1980年のAustin City Limits(テキサスのTV番組)の映像がDVD化されました。「Real Thang」が出た年で、1/3くらいは同アルバムからの選曲です。
といってもぼくはその「Real Thang」聴いてないのですが、1曲目の「Mama Don't Let Your Cowboys Grow Up To Be Babies」なんてオチャメなタイトル、これ、ウイリー・ネルソンの「Mama Don't Let Your Babies Grow Up To Be Cowboys」へのアンサーソング?なんでしょうね。アウトロー・カントリーなんてジャンルが全盛だった当時が思い出されます。歌詞がわかるともっとたのしめそうなのですが。
バンドは3ピース。ベースとドラムは黙々とバックに徹しきり、主役は、歌にギターにハープに大活躍と、俺様っぷりをいかんなく発揮してくれます。ワウワウしまくり。やりたい放題。途中でアコギに持ち替えて数曲。「Willie and Laura Mae Jones」の弾き語りバージョン、いいです。
去年?一昨年?に出たDVD「IN CONCERT」もよかったですが、やはりそれより20年前ともなると容貌からして元気。渋さ対脂っこさで言えば、後者の圧勝です!よくぞ出してくれた。Austin City Limitsシリーズは昨年はTEXAS TORNADOSなんてのを出して喜ばしてくれましたが、今年もエライです。
マイミクの好事家が日記で紹介してくれてました。
ライノ・ハンドメイドから発売の「Tony Joe White - Swamp Music: The Complete Monument Recordings」。
モニュメント時代の、というかデビューからの3枚「Black And White」「...Continued」「Tony Joe」に加えて、未発表音源43曲(うち69年のワイト島フェス10曲とフランスでのセッション7曲)もあるので…4枚組$79.98と少々お高めですが…やっぱり…買ったほうがいいですかね…。
めちゃめちゃ余裕の、限定5000枚(2年前に同シリーズから出たダグ・サーム、まだ売ってます。あわせてどうぞ!)なので、購入を考える時間はたっぷりあります!
http://www.rhinohandmade.com/browse/ProductLink.lasso?Number=7731
なお、TJW自身がライナーを書いているようで、「このブルースものが私たちに着いた後に私はエルビスがやって来たときの歌、1年または2年間、始めました。」(エキサイト訳)といった貴重な話も読めます。ありがとう、エキサイト!
あと、ついでに「Take Home The Swamp」なる親父さんの最新ライブアルバムを発見!…と思ったのですが、残念ながら一昨年出た「Hard to Handle」と中身が同じ!しかも、さらにさかのぼって「Night of the Moccasin」も同じ!どんだけこの69年頃のコンサートがお気に入りなんだか。
うっかりダブリで買った人いません?