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援助職のための勉強会コミュの現場経験を通じて感じること

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 現場を経験するようになって、1年目の方から、もう何年も経験されている方まで様々だと思いますが、自分の現場経験を通じて感じていることを、書き込んでみてください。

コメント(5)

 私は、現場で多くの依存症本人の方や、その家族の方と関わらさせてもらっています。依存症の治療において、ミーティングで言いっぱなし・聴きっぱなしの中で自分の体験のみを語ることが土台となっています。私はその中に身をおかさせてもらう中で、自分自身においてたくさんの気づきをいただいています。正直辛いです。自分のことを他のメンバーの体験で気づかさせてもらいますから、嫌でも自分の見たくないところも見なくてはならないですし、向き合っていかなければなりません。最近よく感じるのですが、依存症という病気を持っているか持っていないかの違いはあるけれど、目の前にはばかる課題はみんな持っているということです。もちろんそれが病的か否かなど程度の違いや、受け止め方の違い、行動の違いはありますが、私もたくさんの課題を持っているということを教えていただきました。援助者もそういう課題を持っていていいし、ただ援助者である以上は、その課題に向き合っていることが必要不可欠なんだと思っています。本当に辛い作業ですが、この仕事は自分にたくさんの気づきを与えてくれるので、この仕事を選んでよかったと思っています。
 いつかやめたくなったときに、この文章をもう一度読み返してみようと思っています。
 援助職の仕事に就いていて、患者の死に直面することが何度もあるけれど、本当に辛いし、今まで自分がになにやっていたんだ?と自分を責めることもありました。今年も亡くなった患者がいましたが、自分の存在意義について考えさせられました。そんな中で気づかさせてもらったのが、人の生き方について自分は無力なんだということでした。アルコール依存症の回復のステップに自助グループ(AA)があります。その中の12ステップの一つにアルコールに対して無力という言葉がありますが、その意味を経験を通して気づかさせてもらいました。
 無力だからこそ何ができるのか、これから考えていきたいと思います。今まではどこかで相手の行動は自分が変えられると思っていました。援助者であっても誰であっても相手の行動は変えられないんだと今は思っています。
 それでは援助者の役割って何なんだということになりますが、患者がかわっていけるようなきっかけを一緒に作り出していくことなのかなって今は思いながら仕事をさせてもらっています。

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