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ルー・テーズ(プロレスの歴史)コミュのプロレスリングの書籍紹介

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ルー・テーズやプロレス、レスリングと格闘技の関わり等、紹介/レビューしたい書籍などをお持ちでしたら、ぜひ宜しくお願い致します。

当時のプロレスの熱さ、テーズがどんな存在であったのかがわかるエピソードがあれば、なお助かります。
ちなみに漫画プロレススーパースター列伝に書かれている怪しい逸話であってもかまいません(笑)。よろしくお願いいたします。

コメント(43)

あー!
御登場ありがとうございます!タカハシさん!
御仕事お忙しいところでしょうが、御一筆くださって大変感謝します!嬉しいですッ!
私も不思議に思いますが、たしかに梶原先生はテーズさんに対して特別な思いがあったのでしょうね。せっかくですから、以前タカハシさんが「テーズさんと英雄失格」の話を取り上げた記事をココで紹介させてください。

「週刊タカーシ(仮題)」第七回 <星に願いを>
http://www.kansenki.net/colum/02/0528colum_tkhs.html

「英雄失格」あらすじはコチラ↓
http://www.myagent.ne.jp/~bonkura/70s/eiyu.html

それでは、私も続いて梶原一騎先生ネタを取り上げますね。
講談社漫画文庫 ¥750 2002年6月12日初版発行
ジャイアント台風 〜ジャイアント馬場物語〜 4巻

作:高森朝雄(梶原一騎)
画:辻なおき

あの、漫画「タイガーマスク」でタッグを組んだ両者によるノンフィクション作品(?)です。さすが名作タイガーマスクを生み出した両者による作品だけあって、単純にマンガとしても引き寄せられる面白さです。

それだけではなく、バディ・ロジャース控室襲撃事件やキラーコワルスキーのニードロップ事件、テーズによる大木金太郎の大流血KO事件なども取り上げていたりと、当時のアメリカン・プロレスが持っていたスキャンダラスな雰囲気や、美味しいとこ取りした展開は読み手を飽きさせません。

特にこの4巻は、まさに梶原先生が(馬場さんの言葉?)テーズを語る情熱あふれる一冊となっています。残念ながら私もまだ3巻と4巻しか持っていませんが・・。

馬場さんとテーズさんのNWA世界選手権試合はもちろん、テーズがいかにして地上最強の男、プロレスの神様となりえたか、その生い立ちも掲載しています。

しかし、あまりに”巨人の星”や”バキ”にも通じるようなマンガチックなテーズの少年時代話なので、今の読者なら誰もが「ほんとかいな?」と言いたくなるでしょう。でも、本当にそんな生活をしていたのなら、確かにテーズが最強だったと言いたくでしょうね。
この本はあまりに面白くて一度に書ききれないので、またいずれ取り上げますね。
THE GREAT WRESTLER OF ALL TIME LOU THESZ VOLUME 2 ALSO FEATURING,HIS MENTOR ED"STRANGLER"LEWIS/宮本厚二/私家版

U.W.F.スネークピット・ジャパンさんのホームページにて購入できる、ルー・テーズ博士の流 智美氏が、'90年にテーズ自身から預かった、貴重な写真を選りすぐり、自費出版したテーズ写真集のvol.2。(残部60冊)サイズ:A4 全174ページ。試合プログラム、新聞記事などの寄稿も収録。

詳しくはこちら
http://www.uwf-snakepit.com/event_goods.html

2002年スネークピットジャパンにて、テーズさん最後のトークショーが終わったあとで、この本を流智美さんから直接購入させていただきました。流さん直筆のサインを表紙の裏側に書いてもらってあります。内容としては最初の29ページ分がテーズの師匠エド”ストロングラー”ルイスの写真集、残りはルー・テーズの写真集及び豊富なテーズ情報記事という構成となっていて、私にとっては今も宝物の一冊です。テーズ・マニアならば必ず持っている?
高円寺のレスリングマスター、人間風車ビル・ロビンソン自伝(エンターブレイン刊)¥1890

いろいろと考えさせられる素晴らしい一冊です。帯の文章では一見暴露本かのようにショッキングな表現をされていますが、全ページを通して読んでみてそんな感じではなく、あくまでヨーロッパ最強のプロレスラーと呼ばれたロビンソンさんの歴史、及びロビンソンさんの実感と率直な意見で構成されていました。

今後もこの自伝については取り上げていきたいと思うのですが、スネークピットでのテーズさんとの関わりも深いロビンソンさんならではの言葉には、プロフェッショナル・レスリングに対する使命感を強く感じさせてくれます。
「彼はアメリカのプロレス界において”最後の”本物のチャンピオンだった。 〜 私はこのルー・テーズという偉大なレスラーの死に直面した時、深い悲しみとともに現在のプロレス界の中で自分自身ができることをやらなければいけないという責任のようなものを感じていた。レスリングの場に戻りたい、私はそう強く感じたのだった。」

テーズさんが最後の来日でスネークピットに来た時、そこにビル・ロビンソンさんは居合わせませんでした。
私も楽しみにしていたのですが、そのときはたしか宮戸優光さんが「いつもはすぐソコに居るんだけど、最近調子が悪いから国に帰って治療している」と少々厳しい表情で説明していましたね。
リアルタイムでその時の事を経験しているので、私も宮戸さんとロビンソンさんの焦りが伺いしれました。自伝でロビンソンさんは結局2年近くも日本に戻れなかったと書いてあったので、その辛さは大変なものだったのだろうなと思いました。

