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PWL音楽論コミュのCLUB-MUSICへの道

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先日に放送された音楽番組「関ジャム完全燃SHOW」を見た。
16日の蔦屋氏・ヒャダインそして、23日にはナント!中田ヤスタカ氏がゲスト出演!
偶然16日の放送を見てから、翌週の音楽解説の流れの中に日本音楽業界におけるCLUB-MUSICへの遠き道を改めて感じさせた。

まず16日の中で取り上げられたのが、PHARRELL WILLIAMSの大ヒット作HAPPY。
冒頭にヒャダインくんがこんなことを言っていた。
「この曲はアレンジがスッカスカなんです、普通ならもっと楽器を足したくなるんです」などと落としておいてから
「シンプルなアレンジ(3楽器)だからこそ、ボーカルが活きているんです」と解説。

これには思わずビックリしてしまった。
落としてから持ち上げるプレゼンは分からなくもありませんが、ちょっと違い過ぎるんではなかろうか?

この話のキーワードこそが「アコースティックサウンド」。
では何故、このような視点になってしまうのか?
ひとつは、近年における日本音楽のアコースティックの捉え方がおかしくなっているようだ。

本来ならば、少ない楽器演奏の中で、あえてパワフルに歌い上げるのもアコースティックの醍醐味ではありますが、日本の場合はその逆で、当初はフルアレンジ演奏で歌い上げていたアップテンポ曲が、
数年後になって自身のエネルギー切れから、ソフトに歌うことしかできなくなってしまうといったのが
「アコースティック」イメージ。
この流れが定着し、本来のアコースティックサウンドが見えなくなっている。

PHARRELL WILLIAMSのHAPPYはアレンジがスッカスカなのか?
これはあまりに乏しい。
この曲はどちらかと言うと、コーラス・ストリングスを含めたアカペラによって完成された
ゴスペルテイスト。
最小限の楽器(ベース・ドラム・オルガン)を加えることで、更なるノリを生み出している。

以前にも語りましたが、RICK ASTLEYカバーバージョンのように、パワフルに歌い上げるのが従来イメージではありますが、逆にPHARRELLは、鼻から抜くように軽く歌い上げている。
この軽快感こそが、HAPPYの大ヒット要素だと言える。

更には、楽器演奏が少ない例として「手嶌葵 / 明日への手紙」を挙げてしまうという始末。
「この曲に関してはボーカルとピアノだけになっている..」?
ん?これは単なるバラードじゃ??
果たしてこの感覚は大丈夫だろうか?

続いての課題が宇多田ヒカルのAutomatic。
蔦屋氏「この曲は新星R&Bと思いきや、原曲メロは演歌(歌謡曲)に近い」とし、
「アレンジ面では当時の先端R&Bサウンドに上手く歌謡メロが乗せられている」という解説。

ここでもまた、R&Bの盲点ともいうべき視点を感じさせた。
決してコブシ回しだけがR&Bを作り出すものではなく、遅らせながら歌い上げるシャクリテクニックも重要となる。
蔦屋氏が言うように、演歌テイストというのは分からなくもありませんが、一見コブシ回しを使わない曲であっても、微妙に拾い上げるシャクリでもっていく楽曲というのがある。

Aメロの始め部分「七回目のベル〜」。この時点で既にR&Bがしっかり効いている。
ここを歌謡曲のように素直に歌ってしまうこともできますが、実はこの違いが重要であり、
なかなか同じように歌いこなすことができない。
試しに「七回目のベル検定」をやってみたらいい。
「んなあ、んなかいん・めーのべーー」
ここを如何にカッコよく歌うかで決まってしまう。

他にも「いきものがかり / ありがとう」(千重子さんもカバー)の音符の並びの話などがありましたが、
それほど人は普段から音符を意識して音楽を聴いてなどいない。
Aメロ始めがドレミファソであるかどうかがポイントではなく、あくまで楽曲全体の組み立てであり、
Aメロ部分にヒット要素があるとは思えない。

これは普段から音符と睨めっこしながら曲作りをしている人の視点と、曲全体を自然に聴き入る客観視との大きな違い。

そして翌週に登場したのが、中田ヤスタカ氏。
ヒャダインくん・蔦屋氏がヤスタカ氏の楽曲作りについての質問があった。
「サビメロのちょっとした変化というのは意識して作っているのか?」

これに対し、ヤスタカ氏は「同業者からの分析はとても嬉しい」としながらも、彼の解説はソングメロではなく、サウンドアレンジでありました。
「特に終盤にかけてコード進行に変化をつけたり、オープニングのリフを重ねてみたりと盛り上げ効果を意識している」という事であった。

更に、ご自身はソングライターではなく、どちらかというとサウンドアレンジ(インスト)を売りとするDJとして評価されていたいと一言。

これらの解説から言えるのは、正にCLUB-MUSICで求められる才能そのものであり、
重要なのは楽曲の流れをどのようにして盛り上げ効果を付けていくか?

DJの歴史は、古くは楽曲紹介に始まり、プレイリストをどのようにセレクトして盛り上げるかというものでしたが、根本を辿れば、盛り上げる感性があるなら、誰よりも楽曲制作に対するセンスがあるのではないか?
現在では、DJもそういうレベルに来ているということ。

今後はヤスタカ氏+ケンモチ氏による対談のような企画などに期待したいものである。

話はPWL関連に変わりますが、ここ最近、ネット上で1枚の12インチ
96年作、TWIST / I’ll Be There(EASTERN BLOC RECORD)の価格が高騰している。

こちらは以前トピック「CLUB SOUL−PUBLIC DEMAND−」で取り上げた
CRAIG HARDY、MARTIN NEARY、PETE WATERMAN三者共作による隠れた名作PWL-HOUSE。
これはファンにとって何より嬉しい現象である。

そして先日にこの世を去ったPETE BURNSが残したコンプリートベストSophisticated Boom Box Mmxviがついに発売された。
全てのアルバム・シングルがぎっしりと詰まっているのですが、2012年にリリースされた
You Spin Me Round (Buzzing Bees Mix)が何故かこの中に収録されていない。
これはPETE WATERMANだけが音源を握っているのだろうか?

「青木隆治が言う事を聞かないの..歌が心に響かないの..」By ミラクルひかる

2016年にして、あえて研ナオコのものまねですよ、このクオリティの凄さ。

以上、また長くなりましたが..。

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