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ピークオイルコミュのウィキリークスがサウジ埋蔵量は4割水増しと暴露

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ウィキリークスによる米国大使館の公電のリークを英ガーディアン紙が報じ、サウジアラビアの埋蔵量は4割水増しされていることを米国政府に伝えていたことが明らかになりました。


私の方で簡単に全訳してみました。細かいところはおかしいかもしれません。
なお、この訳文を外部で使いたい方は、私との相談の上行ってください。お願いします。


WikiLeaks cables: Saudi Arabia cannot pump enough oil to keep a lid on prices
US diplomat convinced by Saudi expert that reserves of world's biggest oil exporter have been overstated by nearly 40%

John Vidal, environment editor
guardian.co.uk, Tuesday 8 February 2011 22.00 GMT

http://www.guardian.co.uk/business/2011/feb/08/saudi-oil-reserves-overstated-wikileaks?CMP=twt_gu


「ウィキリークス公電:サウジアラビアは価格を抑えるために十分に石油増産出来ない」
米国外交官がサウジ専門家によって世界最大の石油輸出国の埋蔵量は40%近く水増しされていたと確信させられた。

ジョン・バイダル、環境記者
ガーディアン、2011年2月8日

米国は、世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアが、石油価格の高騰を防ぐための十分な石油埋蔵量を持っていないかもしれないことを恐れていることが、在リヤドの大使館からの秘密公電によって明らかになった。

ウィキリークスによって発表されたそれらの公電は、サウジ政府の石油関連の高官からのサウジは40%近くに相当する3000億バレル石油埋蔵量を水増しているという警告を真剣に受け止めるよう米国政府に促している。

この暴露は、石油価格が世界需要と中東の緊張のなか1ばれる100ドルを超えた最近の高騰とともになされた。多くの専門家はサウジおよびOPECのパートナーが、もし石油価格が需要を締め付ける恐れがあるほど高くなった時は生産量を増加させることを期待している。

しかし、サダード・アル・フセイニ(Sadad Al Husseini)氏(サウジの石油独占企業アラムコの前探鉱部長)は駐リヤドの米国総領事と2007年11月に面会し、米国外交官にアラムコの日量1250万バレルの生産能力が価格維持には必要と伝えている。

2007年から2009年の日付の入ったそれらいくつかの公電によると、フセイニ氏はサウジアラビアは10年以内にサウジの石油生産量は日量1200万ばれるに達するが、それよりも前に、おそらくは2012年頃、世界の石油生産量は最高点に達する、と話している。この危機的転換点は「ピークオイル」として知られている。

フセイニ氏は加えて、サウジのエネルギー産業は外資呼び込みに拍車をかけるために可採埋蔵量を水増ししており、アラムコは国際石油価格の上昇を止めることはできないと語っている。彼はアラムコは新しい石油が利用できるために必要な時間をかなり軽く考えていたと論じた。

ある公電には、「アル・フセイニ氏によれば、問題の要点は二つあり、一つはサウジの埋蔵量はしばしば言われるほど十分にはない可能性があることで、もう一つはアラムコやエネルギー楽観論者が描きたがるほど生産に対する時間的余裕はなさそうだということだ」と書かれている。

続いて、「アブドラ・アル・サイフ(アラムコ社の現探鉱担当上席副社長によるプレゼンテーションのなかで、アラムコはトータルで7160億バレルの埋蔵量を持ち、51%が採掘可能、今後20年でアラムコは9000億バレルの埋蔵量を持つだろうと発表した。」

「アラムコの埋蔵量が3000億バレル水増しされていると信じているアル・フセイニ氏はこの分析と矛盾している。彼の見解によれば、既存の開発された埋蔵量のうち50%はすでに達している・・・完全な減産状態で、どんなに努力してもそれを止めることはできない。彼は結果として減産によっておよそ15年間トータルとして生産量はよこばいになると信じている」

米国領事はワシントンに対し、「アル・フセイニは全くアラムコ社のラインと矛盾しているが、彼は終末論者ではない。彼の血筋、経験、見識から考えて、彼の予測が思慮深くよく考えられていると思われる。」

七か月後、リアドの米国大使館は続いて二つの公電を打っている。「我々のミッションはサウジが長期的に石油市場に本質的な影響力を持っているかを問うている。明らかに彼らは価格を上げることができるが、長期的な期間において彼らが価格を下げる力があるかどうかが我々の問題である。」

2009年10月に打たれた4つ目の公電では、サウジでの電力需要の急上昇がサウジの石油輸出を妨げるのではと警告している。「(電力)需要は人口と経済成長の結果、今後10年間年率10%で成長する。結果として、2018年に68,000MWに発電能力を倍にする必要がある。」と述べている。

同じ公電は、「サウジアラムコが既存生産の減少を置き換えるため、維持するのに苦労している証拠として」大きなプロジェクトが遅れたり事故を起こしたりしているとも報じている。「早計なピークオイルの恐れやサウジの生産の問題は過去にも言われている一方、米国政府は公式にこの件について発言したことはない。」

過去二年間、フセイニ氏の証言を支える別の著名なエネルギー専門家には、ファティ・ビロール氏(国際エネルギー機関のチーフエコノミスト)がいる。彼は昨年のガーディアン紙でのインタビューで、在来型石油は2020年にプラトーになり、良くないニュースだが、世界は深く石油に依存している、と語った。

ITPOES(ピークオイルとエネルギーセキュリティに関する英国産業タスクフォース)議長のジェレミー・レゲット氏は、「我々はハンドルを握って眠っている。世界経済が金融危機と同じくらい危険な状態で、おそらくもっと悪いという恐れから目をそらしている」と述べている。

コメント(4)

まあ、フセイニ氏はこれまでも公の場で、サウジの生産能力に懐疑的なコメントをしてきていますので、今回のリーク記事は、実際の埋蔵量がどうとかいうよりも、米国外交官がその言葉をどれだけ信じていたかという事がポイントになりそうです。

公電も訳しているのですが、なかなか時間がとれませんね。
opec 諸国で埋蔵量の水増しが行われたのは1980年代終わり頃のことで、動機はカルテル締結にあたって自国の生産割当量を大きくすること。割当量は埋蔵量に相関させる方針でしたから。これは当時のFT(だったと思う)による分析で、それを関岡さんが紹介していました。
この水増しがそのまま引き継がれているとすると、「外資呼び込みに拍車をかけるため」という説明と合いません。「そろそろ正確な値に近づけてもいいのではないか」「いや、投資促進の意味でも水増しを続けるべき」という議論があったのかもしれませんね。
daiさん

フセイニ氏がこうした主張をし始めたのは2004年頃だったと思うので、割り当てを増やすためという理由とは別に、後に出てきた事情ではないでしょうか。

割り当ての頃の水増しと比べると桁が違いますが、90年以降も少しずつ埋蔵量を増やしています。
【水説:サウジの水増し疑惑=潮田道夫】 -毎日新聞-
http://bit.ly/eAnJPy

毎日新聞論説委員長の潮田さんが先の公電リークについて記事を書かれています。


"ウィキリークスの米外交公電流出事件。いま騒ぎになっているのは「サウジの原油埋蔵量水増し疑惑」だ。日本ではあまり報道されていないようだが、大問題だと思う・・・。"


"サウジは世界の石油需給の調整弁の大役を担っており、価格が急騰すれば大増産して油価を下げてきた。だが、もうその力がないのならば、原油価格は天井知らずに上昇しかねない。サウジにある世界最大のガワール油田は生産を始めたのが1951年。さしもの大油田も老齢化には勝てず、生産量を維持するのが困難になりつつあるのではないかとうわさされてきた。"

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