米国、南NJ州クリスチャン教会コミュの神の国はすぐそこに来ている。

神の国はすぐそこに来ている。
マルコ：1:14-15.

旧約聖書では、イエス、キリストについて述べるのに先立って、イザヤ書に予言されている＜荒野に叫ぶ者の声がする。主の道を用意せよ。＞（現代訳、イザヤ40:3）として現われた、バブテスマのヨハネについて述べています。何をするにも準備が必要です。イエス、キリストが神の国の王として私たちの世界においでになるに当たっても、神はヨハネをつかわし、あらかじめ周到な準備をおさせになったのです。

ヨハネはイエスの親戚にあたる、祭司の家に生まれましたが（ルカ1:5-13）長い間エルサレムと死海との荒野で、イナゴと野蜜を食べ禁欲的な生活をおくっていました。しかしイエスが活動をおはじめになる時が近ずいた事を知った彼は、人々にイエスをお迎えする用意をさせる為に、罪の悔い改めをうながしヨルダン川で洗礼を授けていました。

ヨハネは多くの人々の信頼と尊敬をうけていた、評判の優れた指導者でした。しかしあとからおいでになるイエスを人々に紹介する案内役の立場をわきまえて、謙虚に、その役目をはたしていました。ヨハネは後に、ヘロデ王が兄嫁と結婚したことを、厳しく批判したために投獄され、首を切られて最後をとげました。（マルコ6:14-29）自由人であったヨハネも、イエスの前では奴隷に過ぎないと告白しています。

ヨハネは多くの人々の信頼と尊敬をうけていた、評判の優れた指導者でした。しかしあとからおいでになるイエスを人々に紹介する案内役の立場をわきまえて、謙虚に、その役目をはたしていました。ヨハネは後に、ヘロデ王が兄嫁と結婚したことを、厳しく批判したために投獄され、首を切られて最後をとげました。（マルコ6:14-29）自由人であったヨハネも、イエスの前では奴隷に過ぎないと告白しています。

＜神は約束通リ御子をお遣わしになり、人間としてこの地上に生活させられた。＞（ガラテヤ4:4）イエスは、地上の権力を意識しながら神の国を宣言されました。当時二つの巨大勢力、エレサレムの宗教的勢力とローマの政治的権力は、地上の勢力を誇っておりましたが、民衆は希望を失い絶望的な日々を過ごしていました。そのような時に、イエスは神の国が来たことを告げられたのです。

罪とは犯罪や不道徳のことだけではなく、的を外れた方向違いの生き方のことです。神と隣人を愛さないことが罪なのです。イエスは、この世的な考え方と生き方を根本から変えて、神の国の到来を告げる福音を信じなさい、と言っておられるのです。アメーン。