帯には「これが真のプロレスだ! カール・ゴッチは決して神様などではない! ”蛇の穴”で本当のプロレスを学んだ男が感じた猪木、馬場、鶴田・・・・、世界の強豪たちの実力とは!?」と記載されています。
帯の表現方法は良くなくてちょっとだけスキャンダラスなイメージをかきたてるのですが、実際の中身は”本物の”プロレス復興を願うロビンソンさんの熱い想いで満たされているのです。
テーズが亡くなったときロビンソンが記者会見で、代表のような形で受け応えしていましたね。
ニックやロビンソンからすればテーズはおじのような感覚だったんでしょうね。

テーズ自伝でもこのロビンソン自伝でもそうなんですが、
アマチュアとプロフェッショナル、伝統的な武術としてのレスリング、軍隊式レスリングが
互いにリンクし合う近しい環境があった事がうかがい知れますよね。
昔のアマチュアの写真なんか見るとプロかと思うものが多いですが、
これなんかはリンクし合っていたが故なんでしょう。
僕はプロのレベルが一定に保たれるには絶対アマチュアとリンクしなければいけないと考えてます。
もちろん興行となればフリークスも必要ですが、基本がレスリングでないと、
長い目で見ればジャンルが安っぽいエンタメの方向に向かい衰退すると考えます。
実際あれほどいっぱい在ったプロレスリングが、アメリカ(メキシコ)以外の国で衰退したのは、
アマチュアとかけ離れてフリーク・コミックショーがメインになったからだと思うんです。
私的に見世物・ドラマ的部分にも愛着があるんですが、ちょっとそっちに偏りすぎたかな、と。
そういう意味でロビンソンや多くのオールドタイマーの硬派な意見には賛成しています。
KENさん、こんばんは
興味深く拝見させていただきました。
KENさんが見世物やドラマ的部分に、嫌悪を抱いていないということもよく分かっているのですが、私の意見も述べさせてください。

「ヘッドロックを長々とかけているくらいなら、パンチの一発でも放ったほうが客は喜ぶ・・・」
どのレスラーが言ったのかは忘れましたが、こんな言葉がありました。
>プロのレベルが一定に保たれるには絶対アマチュアとリンクしなければいけないと考えてます。
私はこうあることは素晴らしいとは思いますが、一般大衆の望むものは全く別のところにあるからこそ、それが衰退したのだと考えます。

子供のころ、ホーストホフマンは確かにかっこよく感じましたが、かれがブッチャーより優れたレスラーかというと微妙なところがあります。
ブリスコとサンマルチノを比べると、はたしてどちらが優れているのか・・・・こんなのは比べられるものでもありません。

よくレスリングの基本ができた人が行うショーマンは許容するという日本人が持つ傾向があります。
ザ・シークがロビンソンと戦ったとき、一瞬レスリング的な投げをみせたことがありました。
実際意地をみせたのか、それともこれが観客を喜ばせるためだったのかは分かりません。
シークが一流なのは表情や流血、観客をいらいらさせるショーマンな部分のほかに、こういう隠し持ったこういう下地があるからこそだと言った人がいました。
若きシークは正統派の動きで、後年そのフィルムを見た人はこれにうなづきましたが、私はそうは思いません。
後年ダブダブの老人に見える彼が一流だったのは、彼の持つ存在感やカリスマ、プロレスラーとして観衆をヒートさせる才能があったからこそで、アマの技術やムーブをもっているかどうかは別問題。
私はプロレスラーとしての基本ができているなら、アマの基本や造詣は必要ないと思っているくらいです
まあ引き出しは多いに越したことはありませんが。

WING時代キムドクが「プロレスってのはパンプアップした体で、グランドからはじめなければならない」と言いましたが、ポーゴは「俺はたいしたレスラーでないから、そこにいる客の望むことを頑張るだけだ」と言ったそうです。
ポーゴ自体はひどいレスラーで、どちらが優れているかは一目瞭然ですが、そこにいる大衆は断然ポーゴを支持しました。

アルティメット・ウォリアーやジムハリスのキマラ・・・
彼らなどはなんのアマ技術も持たない上に、プロとしての技術も持っていなかったように思います。
さらに情熱とかがあったのかも疑問w
しかし巨大な金を稼ぎ出すのは、ある部分では素晴らしいスティーブライトではなく彼らです。
彼らのある部分での魅力というものは、アマ上がりの選手に決して劣るものではなく、需要があるからこそ支持されたのだと思います。

フリークスやコミックに偏ることは決してよいことではありませんが、無我とやらが無謀な回帰をしようとしても、それは無理でしょう。
まあ彼らに強い信念があるとも思えませんが・・・

私はフリークスやアマ上がりの技術者、無法者や口達者なやつ、ビジュアル自慢の選手、お空を飛ぶ人・・・
いろいろなレスラーや価値観が混在するからこそ。、プロレスというものは面白いのだと思います。


オールドたちが自分の時代を懐かしみ、そして誇りに思っていることは素晴らしいことです。
自分以降の時代を認めようとしない彼らは、それでこそプロレスラーです。
しかしカートアングルは権威だから認めるという傾向がありますね(アングルがプロとして優れているかどうかじゃなく)。
別にそれは良いのですが、何かが違うような気がします。

ファンもそれぞれで私は昭和までのプロレスしか認めません。人によっては力道山までしか認めない人もいるはずです。
今のプロレスは引き返せない所にきていますし、戻ればどうにかなるという話でもないような気がします。

プロレスは消えるなら消えればよいし、総合全盛の時代、WWEのように世からなんとなく必要とされるのなら残ればよいのでしょう。
最近日本では一般大衆にプロレスは必要ないようですが、現在興味のない私でも、なんか寂しく感じます。
あかしかつらさん、ご意見ありがとうございます!
やはり私のような特定の意見(と思われる)に対しては昭和プロレスファンの方から
レスリングが出来なくてもお客さんを盛り上げる存在感や能力を持った
レスラーがいるから興行が成り立つんだよと何回も言われたことがあります。
その通りだと思っています。

