「戦場体験放映保存の会」コミュの戦場証言取材待機者リスト

軍歴表が当戦場体験放映保存の会に返送されて現状担当者がおり、取材調整中で近日中に対応が迫られている方々（先方の理由で止まっているものも含めています）のリストアップです。
取材確定の際は取材同行・補佐等の協力の程、お願い申し上げます。

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2007年1月8日現在
◎松村龍雄さん　（東京都練馬）27師団「極」　第2913衛生兵
◎石橋直人さん（横浜）南西諸島航空隊で終戦間際に特攻機の整備に携わる
◎鈴木佐武郎さん（厚木）近衛師団（東部17部隊）　野戦郵便隊に所属
◎山本静男さん（佐倉市）駆逐艦「朝霜」に乗船
◎鈴木健一さん（和光市）海軍第一特別陸戦隊（空挺のお話が聞けるかもです）

現状担当者がおり、取材調整中で近日中に対応が迫られている方々
（先方の理由で止まっているものも含めています）

田所
◎神保忠次郎さん（東京都中央区）
◎江口十四一さん（東京都府中）第12師団
◎白崎勇次郎さん（藤沢市）
◎松浦俊郎さん（東京都杉並区）ルソン島

山賀
◎宇賀神実さん（東京都墨田区）

岡田
◎寺山佳夫さん（さいたま）通信兵

中田
◎吉野明さん（横浜）
◎渡辺憲一さん（東京都新宿）支那派遣

浜畑
◎松永光男さん（横浜）キスカ、アッツの生き残り

清水
◎鹿児島五郎さん（東京都葛飾区）衛生兵
◎梶泰治さん（東京都墨田区）　北支
◎横田誠夫さん（千葉）シベリヤ
◎氏丸藤市さん（尼崎）

張替
◎横尾肇さん（東京都渋谷区）＊一回取材はしていますが、途中ということで。
◎関口武雄さん（さいたま）通信兵

提橋
◎住原達郎さん（東京都北区）第114師団下の工兵第114連隊、工兵・南京攻略・ウエワク
◎黒澤丈夫さん（群馬）海軍兵学校（63期：124名：昭和11年３月卒）・戦闘機操縦兵
◎シベリア抑留経験者で陸軍・砲兵と海軍零戦乗の二人

[2] mixiユーザー 04月22日 14:54

昨日（2007.04.21）のネイビークラブ21定例会講師の茂在氏は短期間ではありますが海軍に在籍していました。
戦場・戦闘経験はありませんが、高等商船学校での海軍予備生徒としての軍事教育の様子や、海軍にとっては太平洋戦争前で平時状態であった時期に入団し、みっちりと訓練出来た（されていた）経験をお持ちの方です。艦橋で強風に吹かれながら30時間ぶっ通しの戦技訓練はなかなか聞けないと思います。また、自分の記憶では太平洋戦争前の海軍経験、高角砲指揮官の方の取材はしたことがありません。
取材交渉はこれからですが、詳しい軍歴は取材確定次第MLにて流します。取材の際はご協力の程願います。

茂在寅男さん（耳は遠いですがかなり元気ハツラツな93歳！）

1914（大正3）年茨城県生　現在千葉県市川市在住

1983（昭和13）年東京高等商船学校航海科卒業と同時に海軍へ召集される

同年　巡洋艦「摩耶」に乗艦、二分隊士高角砲指揮官の任務に着く。

しかし、半年後に訓練中、風邪から扁桃腺炎を起こし、海軍病院へ入院、「急性肋膜炎」と診断され召集解除となる。

〔１万トン巡洋艦　摩耶〕

重巡洋艦高雄型の四番艦として神戸川崎造船所で起工、1932（昭和7）年6月30日に竣工、第二艦隊第四戦隊に編入。1933（昭和8）年7～8月、海軍特別大演習観艦式に参列。1937（昭和12）年8～11月上海上陸支援など北支方面で行動。1939（昭和14）年12月砲術学校の練習艦となる。1944（昭和19）年10月23日、パラワン水道にて米潜水艦デースの雷撃を受けて沈没。12月20日除籍

〔高角砲指揮官〕

艦橋の天辺にある防空指揮所にいて、敵機の方位と高度を測定し、各高角砲に伝える。

摩耶には左右舷に各2基、計8門を装備、これらの高角砲を統括するのが高角砲指揮官である。士官1人がその任にあたった。

〔40径八九式12.7ｃｍ連装高角砲〕

日本海軍の巡洋艦に広く装備された主要対空兵器。5,500ｍの高度から進入してくる敵急降下爆撃機を撃墜するために開発されたもので、1基あたり60発、2基で120発の弾丸を発射する。砲初速は830m/秒、最大射程15,600m、発射速度は毎分14発。

※しかし、ほとんど命中することは無く、一万発中に1発当るという確率。。。もっぱら弾幕替わりとして使用された。

〔参考文献〕

ミリタリー・クラシックスvol.17「高雄」型重巡洋艦/ソ連軍大進撃（イカロス出版）、日本陸海軍事典上（新人物往来社）

以上

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