この方の生涯のトレードマークでもあるフルーツを頭に乗っけた『バイアーナ』スタイル、1939年製作の映画『Banana da terra』で初めてお披露目され、これによって彼女の人気に火がつくわけですが、火がついたのはカルメン人気だけではありませんでした。
われらがドリバル、本当は新聞記者か絵描きになろうと志してリオにやってきた彼の歌唱力と作曲のセンスが見初められ、「映画の音楽作らないかい?」と言われて作ったのが『O que e' que a baiana tem?』(バイアーナは何を持ってる?)だったそうです。 そしてこれを上記のカルメン・ミランダが新しい試みの『バイアーナ』スタイルで映画『banana da terra』の中で歌ったわけです。