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1893友の会コミュの映画「太平洋の奇跡」

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邦画における戦争テーマの作品は昭和40年代以降、やたら反戦イデオロギー、
男女の安い色恋沙汰、お涙頂戴的な反面、旧軍の作法や考証がデタラメで
海軍と陸軍が同じ敬礼、トンチンカンな軍装、陸軍航空兵が「同期の桜」を歌う
等、観るに耐えない中、期待と不安で鑑賞した「太平洋の奇跡」は素晴らしく
良い意味で「普通の戦争映画」でした。

サイパン戦にて邦人約200名を守りながら徹底抗戦し、最後の投降まで日本軍の
誇りを持って堂々と行進、米軍側からも敬意を持って迎えられた「大場栄」大尉
の行動を映像化した本作品は史実に基づき余計なイデオロギーは一切排し、考証
にもこだわり米軍、日本軍共に対等かつ冷静に映像再現されていました。
人物の喜怒哀楽の演出やや全体的に淡白な印象もありましたが、かえってそれが
リアルに感じられます。

大場大尉以下、部隊が米軍キャンプ収容の民間邦人達で用意してくれた新しい軍
服を着て軍歌「歩兵の本領」を歌いながら米軍キャンプに向かう最後の行軍のシ
ーンは製作側が敬意を持って映像化してるのが感じられ、涙無くして観られませ
ん。

「硫黄島からの手紙」よか100倍も良い映画です!

大場大尉は無事復員され愛知県で「丸栄産業」代表取締役や愛知県蒲郡市
議会議員を務め、1992年に永眠されています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%A0%B4%E6%A0%84



コメント(2)

この作品は近年稀に見る秀作であると思います。
そう、一見淡白に見えるものの、細部に渡る演出が実に冴えていたと思います。
取って付けたような安っぽいテーマや演出は皆無で、逆によくぞここまでと思える程の一種の違和感すら感じました。

画面作りも意図的にバランスを崩したカメラアングルを取ったり逆に妙にフラットな構図を狙ったり、かなり凝っていたと思います。
戦闘シーンも迫力があり、エンターテイメントとしての見せ所もしっかりしていましたね。
唐沢寿明演じるヤクザ一等兵は如何にもな映画用のキャラかと思いきや、実在のモデルがいて実際に活躍していたというのは驚きでした。
これは是非劇場でとお勧め出来る作品です。
>「硫黄島からの手紙」よか100倍も良い映画です!

公式ホームページを見ましたがなかなかの力作のようですね。

しかも実話ということで。

これは劇場に観にいかねば!!

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