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仙台二高(仙台第二高等学校)コミュの3月10日に泉ヶ岳から花火20000発をぶっ放す

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高校51卒の小野寺といいます。

平成8年度の一高の団長だった、
平(旧姓佐藤)了先輩という方がいます。
最近話題のスコップ団の団長です。
平了先輩の詳しい活動は、先輩のブログとスコップ団事務局のブログをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/cheapdust
http://blog.goo.ne.jp/schop-dan_2011

その平了先輩が、3月10日に泉ヶ岳スキー場から天国に向けて花火を20000発打ち上げる計画を立てています。
以下、先輩のブログを一部転載します。

------------------------

避難所から初老の女性を車に乗せて、私たちの倉庫にお連れした時の話です。
「主人とはケンカなんてしたことなかったの。」
「そうなんですか〜。仲良しですね。」
「うん。本当の意味でのケンカはありますよ?議論みたいな。ちょっとした。それがなくなったら人はお終いでしょ?」
「はぁ。」
「でも、その日は、本当にくだらないことで意味のない感情上のケンカをしてしまったの。初めて。」
「はぁ。」
「彼は車で、すごいスピードで出て行っちゃって「行ってらっしゃい」も言わなかったし、行ってきますもなかった。そのままぶつかって死んじまえ!って思っちゃったの。」
「・・・。」
「そのまま、あの人は、津波で死んでしまったの。だからね、私の一番の後悔は、食料や水を蓄えておかなかったことじゃないの。懐中電灯もなにもいらない。もし運命で彼が死んでしまう事が避けられないにしても、愛していたって伝えたかったってことなのよ。」
「・・・。」
「あなたは、何でもしてくれる。本当にありがとう。」
「とんでもないです。」
「でもね、モノじゃないのよ?」
「分かります。分かってやってます。俺もそうだ。」
「私の想いを、いつか天国に届ける企画を立ててくれないかしら?」
「分かった。考えます。チカラもつけます。」
「その時は、私は元気だよって彼に伝えたい・・・。」

これが【天国へぶっ放せ】の始まりです。
お墓へのお菓子やお花。
お供えは、合理的に考えれば無駄な事かもしれません。
でも、人間だからやるのです。
感情があるから、そうするのです。

私達もいつか死ぬ。
その時、感情が残っているのであれば、私はお供えは嬉しいと感じるだろう。

今回の花火は、お供えです。
雲が邪魔をしても、雲の上まで飛ばせば花火は見える。
スッと生まれて、ドンとキレイな大輪を咲かせて、散る。
まるで人生のようです。

咲ききることが出来なかった方が大半です。
だから、ドンと咲かせよう。

人生のような花火を、一番感謝すべき日だった3月10日に。

僕はどうしてもあげたい。

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了先輩は私が二高の応援団に入った時に、一高の団長でした。
喧嘩が強くて何でも出来て、カリスマ抜群の伝説の団長でした。
昔から私が大変尊敬する先輩で、それは今でも変わっていません。

花火を20000発打ち上げるためには、6000万円かかります。
二高のOBOGの皆様にも少しでも興味を持っていただけたらと思います。
よろしくお願いします。





コメント(1)

鎮魂の花火は無事に天国に向けて上がりました。
少なからずご関心を持ってくださった方々のおかげです。

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