テーズにからめて言うと当時はシークらがセミなどで観客を盛り上げ
メインでテーズがきっちりしたレスリングを見せて興行を締めた時代だと思います。
その締めが、大人への説得力とそれなりの権威を持たせていたと聞きます。
K−1はプロレスから興行論をそのまま取り入れたイベントなんで
フリークスや話題性のある選手を興行に持ってきますがメインは
正統派の試合で締める事が多いように見えます。
だからシークとテーズを私は平等に扱う事はできません。
やはりテーズが興行における肉体、シークは興行を彩る衣装であろうと思います。
でも世間への建前としてテーズ>シークでも、レスラーやプロモーターには
そんな差別はないはずです。肉体だけの裸では世間は受け入れてくれませんからね。
抽象的ですみません。。。

また私の場合、回顧や復古というよりも「古きを温めてあたらしきを知る」って感じです。
ここら辺が流智美さんとひそかに違う決定的差だと思っています(笑)。
竹内さんも仰ってたんですが、竹内さんも流さんもノスタルジーしか今は
寄る辺がないそうですね。
私の場合、レスリングの攻防がこの時代だからこそ理解されるのでは!と考え、
また息吹も感じています。
タックル一つで沸く時代です。細かい攻防に観客のスタミナがもつ時代です。
だから資金と知名度のある選手次第でレスリングが主の興行は
有り得なくはない思っています(勿論ショーアップも必要)。
女子アマチュアだって実力あるスターの台頭と宣伝、演出、
そしてスポンサー次第でこれほど盛り上がるようになりました。

要するに、過去の知恵を参照しつつもゼロからレスリングの興行が
始められる、始めたいというのが私の立場です。

サム・マソニックが晩年、「プロレスは21世紀に入ってまたゼロから
スタートする事になると思う」と言ったらしいのですが、私もこの気概です。
特に日本では力道山の時代から様々なキャラが織り成すコスモスの中にも、
そのコスモスを統べる法則としての格闘技性がないと受けない土壌が
あったと思います。
ですからその土壌に期待して「従来のプロレスの世界観と一線を画した」
レスリング興行に期待し、瞳を熱くしている日々です。
そうですね、UWFも含めたプロレスはプロレス、総合格闘技は総合格闘技、
そして別のモードで新しいプロ・レスリングが私の中にあります。
まあプロレスは懐が深いんでその延長で新しいプロ・レスリングが
あっても全くかまわないのですが。

ネットなんで補足を加えないとあらぬ誤解を与える箇所もあるでしょうが、
それをしてると超長文になるんでご勘弁ください。
白といったら黒も必ず私の中には内包されてると思って置いてください。
あと、ここはプロレス観を語るトピックでないんで、どうなのかな、
お返事をくださる場合はメッセでも結構です。
私はネットによくいる善意と悪意のペルソナを付け替える輩じゃないんで
安心してください(笑)。ジャンルへのリスペクトと良識さえあれば
建設的意見交換はウェルカムなわたくしです(^o^)>
KENさん、あかしかつらさん。いやぁ、とてもありがたいです。こんな素晴らしく、深い話をここで戴けるなんて、私は嬉しいです!話題がトピから離れても、トピの話題から派生するプロレス話ならば如何様にも膨らんで良いと思いますよ。きゅうくつな事はいいっこなしでいきましょうねo(^-^)o

メッセージでは二人の間だけで完結してしまいますが、プロレス存亡の危機が叫ばれる今だからこそプロレスの過去〜未来を熱く語り合いたいんです。この会話を天国のテーズさんが聞きたくないとは、私には思えません。むしろ喜んでくれると信じています。だから内容をいちいち気にせず、どんどんカキコミしてほしいですね。僕はお二人の話を真剣に聞いて、考えています。軽いノリのプロレスコミュが多い中、こんな真剣にプロレスの過去〜未来を各自なりに考え、取り組むコミュニティがあってもいいですよね。テーズさんという偉大なプロレスラーの存在意義を理解する上でも、この話は見過ごせないと思うのですが?

とても貴重な、核心に迫る話をもっと聞きたい!そしてKENさん&あかしかつらさんに感謝したい気持ちです。いちプロレスファンとして、ありがとうございます(^_-)-☆
KENさん、こちらこそありがとうございます。
エムエンさんから熱いレスでOKがでたので、ここに書きますねw
>レスリングが出来なくても・・・ その通りだと思っています。
ここを6月9日のKENさんの書き込みの中に感じたので、私の私見を書かせていただきました。
もちろん私もレスリングできるレスラーの価値は強く理解しています。
そうでなければ我々2人が語り合っても楽しめないので、いくら博識の方相手でも無駄なので書きません(笑)

>「プロレスは21世紀に入ってまたゼロから
スタートする事になると思う」
ここにはマソニック老の愛がありますな。

あと前回から誤解していないので安心してください。
前回のは酔っ払ってここを見ていて、とても書きたくなったので自然に書いたのです(笑)。
前からいろんなKENさんの興味深いお話を読んで、いつか語ってみたいと思っていただけです。

私はもうプロレスに戻ることはなく、さらにネガティブ思考なためなのか、KENさんのようにこれからのプロレスに建設的な意見を述べることができませんが、なんやかんや言っても、このジャンルがまた繁栄することはうれしいことです。
なかなか難しい現代の状況ですが、ファンや関係者には頑張ってほしいですね。
子供のころ私たちそれぞれがプロレスに感じたものを、今の子供たちにも楽しんでもらいたい。

最後に、それの歴史を知れば知るほど、深く考え楽しむことができるのだと思います。
私たちも当時ガス時代や60年代に思いをはせました。
エムエンさんは、ここでその種を蒔いているのでしょうな(笑)。

