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ドイツ便りコミュのクリンスマン解任!

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※ クリンスマン解任!後任はユップ・ハインケス
今日10時前バイエルン首脳陣はクリンスマンとクラブオフィスで会い、解任を言い渡した。敗戦直後ではなく、しばらく時間を置き、落ち着いたところで説明をし、あとくされのない別れをしたといえる。クリンスマン長期政権という触れ込みで始まったシーズンだったが、ドイツカップで敗れ、チャンピオンズリーグでバルセロナに完敗を喫し、リーグで3位とバイエルンとしたら低迷。首脳陣はクリンスマン政権の不安を感じていた。とりわけチャンピオンズリーグ出場は経済的にもチームの目標的にも絶対に落とすわけにはいかないもの。クリンスマン同様アシスタントコーチのマルティン・バスケス、ニック・テスロフも解任。シーズン残り5試合のところでチームを引き継ぐのはユップ・ハインケス(63)。元バイエルン監督でもあるハインケスは土曜日のシャルケ戦をスタジアムで観戦。アシスタントコーチにはアマチュアチームを受け持っているヘルマン・ゲルランド。ハインケスはあくまでも今シーズン終了までの暫定監督で、来シーズンの監督候補には入らない。

ヘルタマネージャー、ディーター・へーネス「バイエルンが簡単に出した答えではない。ウリは戦っていた。しかし最終的に大事なのはFCバイエルンというクラブであり、1人の人間ではない。」

フェリックス・マガト「こうなることを承知していた。すでに数週間この件について話されていた。今新たに驚くものがいるだろうか。ユップ・ハインケスはすばらしい監督だと評価している。この交代から残り5試合、バイエルンは全部勝つだろうと見なければならない。私は今でも、優勝はバイエルンだと思っている。」

カール・ハインツ・ルンメニゲ「われわれがこの決断にいたるのは非常に困難だった。しかし個々数週間の試合結果、試合内容、そしてシーズン終了まで5試合を残してのチームの状況を考えると、何らかの措置をとる必要があった。」

クリンスマンは「もちろん今はとてもがっかりしている。しかし私はFCバイエルン、バイエルンファン、コーチ陣、選手、スタッフとの共同作業に心から感謝したい。われわれは将来に向けての基盤を作ったと考えている。私は今でもバイエルンが今シーズン優勝することが出来ると信じている。」

※ クリンスマン解任
クリンスマン解任の要因についてウリ・へーネスは「われわれはクリスマス頃からチームの傾向を観察してきた。われわれは全ての大事な試合に敗れてしまった。ドイツカップのレバークーゼン戦、リーグでのボルフスブルク戦、この前のシャルケ戦、そして何よりチャンピオンズリーグでのバルセロナ戦。クラブへの大きな心配をしていた。われわれは今期一度も首位に立っていない。日曜日にコトブスがボルフスブルクに勝ったことで”もう一度考え直そうか”という雰囲気も出たが、いや今しかないとわれわれは考えた。チャンピオンズリーグ出場権を手にし、今シーズンのリーグ戦をものにするという一見不可能と思われることへ挑戦するために、今新しい波が必要だった。」と説明。

ビルト紙はクリンスマンの今シーズンの働きに成績をつけた。(1が最高,4が平均点,6が最低)

成功:5
一度もリーグ戦で首位に立っていないが、まだ可能性はある。ドイツカップ準々決勝で敗退。チャンピオンズリーグ、バルセロナ戦での完敗。

戦術:5
クリンスマンにはレーブ(代表監督時のアシスタントコーチ)がいなかった。「選手みんなをより成長させたい。」と語っていたが、殆どの選手は悪くなってしまった。新しいオフェンシブなスタイルは見えず。

統率力:6
はっきりとした線引きがなかった。ファンボメルをキャプテンにしておきながら、ベンチに置いたりもした。

勤勉さ:1
どのプロ選手よりもはたらいていた。「毎日8時には来て18時より先に帰ることはなかった。」とウリ・へーネスも褒めていた。バイエルンのトレーニング施設をすばらしく近代的なものに変えた。

立ち振る舞い:3+
バルサやボルフスブルクとの酷い負けの後でも、しっかりとした立ち振る舞いを見せていた。

愛され度:4
バイエルンファンはワールドカップ前のカーンを代表正GKからはずした件がまだ許せないでいた。一般的にはまだドイツワールドカップの英雄の1人として人気があった。

新監督ユップ・ハインケスは1987年から91年までバイエルンで指揮、2度リーグ優勝をはたしている。ハインケスはライニッシャー・ポスト紙で「FCバイエルンのために働く。それはウリ・へーネストの友情からのものだ。」とコメント。へーネスは「彼のような監督が今のわれわれには必要で今の状況では正しい選択だといえる。」とコメント。ハインケスとの交渉前にバイエルンはオットマー・ヒッツフェルト、メーメット・ショルと交渉したが、両人とも断りを入れた。

来季新監督候補には現ヘルタ・ベルリンのルシアン・ファブレの名も挙がっている。経験豊富でチューリヒでは2度優勝をはたしている。統率のなかったヘルタのサッカーに秩序を植え込み、戦術に秀でている。ヘルタキャプテンのアルネ・フリードリヒは「ファブレはどんな選手の力でも伸ばしてくれる。」と賞賛。さらにバイエルン代表取締役のカール・ハインツ・ルンメニゲとファブレは1987−89シーズンゼルベッテ・ジュネーブで選手として同じ釜の飯を食べていた。ルンメニゲは「当時から、彼はサッカーとともに生きる男だと気づいていた。若いときから強烈な人間性を持っていた。ファブレはどんぴしゃだね。彼のことを視界からはずしたことは一度もないよ。」とコメント。バイエルンは他にもフース・ヒディング、フランク・ライカールト、アルミン・フェー、マティアス・ザマーなども新監督候補に挙げている。

※ バイエルン新監督、ユップ・ハインケス初練習
昨日12時から行われた記者会見でバイエルンは新監督のユップ・ハインケスとアシスタントコーチのヘルマン・ゲルランドを紹介。ウリ・へーネスは「新しい監督コンビを歓迎します。私の古くからの仲間でもあるユップ・ハインケスとは多くの戦いをともにしてきた。ヘルマン・ゲルランドはユップ・ハインケスの大きな助けとなるだろう。今チームにある悪い流れをせき止めるために取り組んでいきたい。」とコメント。ハインケスは「チーム、クラブにとって慣れ親しんだ状況ではない。先週末私は偶然ミュンヘンを訪れていた。久しぶりにミュンヘンに行きたいなと妻と話をしていたんだ。シャルケ戦の後、友人のウリと起こりうる可能性についてディスカッションしたが、そのときはまだ監督を引き継ぐという話は全くなかった。デュッセルドルフに帰ってくると、カール・ハインツ・ルンメニゲから折り返し電話がほしいと連絡があったんだ。われわれの目標はチャンピオンズリーグに直接出場できる2位以上になることだ。私は多くの経験をしてきた。チームはまったく別の顔を持っているはずだ。チームを解放することが私の課題だ。まずは選手となぜ土曜日にあのようなプレーをしてしまったのかと話を聞いてみたい。おそらく様々な話が聞けるだろう。われわれは本質的なことに集中していくべきだ。次のグラッドバッハ戦にむけてトップの準備をすることが大事だ。」とコメント。

15時にはバイエルンの選手と初顔合わせ。その後16時から初練習を行った。約600人のファンが見守ったこの初練習はスポーツ系テレビ局のDSFとニュース系のN24で生放送された。注目の高さが伺えた。

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