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地球温暖化について知りたい!コミュの談話室トピ(4)

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トピックを立てる程でもない話題や雑談などはこちらへ。

前トピ(談話室トピ(3))はこちらです。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=52090025&comment_count=988&comm_id=1248569

コメント(1000)

>>[959]

普通に地球温暖化問題界隈で使われていますよ。

例えば、WEBサイトは見当たらないけど、政府が作った「日本温暖化ガス削減基金」というのがあって、電力会社とかかなり出資してるみたい。研究紹介でも使われていたりするし。

(学術用語というなら「温室効果ガス」より「赤外活性ガス」の方がそれっぽい (笑))
NHKのWEBニュースが、数日前の記事にまで遡ってすべての表記を修正したのはビックリでした。WEBだったからかな? 日本経済新聞社の回答を読むと、日経新聞は改める意思はなさそうですね。調べたら、産經新聞も「温暖化ガス」と書いてました。どうやら日本では、日経新聞と産經新聞の2紙が「温暖化ガス」と書いてるようです。経済界にとっては、そのほうが都合がいいのかな?
別に普通に使われている用語だというのに、なぜマスコミの問題のように見せかけようとするのかね。
不可思議。

自分は好かん、なら別に(どうでも)ええんだけど、好みを押しつけてNHKに表記修正させた、なんていう言論テロもどきなことを自慢してるというのも、どうかと思うなあ。
僕は、報道する立場ならば「温暖化ガス」などという言葉を使わずに「温室効果ガス」と書くべきだと思いますよ。IPCC報告書を読んだって、どこにも「温暖化ガス」なんて書かれていませんし。マスコミがつくり広めた言葉だと思います。
>>[964]

はいはい、政府も使ってるし、辞書にもコメント無しで載ってる言葉を使うなと言うわけね。
時事ネタ投下。

気温上昇2度未満、厳しい予測…IPCC報告書
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20141102-OYT1T50077.html?from=tw

Summary for Policymakers
http://www.ipcc.ch/pdf/assessment-report/ar5/syr/SYR_AR5_SPM.pdf

Synthesis Report
http://www.ipcc.ch/pdf/assessment-report/ar5/syr/SYR_AR5_LONGERREPORT.pdf


http://www.ipcc.ch/


まあ、私もね、今の体たらくで2℃未満に抑えるってのは、無理だろうとは思ってるんですけどね。
>>[966]

こういう話は、「いつから、いつまで、何℃」と明記されてないことが多いんですね。

まず「いつから」について。これは「産業革命以降」だそうです。現在まで既に0.85℃上がっているので、今後1.15℃上がると、2℃に達してしまうということです。

次に「いつまで」についてですが、これは「今世紀末までに」ということらしい。

IPCC報告書:気温上昇「2度未満可能」総会で承認へ
http://mainichi.jp/select/news/20141101k0000e040219000c.html

つまり、このまま二酸化炭素を放出し続けると、今から86年以内に、あと1.15℃上がってしまう可能性が高いので、削減しないと大変なことになるぞ。対策を講じれば、1.15℃以内に抑えられる可能性もあるよ。という話のようです。
>>[967]

> つまり、このまま二酸化炭素を放出し続けると、今から86年以内に、
> あと1.15℃上がってしまう可能性が高いので、(…)。

これは違いますね。数字を細かくすればいいってもんじゃありません。

問題は、ピークでも2℃上昇で収まる程度のCO2排出量に抑えられるかどうか、です。
「今世紀末までに2℃未満の上昇」というのは、遅くとも今世紀末までには気温が上昇しなくなるように、それより前に気温のピークをもってくるという意味合いで言われているのでしょう。そのためにはもっとずっと前に大気中CO2濃度を十分に低い状態で安定させる必要があります。それすなわち、排出量を十分に低く保つ必要があるということです。

排出量を安定させるのが遅れれば大気中のCO2濃度もより高くなって、従って気温のピークもより高くなります。結果的に3℃上昇するかもしれず、4℃上昇するかもしれず、野放図に排出を続けていたら(気温上昇自体がもたらす正のフィードバックが大きく効き始めて)歯止めが効かなくなるかもしれず。

また、2℃のシナリオにしても誤差は大きいので、それ以下の排出量にしてもピークを2℃未満に抑えられるかどうかは、保証の限りではありません。ていうか、わかりません。もちろん運が良ければあまり上がらないかも知れない。けど、幸運に賭けるだけで何もしないというのではねえ。