>前回のは酔っ払ってここを見ていて、とても書きたくなったので〜
>前からいろんなKENさんの興味深いお話を読んで、いつか語ってみたい〜

そうでしたか、あかしかつらさんのように博識かつ個性的な方から興味を持っていただいたのはほんとに光栄です。

>私はもうプロレスに戻ることはなく、さらにネガティブ思考なためなのか〜

自分も、声をひそめて言いますが、プロレスというコンテンツは卒業しているかも知れません(笑)。
アマレスや総合、ボクシングを見てる方が楽しいかも・・・・・・。
もちろん昭和プロレスなら見てて面白いのですが。
日本ではもう一部マニアだけのジャンルでしか従来型のプロレスは残れないでしょう。
だから時代の要請に即した新しいプロ・レスリングを考える事が多いんです。
でも昭和プロレスマニアの方々とはTPOに合わせてノスタルジックに社交してます。
とはいえ初代タイガーの話などをすると当時の熱さが瞬時に戻ってくる自分がいます。

>私たちも当時ガス時代や60年代に思いをはせました。

自分も田鶴浜弘さんの書物を国会図書館でコピーし、独特の名調子で書かれた文章で思いをはせています。
声を潜めてのお話、ありがとうございましたw
プロレスというジャンルは、卒業というものが必ずついて回ります。
>とはいえ初代タイガーの話などをすると当時の熱さが瞬時に戻ってくる自分がいます。
私も離れてから長かったのですが、4年前パソコンを手に入れてあの時代に戻ることができました。
懐古することを共有する相手がいるということは素晴らしいことですよね。
これからもよろしくお願いいたします。

田鶴浜氏って極東五輪三段跳びの金メダリストだと聞いたことがあるのですが、これは本当ですかね?
>最後に、それの歴史を知れば知るほど、深く考え楽しむことができるのだと思います。私たちも当時ガス時代や60年代に思いをはせました。エムエンさんは、ここでその種を蒔いているのでしょうな(笑)。

いやぁ、あかしかつらさん、KENさん。
ありがとうございます!
僕は種蒔きどころか、今自分がリアルタイムで熱い時ですよ〜(笑)
総合格闘技全盛時代にあえて今、ガス灯〜昭和プロレスに回帰するような人間も居るのですから、あきらめるのはまだ早いと思いますね。

ガス灯時代のことは、ケイブンシャの子供用のプロレス本で知った程度でしたから。そこには当然フランク・ゴッチ、エド・ルイス、ジョー・ステッカー等のテーズコミュ内で取り上げていただいた名レスラー達が登場していました。
昔興味を抱いたきっかけとなったケイブンシャの本も探しているところです。よくもまあ、小学校低学年向きの本に大正時代のマニアックなレスラー達を紹介したものだとは思いますが。
結局、約30年前のお子ちゃま時代には想像するしかなかった強豪レスラーの実像に迫りたいと思っているんですね。
(テーズさんについては、おじいちゃんの若かりし頃を知りたいような感覚ですが)
今はこのような素晴らしい場所に参加させていただけて、長年の夢がかなった気分ですよ。

ちなみに僕は今、「新日本プロレス・ラディカルファイト100+αVol.1」という総集編ダイジェストDVDを観ていますが、あの頃のプロレスの熱気はやはり凄いですね。観客もレスラーもけっして冷めてない!
初代タイガーマスクのスピード感と技のキレなんて見ると、今のジュニアのプロレスラーの方がむしろ古臭く感じてしまうくらいです。やはり昔のプロレスは熱かった!!
凄絶!!ゴッチとハックの死闘 / 田鶴浜弘. -- 恒文社, 1970
プロレス・オール強豪名鑑. 世界編 / 田鶴浜弘. -- 有峰書店新社, 1986.4
プロレスオール強豪名鑑. 日本編 / 田鶴浜弘. -- 有峰書店新社, 1986.6

上の文献は田鶴浜さんの作品で特に面白かったものです。
真ん中のは弟子の流智美さんが外書の翻訳を手伝って書かれたのかもしれません。
三段跳びの件、自著の中で書かれていましたね。
戦中に書かれた世界のアスリートを紹介する本をマイクロフィルムで
見ましたが、スポーツライターの草分けでしょう。

エムエンさん、何で昭和プロレスが今見ても面白いか考えた事があります。
要因は観客のピュアな熱気が今の100倍はあるという結論になりました。
K−1やHERO'sも人気がありますけど昭和と平成で
熱気の質が違うので比べることが出来ない気がします。
昭和プロレスの場合レスラーとファンが等身大で呼応しあってる熱さです。
コンスタントに高視聴率を、特に佐山タイガーのときは
“毎週”30%強だったんでしょ?
怪物番組じゃないですか!
エムエンさん
>ケイブンシャの子供用のプロレス本
あの頃は狂ったように入門、そして大百科や大図鑑、大全集や大全科とか言う名前で、いろんな会社が出版しましたね。
今再び読んでみたいなあ(笑)。


KENさん、田鶴浜さんの作品ありがとうございました。
3段とびの件は著書に書かれていたのですね。
氏はボディビルの世界にも造詣が深いですが、M高橋と川崎のジムで若き日切磋琢磨していた方のサイトのブログに田鶴浜氏の名前が出てました。
田鶴浜氏とともに、高橋氏はテレビ局に売り込んだそうですが、結果はご存知のとおりです。
ビルダーファイト・・・少しだけ見たいかもw
2004年3月20日初版発行 ベースボールマガジン社刊
「ビンス・マクマホンとアメリカン・プロレスの真実
WWEの独裁者」
ショーン・アムール/マイク・ムーニハム著、菱山繁訳

