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中国料理ルーツ生い立ちコミュの医食同源(薬食同源)

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今回は少々難しいトピですみません。
でも栄養士さんや薬膳師さんが行っていることは省かせていただくとしてあくまで料理を作る上での基本的な知識に留めて進めたいと思います。

「食」と言う字は「人」と言うに字に良しと書きます。
人に良いものが「食」で、人に良い事が「食事」です。

また中国料理は4000年の歴史がありますが民間だけでは今日のような発達は望めなかったでしょう。
幾多の権力者皇帝や美食家の手を経て発達してきました。
さらに中国には東洋思想の陰陽五行説があります。
その中に「医」と「食」は同じ源を持つという思想がありました。
東洋医学では食べるものには活力、治癒効力などの特性を
持っているとされています。ですから美味しく食べて体を
健康に保つことが重要視されるわけです。

現在私達が毎日食べている食材の中には合成添加物や化学調味料がふんだんに入っています。その量は一年間で一人当たり5キログラムにもなります。

それは個人に任せるとして少しはこれは何に利くとか、体調がすぐれない時は何を食べたらいいかぐらい考えましょう。

参考の一部分ですが載せておきます。
http://www.wellba.com/wellness/oriental/top.html

上の料理は「八寳雞」と言う名の宴席料理です。ヒナ鳥の腹の中を全部出して鳥の皮の袋だけにします。
その中にもち米、銀杏、鮑、干し海老、干し貝柱、椎茸、松の実、ふかのヒレ、朝鮮人参、クコ等八種類以上の具材を詰めて蒸し揚げた手間のかかる料理です。

韓国にもこれに似た「参鶏湯」という鳥料理があります。
同じような効能だそうです。


コメント(15)

 薬膳料理のいろいろを味わったことがあります。それなりの価格がする店の料理はやはり美味しかったです。何でもかんでも投入したという感じで漢方材料が入っていましたが、その全てが混じり合った深みのある味は....、形容のしようがありません。(訂正!何でもかんでものはずはなく、数千年の経験と伝統に基づいた処方で入れているのでしょうね)。

 煮込んだ食材が美味しいというよりも、スープが飲んで美味しいという感じでした。
>Pinoさん
現在の中華料理からは「菜食同源」のイメージはあまり感じられないのは事実です。
昔から良薬は口に苦し(良藥苦口)と言ってまずいほどいい薬との言い伝えがあります。
まだまだ料理と薬は別ものとの先入観が根強いです。

中国では女性がお産をする時は地獄の苦しみだそうです。
これはあくまで年寄りの固定観念からの風習です。

お嫁さんか娘が妊娠すると母親もしくは姑さんは20〜30羽の黒鶏もしくは(うこっけい)のヒナを買い育てます。

出産後はその鳥を毎日焼酎で煮て妊婦に食べさせます。(焼酎鶏)
スープには味はつおけません。一ヶ月は続けます。
その間、風呂にも入らず風にも当たらず水にも触らせてもらえません。こうすることで年をとってから更年期障害の予防をしていたと聞きました。

最近では病院で出産しますからこんなことはありませんが
田舎ではまだ行われていると思います。
単なる迷信と言い切るには証明するものがありません。
長年の経験から導いた処方でしょう。
写真の八寳雞、とても美味しそうですね。
自分は、鳥が結構好きで、牛・豚よりも食べてます。
職場で、なんとなく体調が悪いから、手羽を4,5本と椎茸、人参、葱、生姜、その他を加えて勝手にスープを作ったりします。それを飲んで元気になったつもりで仕事します。
最近は自分のまわりでは、薬膳料理としてのメニューよりも、特に美容効果のある料理が人気みたいです。
>しょうさん
コメントありがとう!
この時は体調があまりすぐれない方のために久しぶりに作りました。時々作っていないと作り方を忘れてしまいます。
メモっても指先の感覚を取り戻すのに苦労します。

体が疲れた時は体のほうで要求があるもので汗をかいたときなどは水分を含んだものを欲します。まただるいときなどは
甘いものが食べたくなります。
私はできる限り自分の好みを作らないように心がけています。
でないと作るとき自分の好みが出てバランスの取れた料理が作れない気がします。
>けんとさん

確かに自分の好みを入れないほうがバランスが良い気がします。
でも、やっぱり偏ってしまうんですね。気を付けてみようと思います。
>しょうさん
補足させていただけば好みがないわけではありません。
はっきり言って甘党です。
自重(気をつける)しないとどうしても甘い方に流されて行きます。塩からい舌を持っているとどうしても辛い傾向になりやすいし、すっぱいものが嫌いな人は酸味を控えて作ってしまいます。

そのためにも普段から平均的な味に慣れておく必要があります。
料理によっては濃い目な味のほうが美味しいものもありますし、薄味の美味しい料理もあります。

それは素材の持ち味と料理方法によります。
たとえば魚料理でも蒸したりスープでは薄味ですが、くせのある魚や川魚では濃い目になります。
豚肉、牛肉、マトンは鳥肉より濃い味になります。
結論的には素材を生かす味付け、調理方法を見つけるということになります。
長くなりましたが料理を生かすも殺すも作り手の裁量一つです。そのために普段からベストの体調を心がけなければならないということになります。
 プロスポーツ選手と同じくプロの調理師は「体調保持」が大切なのですね。思い浮かべれば、永い単身赴任生活の際に、頭が痛いとか熱があるなどの時にパパッと作った料理が不味かったのは、体調が悪いから不味いと感じたのではなくて、作る時に気を込めていないからだったのかも知れません。
>Pinoさん
くどくどと書いていますが現場では一切何も言わずさらっと作ってしまうのが普通です。
一発勝負ですからはっきりしています。
体調をいうのは男(プロ)らしくないです。

うまく作れるか否かは作る前にすでにわかっています。
というのは、素材の持ち味、調理方法、味付け、盛り付け
等を事前に目利き、気配りができているかどうかにかかっています。
これさえできれば後は勝手に体が動いてくれます。
(イメージトレーニング)ですかね。
 なるほど!スポーツでも(仕事でも)イメージトレーニングは大事だと言いますが、調理でもそうなのですか。

 先週は台湾のホテル朝食ビュッフェで大好きな台湾粥(いわゆる「清粥」を)を食べました。シンガポールでは台湾式お粥は少なくて、広東粥がほとんどになります。シンガポールでは「潮州粥」もありますがあまり印象に残っていません。私は台湾の清粥も広東粥もどちらも大好物です。その内に中華粥についてご高見を聞かせて下さい。
>Pinoさん
わかりました。準備しておきます。
おかゆと言うと二日酔いか病気でもしないとご縁がないのですが中国人にとっては主食に匹敵するものですね。
面白そうです。では次回にお願いします。
>出産後はその鳥を毎日焼酎で煮て妊婦に食べさせます。(焼酎鶏)

故郷では「月婆鶏」と呼ばれて、人気な食べ物です。
田舎はどちらでしょうか。中国でしたら多少材料ややり方が違っても考え方、効能は同じだと思います。
焼酎鶏、四物湯、麻油鶏などがあるようです。
「月婆鶏」はどんなものでしょうか?知っていたら教えてください。
故郷は広西の一番南のところです。「月婆鶏」は鶏としょうが炒めて、焼酎も加えて煮るスープものです。
>フランシスコさん
ありがとうございます。
私は一応正業で中華料理をやっていますが、常日頃思っていることは、中華料理と言っても元々は家庭料理、田舎料理が発達したものです。
ですから料理の基本やルーツは庶民にあると考えています。
今後とも是非故郷のお話をお聞かせください。
きっとヒントがあると確信しております。

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