とは言うものの、966に書いた通り私は個人的には悲観的です。今のあちこちいがみ合ってる世界でそんなことが達成できるとはとても思えないのですね。科学の問題ではないですけど。

あ、このコミュでは政治の問題は扱わないことになってましたね。
まあ雑談ということでお許しあれ。
>>[968]

「産業革命時から今世紀末までの上昇を2℃未満に抑える」というのと、「産業革命時からの上昇のピークを今世紀末までに2℃未満に抑える」というのは、まったく異なります。
>>[969]

ええ。だから、あなたの説明は間違っていると私は書いています。
2050年に、人為的温室効果ガスの世界排出量を、2010年に比べて41〜72%削減する(59〜28%まで減らす)というのは、不可能だと思いますね。
「産業革命時からの上昇のピークを今世紀末までに2℃未満に抑える」とは、どういうことか考えてみましょう。

目標とする二酸化炭素排出量削減が、どれほど実現可能性があるのかは、ともかくとして、その目標値の根拠は、大気中二酸化炭素濃度が450ppmで安定する、つまり450ppmを上限に一定になるということです。

産業革命時の1750年の大気中二酸化炭素濃度は278ppmと推定されており、2013年現在は396ppmで、42%増加したと考えられています。現在毎年2ppmのペースで増えており、このままのペースで増加すると、2040年頃に450ppmを越える見込みです。これを今世紀末までに450ppmで安定させるには、2050年の温室効果ガスの排出量を、2010年に比べて41〜72%削減する(59〜28%まで減らす)必要があるというわけです。

IPCCは、二酸化炭素濃度倍増時の推定される平衡気候感度の中央値を3℃としてきました。そして、20世紀後半の気温上昇は、二酸化炭素が原因であると言いました。平衡気候感度を3℃とすれば、450ppmで安定化するときには、産業革命時から2℃上昇する計算になるというわけです。

つまり、気候感度が3℃ならば、気温上昇を2℃に抑えるには、450ppmで安定しないといけないので、これだけの削減が必要だ、という理屈です。

しかし、941の論文が言うように、1975年〜2000年の0.5℃の気温上昇のうち、約4割が自然の気候システムの内部変動だったとすれば、昇温にたいして温室効果の寄与を過大にみていたことになり、気候感度は見直されなければならないです。
>>[972]

そういうことはぜひIPCCに言ってやってください。
一つ言っておくと、件の研究が明らかにしたのは自然変動の揺らぎの振幅がどのくらいあるのか、に過ぎないと思いますよ。
いまだに、二酸化炭素の排出量を削減すれば地球温暖化が止まると信じているなんて。、、

もし、それが本当だとしたら、日本の排出量をゼロにしても地球温暖化は防げないという話になります。

エネルギーの無駄使いは避けるべきだけど、二酸化炭素排出量を70%も削減するなんて本気で考えている国は、世界中のどこにも無いと思います。

とくに、中国とアメリカにそれを実行させることが出来るとは到底思えませんけどね。、、
心如さんは、いまいち何が言いたいのかよく分からないところがあるんだよね。嫌いじゃないんだけどね、個人的には。

私は、自然科学としての地球温暖化論に対して、温暖化懐疑論みたいな十年一日のごとき今更なケチを付けるのはどうかと思ってるけど、政治的な動きにはいろいろ突っ込む余地はあると思ってますよ。WG1の評価報告書は一級品だけれども、WG2やWG3の報告書はそこまでの水準には達してないだろうとも思ってます。

ただ、このコミュは(管理人さんの意向によれば)政治的なことを話す場ではない、ということで。だから、あんまりそういうことは言わないようにしているのです。

温暖化懐疑論者の人達というのは、個人的にはとても怪しげだと思っているWG2/WG3のレポートに関連したことは大して問題にしないのに、WG1のレポートに書かれてることにはケチをつけるのには熱心なんだよね。

おっかしいよなあと思ってたんだけど、これって、自然科学の領域のまっとうな研究相手ならば「反証可能性」があるから、反証の妥当性はともかく反証しようとすること自体は出来るから、なのかもしれんなと思っている今日この頃です。

あと、下品な奴と頭の固い奴は嫌いだね。

それと、議論をする時には他人の意見を聞いて自分の意見が変わる覚悟も持っているべきだね。
でないと、それはただのプロパガンダになってしまう。

p.s.
まあ面白がって煽ってることはあるかもね (笑)
>>[974]