この本の”アメリカン・プロレスの真実”という部分が気になってページをめくってみました。すると、第一章父「シニア」がWWFを設立するまでの経緯として、まずNWA設立からスタートしていました。

サム・マソニックは地元のレスリングプロモーター、トム・パックスの下で働くようになり、プロレスで名を上げ、野球と同じくらいに人気となっていたルー・テーズの試合を売り込む先発員となる。テーズは1930年代初めにはスポーツクラブでかなりの試合をこなしており、仕事を求めて中西部に移り住んできたヨーロッパ移民に多くの熱烈な支持者を持っていた。1937年テーズがチャンピオンの座についてからは二人で頻繁に巡業へ出るようになる。

1942年、マソニックはパックスと仲違いをはじめ、自分でプロレスのツアー会社を設立するために袂をわかった。
マソニックは第二次世界大戦の徴兵にとられたが、戦争から戻ってきた時にはテーズが推薦した投資グループがパックスを買収し、セントルイスのプロレス興行を牛耳るようになっていた。

プロレススター達の興行権をめぐるいざこざを避ける事に悩んでいた各地域のプロモーターたちはカルテルを設立し、大物スター達を共有し、統一チャンピオンを認定することにした。
1949年、多くのプロモーターたちがこのNWAと名付けられたカルテルに参加をし始めたとき、テーズはマソニックに二つの団体を統合する構想を持ちかけた。マソニックもテーズとの団体抗争は避けたいと考え、1949年11月にオービル・ブラウンとテーズの統一王座決定戦を行う事が決まる。だが、オービル・ブラウンが正面衝突の交通事故を起こし負傷した為、急遽テーズが新チャンピオンに認定される。

しかしテーズはカルテルのプロモーターたちに取り込まれ、騙されるような馬鹿ではなく、プロレスをする町のスポーツ・コミッショナー(体育協会)と通じ、プロレス興行で販売されるチケット数を把握した。それにより興行収益の10%を手に入れることもできた。テーズはもっと稼ぐこともできたが、視力を失い、生活も破綻していた元チャンピオンのエド・ルイスに、テーズのマネージャーとして興行収入の3%を支払うようにさせた。プロモーター達は激怒したが、テーズ登場以前のプロレス界がエド・ルイスの名声や人脈のおかげで、どれだけの恩恵を受けたか計り知れないだろうと主張し、取り決めを守らせた。ちょうどその頃、プロレスは安いコストでテレビ番組を組むことに模索していたテレビ局の格好の標的となり、テレビ放送化によってNWAは急速に力を強めていった。

かなり簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。
NWA設立までにこんな経緯があったとは、よく知りませんでした。テーズさんはレスラーとしてだけではなく、プロモーターの役割も果たし、NWA=テーズの図式を作ったのですね。もちろんテーズさんの強さがあっての話ですが、心から尊敬するエド・ルイスの生活と名誉を守るために奔走したテーズさんの優しさにも心を打たれます。
この本はそれ以外にも様々な経緯を書いています。僕には初耳の話も多かったので(第一章しか読んでいませんが)、まだ読んでいない方にはおすすめです。
これは読みましたが、とても面白かったです。
全米進出、あの有名なステロイド裁判、各種セクハラ問題・・・
いろんな部分が書かれていますね。
ボディビル界進出(WBF)やアメフトでの失敗なんかもありましたが、まあビンスという人間は怪物でしたな。
GONKAKU(格闘技マガジン・ゴンカク)2007年8月号増刊。定価:780円 金網の啓示、ジーン・ラーベル

「グラップリング」という言葉はどこから生まれて、どんな意味を示すのでしょう?
エリオ・グレイシーが1930年代のブラジルで用いたのがバーリトゥード(何でもあり)でした。ちょうど同時期、アメリカでも同じ意味をもつ「グラップリング」を7歳で伝説のレスラー、エド・ストロングラー・ルイスから意味を教わり、柔道で全米選手権を連覇。レスラー時代はロスマットの”ポリスマン”的存在として君臨。
現在はUFC等に出場するグラップラーの先生としてオクタゴンサイドに立っている[1976年のアントニオ猪木からオクタゴンまで知る男]。グラップリング界のゴッドファーザー、ジーン・ラーベル・インタビュー、が掲載されています。

興味深いインタビューですね。
「(エド・ルイスから)幼い頃に習った(グラップリングの)技は、カール・ゴッチやルー・テーズがやっていたこと。柔道の内股、腕がらみ、それから絞め技、チョーク、関節技、アームロック、巴投げ・・・全てのグラップラーがそれをやっていたよ。」

「ルイスは言った。「(グラップリングとは)何をやってもいい、というのがルールのレスリングだ。グレコローマンも、フリースタイルも、噛み付いても殴ってもキックしても・・・とにかく何でもあり、のレスリングのことだよ」って」− !!


グラップリングとは、今の”打撃無しの組技”を指す言葉ではなかった。
それは漫画「グラップラー刃牙」の板垣先生もタイトルをつけた時点では”格闘士”という意味だったと書いていたはずです。
ジーン・ラーベルの話はとても興味深く、特集記事は全部で7ページにも及んでいます。ジーン・ラーベルとゴーカー・シビシアンの技術解説も掲載されているので、今のうちにご購入くださいね。
『フルコンタクトKARATE』2月号にビル・ロビンソンのインタビューが載っているそうです。私もこれからチェックします。

特別レポート ビル・ロビンソン もし、戦わば!?(前編)
http://fukushodo.com/sub2/fulcon-top.htm

また流智美氏総合監修の『プロレス王公式テキストブック』『プロレス王公式問題集』も絶賛発売中です。

来年3月9日に「プロレス知識力認定試験」が開催されるのでこのコミュの方も関心があれば受けてみるのも一興です。
受ける方が数人いれば、それこそ「傾向と対策」トピックが必要ですね。
http://www.kentei-uketsuke.com/pro-king.html
KENさん、フルコンタクトKARATE情報ありがとうございます。

