勇気の日コミュのアーカイブ−１０

＜２００１年１月「こねっと毎日電子新聞」掲載原稿下刷り＞

◎２面

＊「勇気の日」についての意見を募集中です　の枠を左下の方に

写真説明：熱く話し合ったリーダー研修会＝共愛学園提供

＊左上に
＠みんなで＠
＠「勇気の日」＠
＠共愛学園からの提案＠
＠〜４〜＠

＊２、３段目の間に横凸版
＠メッセージをありがとう＠
＠みなさんも参加しませんか＠
＠バザーではパソコンで意見交換＠

＊縦見出し・２段・横凸版の左に
＠話し合いから勇気がやさしさが＠

　［群馬県前橋市・共愛学園新聞委員会・「勇気の日」実行委員、中３、力石桜子発］兵庫県赤穂市の梅本さん、メッセージありがとうございました。梅本さんのメッセージに私たちはとても励（はげ）まされました。そして、ますますやる気を出しています。
　ところで、私たちの「勇気の日」の説明が十分でなかったために、誤解をされてしまったようです。それは、「勇気の日」というのは、「ただ一日だけ『勇気の日』を設けて勇気をもった行動を実践（じっせん）する」だけの日ではないということです。
　私たちは「勇気の日」を「勇気について取り組む日」とこれまで皆さんに伝えてきました。この「勇気について取り組む日」というのは、もちろん、「勇気をもった行動を実践する」ことも含みますが、梅本さんがおっしゃるように「毎日勇気を持って行動するという意識付け」や「その実践発表の日」でもあります。
　ですから、私たちは「勇気の日」を祝日にしたいと考えています。祝日になれば親子で「勇気」について取り組む機会を持つことができるからです。また、成長過程に応じた取り組みをしてほしいと願っています。
　このように私たちは考えておりますので、梅本さんのお考えと同じかと思います。梅本さん、あたたかいメッセージありがとうございました。
　また、鹿児島県の志學館（しがくかん）中等部の皆さんからもたくさんのメッセージをいただきました。１〜２年の皆さんが、この「勇気の日」について取り組んでいただいたようです。一人一人の皆さんのメッセージを読んでいると本当に心からやる気が出てきます。「勇気」が湧（わ）いてきます。それほど感動するメッセージばかりでした。本当にありがとうございました。
　このメッセージは私たちの学園祭（バザー）でも発表したいと思います。また、学園祭当日は志學館中等部の皆さんや東京都の深川第四中学校の皆さんとパソコンを使っての意見交換を計画しています。興味関心のある方は、このパソコンを使った会議に参加しませんか。
　私たちは、皆さんと意見交換をする機会をもっともっと増やしていきたいと考えています。そして、皆さんと一緒（いっしょ）に「勇気の日」を作りたいと思っています。
　まだ、ほかにも多くの皆さんからのメッセージが届いています。皆さん優（やさ）しいメッセージばかりで、読んでいると心がほんわかしてきます。皆さんのメッセージを読んでいると「勇気」が出てきます。
　皆さんと意見交換する中から「勇気」は生まれてくるものだと分かりました。ですから、私たちがもっと話し合えば、もっと「勇気」が生まれます。みなさんも、ご家庭で学校で地域でたくさん会話の機会を持ってください。その会話の中から、また、優しさや「勇気」が生まれてくると思います。
　会話をする人がいないという人がいたら、お友達がいないという人がいたら、私たちヘメッセージをください。その中から、また優しさや「勇気」が生まれてきます。そして、その優しさや「勇気」で、明るい社会を一緒に築きましょう。


＊左上・縦２段
＠私たちも一言＠
＠まずは自分の「勇気の日」＠

　［鹿児島市・志學館中等部１年、下村泰平発］僕は日常で困っている人がいても見て見ぬふりをすることがよくあります。そこで僕は自分でも「勇気の日」を作り、こまっている人を見かけたら見て見ぬふりをせずに勇気をもって話しかけようと思います。
　友達と自分が勇気を持って行動したことを話し合って友達の勇気を参考にしてもっと自分の勇気の種類を増やしていこうと思います。
（志學館中等部１年生の声は資料編にもあります）




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◎資料編

＊左上に縦カット＠
＠「勇気の日」＠
＠志學館１年生の声＠

＊横凸版、２、３段目の間に
＠いつも心に、１日だけでなく＠
＠はずかしいとは思わないで＠
＠学校から地域に、そして世界に＠


　［鹿児島市・志學館中等部１年、栗山真実発］最初この題名を見たとき「勇気・・・？」と思いました。それは自分自身で「勇気」という言葉を理解していなかったからだと思います。しかし、この記事を読んでとてもよくわかりました。日常の生活の中で始めることができることを。小さな気配りで多くの人が喜んでくれるということは自分にとっていいことだと思います。私もまずは身近な人から、そして世界中の人にこの「勇気の日」をひろめたいです。

　［片野田和沙発］いい考えだと思うが正直いって賛成できない。全体で取り組む前にまず、個人で考え、自分なりの勇気をみつけるべきだと思う。そうすれば、「勇気の日」を作らずとも日本に「いや！」世界中にいろんな勇気があふれるだろう。

　［大崎琴子発］志學館でも「勇気の日」をつくっていいと思います。ゴミ拾いやボランティアなど、個人でできる事もたくさんあると思います。社会が「勇気の日」のおかげでいい世の中になっていけたら、今、問題となっている少年犯罪（はんざい）も増えることはないと思います。
　「勇気」は、はずかしいと思ったら出せません。でも、一度は頑張（がんば）って「勇気の日」を実現させていきたいです。個人（自分）から学校、学校から社会へ「勇気の日」が広がるようになれば、嬉（うれ）しいです。

　［岩本理沙発］ゴミを拾ったり、お年寄りに優（やさ）しくする事。口で言えば簡単なことだけど、実際にする事ができる人は少ないと思う。その理由は、だいたいの人がはずかしいから・・・という答えになるはず。
　自分自身、いろんな面ではずかしがってしまう。私はただ、性格のせいと思っていた。しかし、本当は自信、勇気のなさのせいであることに気づく事ができた。これからは、頭の中で考えるのではなく、まずは体を動かす、つまり、実行にうつす事を大切にしていきたい。そうすれば、色々な人の気持ちを少しでも変えられるかもしれない。

　［山口大樹発］ぼくは、「勇気の日」は、今の日本に一番必要なものだと思う。少年犯罪やいじめがあとをたたない今の世の中。そんな世の中に一人一人が勇気をだして、一つのことをすることが大事だとおもうからだ。
　ぼくが、今までで一番勇気を出したことは、バスの中でお年寄りに席を譲（ゆず）ったぐらいだと思う。ほかに勇気を出したことがない訳ではなく、以前に何度も何度も言おうとしたけれど、なかなか言えずに、自分が自分を閉じ込（こ）めているようで嫌（いや）だった。だから、そんな自分を思いっきりきり開いてはっきり言えたときは、とても気持ちのよいものでした。
　そのときの気持ちを誰（だれ）にでも味わってほしいと思う。

　［三木理沙発］私は、この「勇気の日」を作るのはいいことだし、賛成です。でも、この日だけに限らず、一人一人が、いつもそういう気持ちを持ち続けることが大切だと思います。
　だれだって、いじめや犯罪を止める勇気を出すことは、やろうと思っていても、はずかしかったり、怖かったりするだろうと思うけれど、そういうことを「勇気」を持ってすることで、自分にとってもプラスになるんだろうなと思います。
　でも、まだその日だけがんばって、勇気を出すっていう感じがするので、やっぱりいつもそういう気持ちを持つことが大切だと思いました。