> 一つ言っておくと、件の研究が明らかにしたのは自然変動の揺らぎの振幅が
> どのくらいあるのか、に過ぎないと思いますよ。

ごめんね。これはね、何を言いたいのか、分からなかったよ。
>>[977]

精進が足りないんじゃないの? (笑)

>>[963] ご無沙汰しております。久しぶりに立ち寄ってみました。
「言論テロもどきなことを自慢してる」など、相変わらず煽りのブーメランが冴えていらっしゃいますねわーい(嬉しい顔)
別に今更どうということのないニュースではありますが。

今年の世界の平均気温、史上最高の可能性
http://www.cnn.co.jp/world/35057426.html
=====
(CNN) 世界気象機関(WMO)は3日、今年の世界の平均気温が観測史上最高になる可能性があると明らかにした。

(…)

もし11〜12月の気温が予想通りであれば、今年の年間平均気温は2010、05、1998年を抜いて観測史上最高になる可能性が高いという。

「このデータは、観測史上最も年平均気温が高かった15年のうち、14年が21世紀に集中していることを示している」とジャロー事務局長は述べた。「地球温暖化に歯止めはかかっていない」。
=====

こっちはちょっぴり通好みかな。

観測衛星「いぶき」:CO2濃度測定 世界で初の成功
http://mainichi.jp/feature/news/20141205k0000e040150000c.html
=====
 【リマ渡辺諒】人間活動に伴って排出される都市での二酸化炭素(CO2)濃度を、温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」で測定することに、環境省などが世界で初めて成功した。

(…)
=====

しかし、「日本周辺はデータ不足で分析できなかった。」ってえのはどうなんでしょうねえ (笑)

JAXAのプレスリリースへのリンクも張っておきましょう。

温室効果ガス観測技術衛星「いぶき」(GOSAT)による大都市等における
二酸化炭素観測データと人為起源排出量との関係について
http://www.jaxa.jp/press/2014/12/20141205_ibuki_j.html


... う〜ん、雲がある場所は観測できないんですねぇ。
それで「日本周辺はデータ不足」なのかな?
>>[981]

「いぶき」は、地表面からの長波長放射のうちの二酸化炭素の吸収域を測ることで、大気の二酸化炭素濃度を推定するのでしょうね。いや地表面からの放射と言うと誤解されるかもしれない。地表面から射出した長波長放射は、「大気の窓」の波長域を除いて、ほとんどが、いったん大気に吸収されてしまうので、じっさいには大気から射出された放射を観測することになります。これが、二酸化炭素の吸収域でどれだけ吸収されたかを求めるのでしょう。

「いぶき」は、自然起源の二酸化炭素と人為起源の二酸化炭素を分別して測れるわけではないのですね。自然起源の放出量を推定し、それを測定値から差し引くことで、人為起源の放出量が分かるという理屈なんですね。

ここで「人為起源の放出量」と「化石燃料による放出量」は異なることに注意します。人為起源の放出量には、化石燃料による放出だけでなく土地の形質変更による放出も含まれます。個人的には、化石燃料の消費が無かった1800年頃から大気中CO2濃度が上昇していることから、土地の形質変更による放出はかなりあるのではないかと考えているのですが、これをどれだけ見込むかによって、化石燃料の寄与は変わってしまいます。

人口密集した産業活動が盛んな地域の放出が多いというのは、そのとおりですが、地上の二酸化炭素濃度を測ったところで、炭素循環を解明できるわけではないので、個人的には、地球全体の二酸化炭素収支の観測精度を高めることを期待したいと思いました。
982では、個人的な考えも少し書かせてもらいましたが、二酸化炭素循環の収支について、IPCC報告書ではどうなっているのか? 分かりやすい図があったので添付します。
出典
http://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/mar_env/knowledge/global_co2_flux/carbon_cycle.html
(IPCC第5次評価報告書より)

この図では、放出/吸収の収支の差分だけが書いてあります。数字は1年あたりの収支で億トン(炭素換算)2000年から2009年の平均値です。

IPCC報告書では、人為起源二酸化炭素の放出量は89億トン/年(炭素換算)で、うち78億トンが化石燃料燃焼及びセメント製造による放出、11億トンが土地利用変化による放出としています。これによれば、化石燃料を除いた陸上の正味の収支は、15億トンの吸収となります(26マイナス11)。つまり、陸上のバイオマスは増大している(森林は増えている)というわけですが、僕はこれに違和感を持っています。