さっそく購入してまいりました。
フルカラー写真のページにうつるビル・ロビンソンさんの満面の笑顔には癒されますねぇ。

「 現在、プロレスを真剣勝負として観ているものは、皆無に近いのではないだろうか?”激しいトレーニングを積んだ屈強な男達のエンターテイメントショー”が、大方の見方であろう。しかし、ビル・ロビンソンは語る。
「私が想う”本当のプロレス”とは、1960年代以前までヨーロッパのプロレス(キャッチ・アズ・キャッチ・キャン=やれるものならやってみろ!!)です。本物のピュアなプロレスとは最強にして最も美しい格闘技なんです!」
空手や柔道と同じく、時代を経てスポーツ化、さらに変質してしまったプロレス。世界中から消えようとしている真のプロレスの実力と正体を、ビル・ロビンソン氏のインタビューから探る!! 」

う〜ん、素晴らしい。まさにテーズコミュで話し合っている内容をロビンソンさんが答えているかのようですね。ウィガン流とはどういうものか、ゴッチさんについて、対ストリートファイターなど興味深い話でいっぱいです。
皆様、ぜひご購入をオススメします。この表紙です。
月刊「フルコンタクトKARATE」2月号、ロビンソンのコミュで紹介させて頂きました。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=26504838&comment_count=0&comm_id=82834
KENさん、エムエンさん、有難うございます!^^

今日買いましたので、これからじっくり読みたいです。

流智美さんの「プロレス王 公式テキストブック」は年表や歴代王者、たくさん活用できますね☆
NWA世界王者は初代がフランク・ゴッチ、52代がレイス、62代がフレアーと覚えていましたが・・・

初代王者がテーズ、第9代がドリー、そう呼ぶ時代になったのですね。
[U.W.F.最強の真実」 宮戸優光 氏著

講談社+α文庫 G164・1
税込価格:800円(本体762円+税)
発行年月:2007年12月
ISBN:9784062811675

最新刊、真剣勝負(リアルファイト)を追求し、すべてを賭けて最強団体をつくった男たちの熱きドラマの舞台裏!格闘技ブームの原点!

あらゆる格闘技のスタイルが乱立し、多くの団体が設立されては解散していた激動の1990年代初頭。U.W.F.は、プロレスの「ショー的要素」を廃し、真剣勝負を追求することで、熱狂的なファンを獲得した。順風満帆に見えたU.W.F.だったが、度重なるルール変更や、資金繰りの悪化から崩壊がはじまる…。高田延彦、桜庭和志など多くのスターを輩出し、さまざまな仕掛けでファンを魅了した最強団体の誕生から崩壊までの舞台裏に迫る。

プロローグ 高田さんの引退試合に込められた意味
第1章 夢に導いてくれた選手たちとの出会い
第2章 離合集散、U.W.F.の混迷の日々
第3章 U.W.F.インターナショナル革命
第4章 ファンを熱狂させた数々の「仕掛け」
第5章 最強団体が消滅した日
第6章 本物のプロレスの伝承

現在のスネークピットジャパンの活動など加筆されて文庫化された同書ですが、テーズコミュの話題とリンクする箇所も大変多く、まだお読みいただいていない方には、ぜひ一読いただきたい本です。
また、テーズさんがダブルリストロックを宮戸さんに直伝するくだりが写真入りで掲載されていて、まさに今のコミュの話題と符合します。
今、なぜルー・テーズ、ビル・ロビンソンなのか。
テーズコミュの補足本としてもオススメです。
この本をテーズ氏に捧ぐ、という一文が宮戸さんの恩人テーズさんへの想いを強く感じさせます。
エムエンさん、ご紹介ありがとうございます。まだ買っていませんでした。
以前宮戸さんがいま本を執筆してますと仰っていたんですがこれでしたか。

真のプロレスの伝承、そして未来を見据えるということでこれほど情熱的な人はいないでしょう。
体制的プロレス観と違うので独断的だという意見も多いようですが、
歴史を踏まえた正統的なプロレスの原理原則を言ってるだけなんですよね。

プロレスを観客の視点から未来を語れば大型外人の迫力や抗争の演出を議論して行くことになるでしょう。
でもプロレスを実際に残していこうとする立場からいえば、長い目でみた原理原則論が必要です。
田コロのアンドレvsハンセン、東京ドームのハンセンvsベイダーはプロレスの醍醐味でしょう。
これらの試合は興行的に絶対欠かせないプロレスならではの売りです。
しかしプロレスの土壌に「WRESTLING」という原理原則があってこそそうした試合が活きると思います。
観客にはアンドレvsハンセンのような試合で思いっきりプロレスを満喫してもらい、
同時にテーズのようなきちっとしたレスリングで格闘技としての興行に筋を通す。
長い目で見ればそれが保守すべき原理原則だと自分は思っています。
ディック・ハットンを次期NWA王者に推薦したテーズの哲学は
長い目で見れば正しいのだと思います。

KENさん、興行的にはディック・ハットンがNWA王者になったことが失敗だったのかも知れませんが、プロフェッショナル・レスリングのチャンピオンはプロフェッショナル・レスリングの技術で観客を納得させる事が出来なくてはならないとテーズさんは頑なに考えていましたね。
しかし年代を経て、プロレスはショーの要素ばかりが進化してしまいました。
1990年代、「プロレスリングこそ最強」をうたうUWFインターナショナルにテーズさんが傾倒していったのも解る気がします。

