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グフトタイタン好き、集まれ!コミュの僕の・私の思い出 『グフトタイタン』

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盛り上がってきたようなので、ここいらでNEW!トピ作っちゃいます^^

当時、僕がまだ9歳の時でした。ネクロマンサーという珠玉のゲームに出会って大方一年が過ぎようとしていた頃の事です。
グフトタイタンに対する恋愛にも似た憧れと羨望を胸に抱いていた頃の話。。。

その頃、僕の家にはアイリッシュ・ハウンドという種の大型犬が居ました。体高は1mオーバーの「特攻の拓」にも出てきた狩猟犬です。僕と彼は互いに信頼し合える友で、いや「朋」でした。彼は僕の純真な心に、僕は彼の孤高でいて、しかし信頼に足る姿勢に尊敬しつつ、日々充実していました。

そんなある日、いつものように彼(名前をターセル伊藤という)と戯れ、「さぁ、寝ようか!」と思い床に就き、まさに眠りに堕ちる・・その時・・・朧気な記憶の中で何かが・・うっすらと・・しかし・・確かに・・・聴こえる・・・

・・・・・・・・・・



・・・・・・!!!!!

小生は厭な予感がし、ベッドから飛び起きた。かつて味わったことのないような厭な予感が体中を支配していた。

「この悪寒は何事ぞ!?」

急ぎ足で階下へと駆け下り、庭先へと足早に向かう俺


刹那、「メメタァッ!!」「オパゥッ!」


聞いたこともないような奇妙な音が耳を劈く。

ようやく庭に着いた、「ターセル、ターセル伊藤は何処に!?!?」

我を忘れて朦朧としながら愛犬を探す・・・

しかしそこで小生が目にしたものは


「なん・・・だと・・!?」


思わず目を覆いたくなるような惨劇。ついさっきまで共に遊び、信頼を確かめ合った愛犬の、その姿が視認できない。少なくともコレは違うだろう・・・そうであるはずがない。だって、僕らはさっきまで・・・・!?!?

言葉で説明しようとしても20年経った今でも戦慄を覚える。簡潔に申し上げるとそこに「伊藤」は居なかった。少なくとも小生の記憶する伊藤など、何処にもな・・・。

あるのは一部の肉塊と、その傍らに佇み、僕を恨めしげな目で見つめる生前の「彼」の頭(こうべ)のみ。恐らくは一瞬の出来事であったのであろう。彼の鼻は未だヒクヒクと己が酸鼻な血液臭を嗅いでいたようにも思えた。

その次の瞬間、彼の頭は「侵入者」に持ち上げられ、捕食されてしまった。侵入者の大きな口から「彼」の眼球だけが転げ落ちて、我が靴に当たって止まった。

普通なら、恐ろしさと悲しさで足が竦みこれから起こるであろう己が運命を悟り、一切の感情が遮断されても可笑しくない状況

しかし、あろうことか、小生は憎き怨敵であるはずの新たな「彼」に対し、畏怖の念と尊敬の念が共存している事に気づく。「・・莫迦な・・・」

それとほぼ同時に異形の「彼」に対し問うていた

「何故だ、何故!?」

「彼」は小生を簡単に捕食でき得る膂力を持ち合わせていように、小生の話に耳を傾けているかのようだ
小生は尚も続ける

「何故、私も連れて行ってくださらなかったのですか!?・・・グフトタイタン様・・・!!」


我が話を聞くと「彼の方」は何も言わず、小生の左腕を握り潰した。
激痛−というよりも単純に熱かったが、彼の顔を見ると微笑んでいるようにも見えた。もっとも、彼は自分の顔を己が手にぶら下げていたのだが。

我は「思いが通じた!」そう思った。左腕の事などどうでも良かった。ただただ、彼に憧れている自分がいた。そして同時に「伊藤」の事を思う。

「なんて事だ。我が胸中には既に伊藤の姿がかすむ・・。新たな「彼」があまりにも魅力的な為か・・!!?」

悟る・・。描くよりも破ることのほうが容易くて・・解くよりも結ぶ事のほうがずっと難しいのか・・・と。


以上、私の思い出に佇むグフトタイタンでした★

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