土地利用による放出は11億トンよりもっと多く、陸上のバイオマスは減少している(森林は減少している)のではないか? 海洋の吸収はもっと多いのではないかと、個人的に考えています。
森林破壊から地球を守ろうなどというスローガンがあります。「環境」に興味がある人なら、人間によって森林が減少していることに関心があると思います。しかし、地球温暖化を唱えるIPCCが、1980年以降一貫して陸上のバイオマスが増大している(陸上の炭素収支が吸収側にある)としていることを知らない人は多いと思います。

地球の森林は増大しており、陸上の炭素収支は吸収側にあるものの、化石燃料による放出が大きく上回っているために、大気中濃度が高くなってしまっている。だから、化石燃料を削減すれば、大気中濃度の上昇を抑えることができる。というのが、彼らの論理です。

土地利用による放出を大きく見込んでしまうと、化石燃料を削減したときの効果が薄くなってしまいます。

ほんとうに、化石燃料の消費を削減すれば、大気中二酸化炭素濃度を抑えることができるのだろうか? という個人的な思いがあります。
>>[983]

「化石燃料を除いた陸上の正味の収支」って、何を言ってるのかわかんない。
>>[985]

>「化石燃料を除いた陸上の正味の収支」って、何を言ってるのかわかんない。

陸上の吸収26億トンから土地利用変化による放出11億トンを差し引いた15億トンを指して言っています。
>>[986]
それがなんで「正味」になるの?
>>[987]

> それがなんで「正味」になるの?

それでは「正味」を無視して読んでください。
この収支の図は温暖化問題に特化して、自然にもとからある炭素循環を除いているので却って誤解を招くような気がする。
>>[989]

983の図は、気象庁のページに掲載されているもので、IPCC報告書をもとに作成したそうです。僕も、この図はいいと思いませんね。陸上や海洋での二酸化炭素交換を、その収支の差だけを書いていますからね。差だけで説明するから「大気への残留」などというおかしな表現になる。
https://pbs.twimg.com/tweet_video/B8Fx1uKCQAAo_P-.mp4
再生できるかな?
GISSのデータですが、いったい何があったのでしょうか教えて下さい
上の他にもアリススプリングス、アイスランドのreykjavikgissでも、
同様の補正?が行われているようですが、
どのような補正がされたのか、ご存知の方教えて下さい。
>>[991]

これは、アイスランドのヴェストマン諸島ですね。
>>[991]

2012年のバージョンというのは、どうやって入手できるのですか?
991の動画にある
2014Versionとは、現在のGISS のデータで、
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/station_data/

2012Versionとは、GHCN version 2 のデータでしょうか?
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/station_data_v2

GHCNのデータに補正を加えたのが、GISSのデータだという理解でよいかと。
> 995

ごめんなさい、どうやら、ちょっと違いますね。

GHCN version 2は、2011年5月に終了して、それ以降は、GHCN version 3 が採用されているんですね。つまり、GHCNのデータセットが代わっている。

参考
http://www.ncdc.noaa.gov/ghcnm/v3.php

ちなみに、GHCN(Global Historical Climatology Network)は、アメリカのNOA(National Oceanic and Atmospheric Administration)の中のNCDC(National Climatic Data Center)が管理するデータセット。
GISSのデータセットは、GHCNをもとにしているんだけど、GHCNも生データではなく、補正が加えられている、ということですね。生のデータなんて、それぞれの測候所の観測記録を調べないかぎり、分からないんじゃないかな。
GHCNの補正については、この辺に少し書いてあるようですが、読んでも、じっさいにどのデータをどういじったのかは、分からないですね。

Quality Assurance
http://www.ncdc.noaa.gov/ghcnm/v3.php?section=quality_assurance

Homogeneity Adjustment
http://www.ncdc.noaa.gov/ghcnm/v3.php?section=homogeneity_adjustment
お返事遅くなりました。991のアニメーションはあるサイトで公開されていたものです。2014はすぐに引く事ができましたが、2012はどこからなのかわかりませんでした。

2012Versionとは、GHCN version 2 のデータでしょうか?
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/station_data_v2

これで間違いないと思います。

どのような理由で、どのように補正されたのか気になるのですが。詳しい内容が公表される事はないんでしょうね。
http://data.giss.nasa.gov/gistemp/graphs_v3/Fig.A2.txt
こちらに全球平均気温の元データがありますが、これも現在公表されているデータと。昨年の秋に同じところからダウンロードしたものを比較してみると、数年前のデータが少し低めに補正されているようです。別スレで整理してアップしたいと思います。

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