ターザン山本!氏命名「ルー・テーズ、新日本プロレス襲撃事件(1992年10月26日)」では、テーズさんの弟子であった当時NWA王者蝶野選手と、テーズさんのプロレスリング世界チャンピオンベルトを巻いたUインター高田選手の一騎打ちを実現させる為、マスコミを引き連れて新日本プロレス事務所にアポなし訪問したテーズさん。
プロフェッショナル・レスリング復興のために、熱い志を感じさせてくれましたね。
「プロレス王(キング)」公式テキストブック プロレス知識力認定試験
著者:流智美/総合監修プロレス王委員会
出版社名:ベースボール・マガジン社 (ISBN:978-4-583-10059-3)
発行年月: 2007年12月
サイズ: 245P 21cm
価格 : 1,890円(税込)

プロレスファンを名乗るならクリアすべき問題がある。プロレスを学び、プロレスに学び、リングサイドのイチバンをめざせ。
2008年3月、全国6都市で第一回会場試験開催。問題の約7割は本テキストの内容から出題されます。

プロレス史を彩った究極の必殺技ベストセレクション
第1章 プロレスを歴史で学ぶ(“国民的英雄”力道山の時代/1951→1963
馬場&猪木並立時代/1964→1971
馬場vs猪木競合時代/1972→1988 ほか)
第2章 特選プロレスラー名鑑150(力道山
ジャイアント馬場
アントニオ猪木 ほか)
第3章 主要タイトル歴代王者変遷史(IWGPヘビー級選手権
IWGPタッグ選手権
IWGPジュニアヘビー級選手権 ほか)

個人的には特選プロレスラー名鑑150がいいですね。
身長・体重のデータは全盛時の公式プロフィールを採用とのことですが、
テーズさんの場合は186cm、102kg、ゴッチさんの場合は185cm、108kgで掲載されています。
ウィキペディアでは、まだテーズさんのデータは191cm、110kgと記載されているので(2008年01月10日現在)、結構大きな差があります。
先日、スネークピットキャラバンで流智美さんのお話を聞いた時には、テーズさんの身長が一番高かった時で187cmだったそうです。
昔のプロレス本では実際よりも数センチ高く、ウェイトは数キロ重く記載されていたそうです。最近僕も認識を改めました。
そういった点でも、このプロレス知識力認定試験プロレス王公式テキストブックは大変興味深く、先にこの本をご紹介くださったロッキー☆さんの感想と同様、NWA世界ヘビー級王者の歴史も変わっており、テーズさんが初代王者に変更されています。
プロレスの歴史を勉強する上でも、必須アイテムとなること間違いなしです。

この本を購入して読破すれば、プロレス知識力検定試験(http://www.kentei-uketsuke.com/pro-king.html)の試験合格間違いなしだそうです。
3月の試験まで、まだ時間がありますが、昔の知識では通用しなくなっているので、もう一度勉強してみてはいかがでしょうか。
「ケーフェイ3 プロレス&格闘技「タブー」暴露本 リングの華濁と暗黒」

「プロレス・タイムカプセル 昭和マット史
元祖”鉄人”ルー・テーズ 日米を股にかけた「プロレス界の紳士」の裏の顔

がんから奇跡の現役復帰で話題となった小橋建太の愛称は”鉄人”だが、小橋以前に「鉄人」と呼ばれたのは、”元祖鉄人”ルー・テーズただ一人。
最高峰のNWA世界王者に就くこと通算13年9ヶ月、実力も風貌もマット界の紳士たるにふさわしい20世紀最高・最強のレスラーだった。しかし、離婚訴訟や投資の失敗で金欠となり、NWAの盲愛から新団体のピエロと成り下がったり、挙句は自身のベルトまで貸し出して商売道具とするなど・・悲しき晩年だった。」

暴露本らしく、タイトルには「裏の顔」とか興味をひくタイトルをつけていますが、内容としてはルー・テーズを尊敬してやまない言葉が続きます。
晩年のテーズさんの行動については、テーズさんの信念を理解していないと暴露本にいいように書かれてしまうのでしょうが、「テーズの予見通り、1年後にUインターは崩壊、テーズと日本マット界の縁は完全に切れたのだった。」と書かれているものの、その後のUWFスネークピットジャパンでの活動などは完全に無視されて記事化されています。
テーズさんの人生を悲しいものにするには、ちょっと無理があるのではないか?と思われますが、プロレス界にとって偉大な存在であったテーズさんが再びクローズアップされ、褒め称える言葉が並ぶので許します(笑)
宝島社 別冊宝島スペシャル 完全保存版 永遠の名勝負を厳選収録
「プロレス黄金期伝説の名勝負」 定価:¥500(¥476)
ISBN978−4−7966−6323−6

「前田日明がアンドレをマジ蹴りした!藤原喜明がタイガーの腕を折った!猪木とマサ斉藤が巌流島で戦った!ラッシャー木村が馬場に呼びかけた!あの日、リングに奇跡が起きた!」

「プロレス狂いの猛者たちが目撃した名勝負の数々!
巻頭 懐かしの河口仁劇場
PART1 神話の時代 猪木と馬場がいた黄金の日々
PART2 セメント&シュート 「U」という傷跡
PART3 革命の伝説 マット界の掟が塗り替えられた瞬間
PART4 90年代の万華鏡 血塗られた戦いは最高に熱かった!!」

テーズさんはPART1の最初に取り上げられています。著者は流智美先生。
ルー・テーズ×グレート草津 1968年1月3日 タイトルは「裁きのバックドロップ」

”日本プロレス史上最大の謎”=「グレート草津失神事件」。
新エースとなるべき最高の舞台で、なぜグレート草津はあそこまで悲惨な負け方をしなければならなかったのか?
「この試合で国際プロレスの命運が決まった」と言われる、日本プロレス史上、最も謎に満ちた名勝負がこれだ。

