MONOKINGコミュの最近のＺＥＮＩＴＨ

今年はゼニスはデファイシリーズが誕生し、いわゆる“高級スポーツウオッチ”の領域に突入していきました。
個人的には最初2003年でしたかね、クロノマスターＯＰＥＮが誕生した時は感動しました。
コレがあのゼニスか！と。
ご存知の方もいるとは思いますがゼニスは以前はデザインが渋すぎて一般ウケはあまりされていませんでした。ただ“エルプリメロ”とその名がついたムーブメントだけは時計愛好家の間では評価されていました。
それが1999年ＬＶＭＨグループ、いわゆるルイヴィトンとモエヘネシーのグループの傘下に入り、現社長のナタフの元、大改革が行われたのでした。
ナタフが就任して以降のゼニスはめまぐるしい変化を遂げてきました。日産のカルロス・ゴーン氏を見ていれば企業はリーダーで変わる！というのがよくわかると思うのですが、ナタフ氏もまた時計界のカルロス･ゴーン的な勢いでゼニスを見事変貌させました。
ただ、その勢いも個人的には去年あたりからいっぱい、いっぱいになっていないか心配をしておりました。
と、いうのも同じモデルのカラーバリエーションを豊富にしたり、同じシリーズの中にも何種類もモデルをだしたり、終いには文字盤のテンプ部分が開いたＯＰＥＮ仕様を全てのシリーズに出してしまった・・・

これじゃお客さんが何を選べばいいのかも迷いすぎて決められなくなってしまうし、お店側もどれを仕入れていいものなのか頭を悩ませる・・・
そろそろゼニスも少し型数を絞っていただきたいと願うばかりです。

ちなみにＵＰした上二枚はデファイシリーズ。個人的にはここまでやっちゃうんだったらエクストリームの方がいいなぁと思う今日この頃でございます・・・・