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ベンジャミン・ゼファニアさん
詩人・人権問題や社会問題を扱った詩も多く、「黒人のスポークスマン・ポリティカルな詩人」と評されている。人権団体・動物愛護団、その他の政治的組織と活動を共にすること、アジアや南アメリカやアフリカで働くことは、自分の詩人としての役割と、また人々をつなげるという文化の本質を理解させてくれたと信じている。１９７０年代後半～１９８０年代初等に現れたパフォーマンス詩人の中で、いまだに活躍している数少ない一人でもある。１９９８年、北ロンドン大学は彼の活動に対し、名誉博士号を与えた。作品『難民少年』『フェイス』は日本語版が出版させている。２年前、エリザベス女王から勲章を与えられることになったが、イギリスのイラク侵攻に反対する彼は、それを断った。ロンドン在住。
http://www.benjaminzephaniah.com

コメント(3)

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[1] mixiユーザー 10月29日 00:45

私のコミュニティってどこにあるんだろう？あなたのコミュニティは？そもそもコミュニティって何だろう？あなたはそんなことに感心はありますか？私が初めてコミュニティを意識し始めたのは子供の頃、母と一緒に教会に行ったとき。
　その時、自分の宗教がコミュニティだと思っていた。しかし、今あなたは現在の宗教に極めて懐疑的な人間の書いた言葉を読んでいます。彼らは、私が神あるいは何らかの人間より偉大な存在を強く信じる人間であることは知っています。
　しかし、同時に私が人生で苦労しているのは自分自身、宗教心がないことや、他人が宗教というものを間違って利用していることに起因していることも知っているからです。
　そして、武道家であり、仏教に深い影響を受けた私は、アフリカから来た祖先を持ち、半分キリスト教、半分イスラム教という私の家族は、いつも宗教団体には注意しろと言う。それでも、私は精神的に昇華し、コミュニティ意識を育むべきだと言いたい。私はここに何ら矛盾があるとは思わない。グローバルビレッジと人が呼ぶ新しい世界秩序の中で、人はすべてのものの値段を知っていると同時に「無」の価値をも知っている。我々は、かつてお互いを尊いものと考えられたあの頃のように戻らなければならない。

[2] mixiユーザー 10月31日 18:43

　真実は「我々はお金に代えることはできないもの」であること。
　我々はもっと愛を必要としている、というと単純に聞こえるかもしれない。しかし、我々はそれを必要としている。「愛」とは、どんな国の言葉においても日常的に使われ、また同時に過小評価されている言葉の一つだ。
　それでは、「平和」はどうだろうか。平和とは単に戦争がないことを意味するものではない。平和とは自然発生的に生じるものではない。平和は自ずと訪れるものではない。平和とは、それを得るために努力するものである。平和とは活動である。それは、働きかけることを意味する言葉だ。
　そして、平和とは、良い時を過ごすことだけを指すものではない。多くのコミュニティにおいて、良い時について語るときは、自らが上に位置していることを意味し、従って、他のコミュニティはそのしたに位置していなければならない。
　良い時とは、どれだけ力を持っているか、自分の帝国がどれだけ大きいか、あるいは自分の信じる神がドレだけ正しいかということではない。キリスト教に主流宗派が黒人の奴隷化は神の思し召し（おぼしめし）であると布教したことは、歴史上それほどさかのぼるまでもない。
　そして今もって今日、西側の諸国の多くがかつて悪魔のような貿易で得た果実の上に立脚している。どのような神が、黒人は奴隷であるべきだと信じるのだろうか？我々の社会に、世界に、このような悪が存在することを誰のせいにすれば良いのだろうか？子供が爆弾の作り方を覚えながら成長するのではなく、大人がそれを教え、また、ある大人は、隣人の爆弾が爆発した時に備えより大きな爆弾の作り方を子供に教える。

[3] mixiユーザー 10月31日 23:49

　そして、大人はそれを「平和維持の方法」だという。もし、お互いを尊重し合うことを学べば、平和を維持するために軍隊などいらない。もし、みんなが平和であるならば国連の平和維持軍など不要である。我々は、コミュニティという精神をよみがえらさなければならない。そして、環境に優しい取り組みに前進すべきである。
　今日、私の住むイギリスでは他国同様リーダー不在が深刻だ。若い人にとっては、尊敬できる人が少ない。しかし、あらゆる意味において、若者の力が政治家たちより先進的である。例えば、環境や動物愛護、人権に関わる問題に直面したとき、若者たちは自分たちのこと以上に真剣に考える。彼らは、次の世代のことを考えているのだ。
　しかし、政治家達にとってもっとも大切なことは議員であることだ。従って、彼らは在任期間中でることを念頭において行動する。民主主義の下、政治家が常に考えていることは、次の選挙のことだけである。人間の精神は試練に立たされている。精神であるが故にいとも簡単にこのような状況に至ってしまった。賢人や科学者、医者たちは処方箋としてヨガや瞑想をすすめ、栄養士達は、菜食主義を唱えている。
　また、今日の科学者たちは、人類は自然と闘っても勝つことはありえないと言っている。自然に携わる（たずさわる）ことは最も安全であり、コミュニティ意識をもって生きることが最も発展的であるというのが、私の謙虚な意見だ。

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