このタイトルでピンときた方もおられるかも知れません。
そう本書は1993年6月に同社から発行された「別冊宝島179プロレス名勝負読本」を改題改訂したものなんです。
以前同書を買った方には無用かも知れませんが、まだ御覧になっていない方は現在コンビニで購入できますので、ぜひご購入ください^^
カール・ゴッチ・コミュでもアップしたのですが、今喜びで一杯ですのでこちらでも同じ内容をアップさせて頂きます。

マット・フューリーの「コンバット・コンディショニング -フィットネスと格闘スポーツのための機能的エクササイズ-」が到着しました。
私はアスリートではないので、正直本編にはそれほどの興味はありません。
私が欲したのは特別付録の1999年に行われたフューリーによるカール・ゴッチ・インタビューを翻訳した“The God of Wrestling”(写真中)です。
実は5年以上前にこの原本である“GRAPPLING ARTS Vol.1 No.5 KARL GOTCH:The Zen Master of Wrestling”(写真右、以前スネークピット・キャラバンでコピーを配布したことがあります)は入手してして、数日間かけて行われたゴッチさんへのインタビューを詳細に綴ったその内容に感嘆しながらも、当然英文である事で完全に租借できないもどかしさも感じておりました。
今回その完全翻訳版を入手することができ、これまでのストレスが解消できた喜びで一杯です。
プロレスに全く興味のない人物が翻訳したらしく、一部固有名詞の読みに誤りがあるとか、質問者と回答者が逆転していたりとか多少の難はありますが、このインタビューの内容はこれらを補って余りある素晴らしいものです。
最近故あってカール・ゴッチの国内、海外の雑誌上で行われたインタビューを読み漁っているのですが、このインタビューに勝るものは存在しません。
ゴッチさんは日本向けのインタビューではひどく構える部分があり、それは年を追うごとにエスカレートしている印象がありますが、このインタビューは本当にリラックスした状態の言うなれば等身大のゴッチさんの生の声のように私には感じられます。
本編についての解説はどなたか他に購入される方がいらっしゃるでしょうから、その方にお任せしたいと思いますが、このインタビューの翻訳版だけでも4500円の価値は十分に感じられるはずです。
カール・ゴッチ・ファンの方には是非一読をお勧め致します。
「団結すれば栄え、分裂すれば倒れる。」

ロビンソン先生が大好きな「イソップ物語」の言葉より

− ビル・ロビンソン −

武藤敬司との対談で、レスリング・ビジネスのこれからを問われて、一言。

上記の詳細については、週刊プロレスの人気コラム「ボーイズはボーイズ」を単行本化した「みんなのプロレス」斉藤文彦氏(フミ・サイトーさん)に30ページにわたって書かれています。
「プロレスの源流を探して」というタイトルで設立初期のUWFスネークピットジャパン、ビル・ロビンソン先生、ルー・テーズさん、宮戸優光さんの話を書いてくださっています。カール・ゴッチさんの話も載っています。550ページを超える分厚さで読みごたえありますよ。

ときにおかしく、ときに切ない、60人超のプロレスラーたちのとっておきの人生劇場!

みんなのプロレス 斉藤文彦著 ミシマ社 定価:2800円+税
ISBN978-4-903908-09-0
http://www.mishimasha.com/books/prowrest.htm
週刊プロレス2013年7月3日号No.1691

週刊プロレス創刊30周年記念本発売記念短期集中連載
「プロレスラーが選ぶ後世に残したい名勝負」

第3回 天龍源一郎・選
1989年6月5日 日本武道館 天龍源一郎vsジャンボ鶴田

革命龍がいま思いを寄せるのは鉄人ルー・テーズ。
天龍の心に刻まれるライバル・ジャンボ鶴田との抗争においても、鉄人が見せた”鋭利なプロレス”を感じ取ることができたという。

天龍さんがルー・テーズさんの境地に近付きたいと思う願望、いまのプロレスとテーズプロレスの違い、大変興味深い連載記事です。

週刊プロレス2013年7月3日号No.1691は現在発売中!
週刊プロレス2創刊30周年記念本(1)は2013年7月1日(月)発売です!
週刊プロレス 追悼特集ビル・ロビンソン
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1925614889&owner_id=7805147
遂に発売!!
人間風車ビル・ロビンソン直伝「プロレスの教科書」

10年位前から度々宮戸さんが話していたキャッチの技術書がついに解禁に!!
これは素晴らしいですね!!───O(≧∇≦)O────!!
本でわからない部分は高円寺のジムへ^_−☆
http://www.sportsclick.jp/products/detail.php?product_id=7896
宮戸さんは、不定期ではありますがFacebook上で、キャッチ・アズ・キャッチ・キャンの技術やトレーニング法を動画や画像を使って丁寧に解説されていますので、見ることができる方はそちらも参考にしていただければ、更に理解が深まるものと思われます指でOK
「プロレスの教科書」のメイキング映像(動画)です。
P136〜P137に掲載されている、ハンマーロックからダブルリストロックへのコンビネーション。

https://www.facebook.com/yukou.miyato/videos/1053304094763469/
「プロレスの教科書」

メイキング映像のPart2と3です(Facebookに登録していないと見られませんが…)。

P168〜P169 卍固め
https://www.facebook.com/yukou.miyato/videos/1061476693946209/

P114〜P115 スイッチ
https://www.facebook.com/yukou.miyato/videos/1064242130336332/


こちらもメイキング映像で、やはりFacebook上にアップロードされたものですが、こちらはおそらく登録していなくとも見られると思われます。

P48〜P49 首のコントロールからの変化

https://www.facebook.com/uwf.snakepit/videos/1759695227583843/

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