徳島県三好郡東みよし町コミュのおどる国文祭

27日から・・・

徳島を舞台にした国文祭があります！！国文祭とは？↓
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27日は東みよし町は俳句がありました★
あいにくの雨で晴れていた美濃田の淵や大楠を見てもらいたかったですね；；

奇岩・巨木巡り句作（東みよし町）
俳句大会
「吉野川清き流れに」
東みよし町西庄の農業者トレーニングセンターで、俳句大会「吉野川清き流れに」があり、県内外から約六百二十人が参加した。　ぶぶるパークみかも、加茂の大クス、美濃田の淵の三ヶ所を巡り、吉野川沿いの奇岩や植物を観賞。思い思いに自然あふれる風景を詠み込んだ一句をひねった。　提出された五百四十五句の中から、高浜虚子の孫で俳誌「ホトトギス」を主宰する稲畑汀子さんら十四人の選者が、それぞれ一句ずつ特選句を選定。事前に寄せられた一般の部八千六百五十八句、小・中・高校生の部一万四千五百七十五句の選考もあり、各十七句の入選作を表彰した。地元住民が作った竹製の短冊飾りと青石の文鎮が記念品とした配られ、参加者は「今日考えた俳句とともに、家に飾ります」と喜んでいた。　表彰式があったトレーニングセンターでは、藍染のスカーフや手作りジャムといった特産品販売や地元四連による阿波踊りもあった。

徳島新聞2007年10月28日（日）24面より引用

記事にも書いている特選句を掲載します。

鈴木和恵作
岩々は強き名を持ち秋の淵

国行富子作
合歓は実に流れの彫りし巌の貌

稲畑汀子作（二名が選定）
皆楠の大樹見たしと露踏みて

名護靖弘作
千年の楠の天より秋の声

河村治子作
紅葉して四国三郎美男なる

原田厚子作
伝説の淵に一艘秋闌くる

柴田夷浪作
虚子の道十月桜もて迎えふ

妹尾藻外作
道問うて祖谷の通草をよばれけり

高瀬竟ニ作
水澄みて刻澄みて我が前を過ぐ

神原鹿山作
萩むらや抱き括れば花こぼす

松村孝作
冬に櫓はへの字に置かれ秋黴雨

岐志津子作
秋桜美濃田に丸き阿波ことば

松原雅子
大花野アンパンマンの列車行く

以上
十四名が1人一句ずつ選びました！！
ちなみに二名が選んでいる稲畑汀子さんは俳句会のものすごいお偉いさんらしいです。しかも今回の審査委員長です！！
選定の時は名前は載ってなくて句だけで判断するので無記名でもスゴイ人の俳句は人をひきつける句を書くとばあちゃんが感心していました