ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

短歌 五・七・五・七・七コミュのお題『光』

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント(163)

窓硝子月の光を遮りて別れに向かう準備をしてる
やわらかに枯れ葉に注ぐ秋の陽は寄り添うようにゆるく反射す
ひかりにはひかりをかさねあたらしくうまれる顔を君は待ってる
思い出が泳ぐ光のプリズムに乱反射して歩く日曜日

目を閉じて部屋の明かりを消すまでにすがってしまうサヨナラのこと
「ひかりのように」という比喩を思いつき比喩されるものを思いつかない
絶対の孤独に影は失われ光のように死は訪れる
眠ってるひかりの服を着せ替えて季節の変わる準備とします
透明にフラッシュバックされている陽だまりだった名前のない詩
ひかりもてひかりをあらうたとうれば死をもて人の言葉をあらう
白い壁
光の作る檻の中
たしかに君の名前を呼んだ
ゆうぐれのひかりが窓を突き抜けて死者の掌の(て)のごと差し出されたり
貴方もし盲となれば寄り添いて語り聞かせむ光のゆめを
スモークと光に彩られた舞台その横顔はきっと、きっと、
灯台は月の光に濡れながら白亜紀に信号送りておらん
また一歩あなた光の中をゆく
泣けず見上げた泣きそうな空
光のなかに生きるひとらは影を見ず影に生きるは光に渇く
泣き虫の光が朽ちていく そんな祝福のみで煌めく雨だ
かすみ草提げて小さな踏切を渡るその手は光に濡れて
モニターの光を浴びてマウス引く右手の爪が伸びて居りたり
窓を滑っていった雫も光もあまりに優しくって、泣いた
何処より来たりしものかものなべて耀ういのちの終わりに触れて
せり上がり光の中へ戻れると知っていてこそ奈落の底でも
光濃くあればひかりを遠ざかるなべては深く許されている
海と空、風とひかりを手の中にお招きしたく琉球グラス
光るものなべて涙となるならん望みは遠く離りゆくもの
まだ消えぬくまどり凛々しあの光
いまだ消えずに桃源のゆめ
街灯の灯りが開く 月光と混ざる静かな眩しさの中

音のないオルゴールからやってきた光のように眠ってしまう
球体になる街並みの真夜中に花火みたいなネオンが回る

裏側のモノクロームの光り方から始まっていく切断
朔還り暗き夜道に落ちた糸
愛しき君に心灯され
見上げれば液体状の夜の中で氷が溶けて泡立つ光

不規則に点滅された窓ガラス越しの世界に淡く拡散
水面は流線形の輝きに揺れる 風の色でさんざめく

揺蕩う夜の火葬になるようなわたしひとりのタバコの光
暗室と感光剤とネガフィルム
光電素子は彼らの子孫
上下天光向かい礫の向心力手で暖めた柔い小石を
まぶたから夜の温度に灯されて夢が光になりますように

「人間の心がいつか光速を超えたらいいね」
「たぶん」
「うん」
「死ぬよ」
窓越しに水が流れていく光の開くページがたださらさらと

炭酸の感覚で生まれてきたり悲しくなるほど光だったね
憂鬱な梅雨にかざそう分光器
心求むる夏の予兆を

懐かしき古き時計の針が持つ
今は廃れし夜の燐光
シャボン玉の成長中の輝きが目一杯の手のひらの中

鮮明にみんな最初の色だった わたしの未完成が走り出す
ねぇいいかい?詩的に言うと光すら
光子と言う名の粒粒なんだ
くちびるの紅とまぶたの朱
ひかり
つよき女とよわき女と
法蔵はあまねく人を救うため
阿弥陀と成った。仏教講話

ログインすると、残り123件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

短歌 五・七・五・七・七 更新情報

短歌 五・七・五・七・七のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング