江省、江蘇省など各地で大きな被害がでました。そんな喧騒たる春節に新メンバーに登録されたニッシーとわたしは雲南省にある「麗江」という古い街(古城)で合流し、逗留する機会を得ました。期間は【2月7日〜2月10日】の3泊4日です。

そのなかで当該コミュニティに関連のある思ったこと、感じたことを書きます。
テーマは「自立支援サービスの形」です。

                                * * *

(1)はじめに
 支援者はあくまで自立をサポートする「場」を提供することしかできないと考えています。なぜなら人が自らの人生において復帰しようと思うのは「個人による発意」によってはじめて達成できるからです。


(2)自立支援サービスの概要(例)
 厚生省委託実施事業である若者自立塾(全国30箇所)や、その他自立支援サービスを事業とするNPOにおいて、さまざまな支援の形を見ることができます。例えば『栃木県若者自立塾』では、規則正しい生活習慣を身に付ける「生活訓練」や、農業や森林・大工などの「労働体験」というプログラムを設けていますが、『コミュニティ・ベーカリー「風ののすみか」』(NPO団体)では「パン工房」での製造・販売をプログラムに織り込んでいます。
「行動(アクション)の過程において目的(パーパス)を発見」というのがプログラム共通の基幹部分と見ることができます。


(3)自立支援サービスの現状(例)
 某若者自立塾の方とお話をする機会があったのですが、3ヶ月という期間で立ち直るというのは難しいし、どんなプログラムが最善なのか試行錯誤なのだとおっしゃっていました。一人一人そのきっかけを掴む瞬間は違いますし、また理由も異なるのだから、そもそも「ベスト」などなくて、常に「ベター」を求めていくしかないのかもしれません。

(4)自立支援ホステル構想?
 一つの可能性として、麗江のホステル(経営or委託)で自立支援サービスが出来ないかと考えてきまして、今回の訪問ではそうした視点から検証するためホステルの手伝いにも自主的に参加してみました。お金の流れのなかでの主な収入は、日本事務局に入る対象者の参加費用(栃木若者自立塾の場合:自己負担額=30万円/3ヶ月)になると思います。大きな仕組みとして二つのパターンがあります。

 (パターン1) 日本事務局より対象者を募集・派遣し、当該コミュニティ自ら経営のホステルでサポート。
 (パターン2) 日本事務局より対象者を募集・派遣し、既存ホステルにボランティア型での参加。

(5)自立支援ホステル構想?
 乱雑な表現ですが、理由は以下の通りです。

 ・海外(中国)ではごく普通の一日本人として扱われる。
 ・麗江は住みやすい街である。
 ・外国語(中国語・英語等)を習得することで、自信に繋がる。
 ・ホステルに関わる労働の中に「外部の人との接触」する機会が飛び交っている。
 ・「閉じた心」は外部の人と接することでしか開かれない。
 ・ニート問題は専門家や経験者だけの問題ではなく、多様な人が関わるべき。


(6)懸念される点
 ・「海外」(しかも中国の辺境)で生活することができるのか。
 ・外国語習得前のコミュニケーションはどうするのか。
 ・委託型の場合、理解のあるホステルを探さなければならない。
 ・外部の人との接触が逆に作用してしまう可能性。

                                * * *

★ひとりが見ている問題や展望はどんなに頑張っても二,三人分にしかなりませんが、考え方や思考回路の異なる人が見ることで、より多面的にものごとを理解することができると思います。この麗江での自立支援ホステル構想について、些細な意見・感想でも構いませんので、ひとつの自立支援サービスの「形」としてきちんと成立するのか、検証してみませんか。

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