attache caseコミュのお金が無くても勇気があれば逃亡できる？！

出来るかもしれませんね。
みなさんは沢本耕太郎の「深夜特急」をご存知でしょうか？
全６巻までの文庫本で内容は簡単に説明すれば「一人旅」です。

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く。ある日そう思い立った２６歳の＜私＞は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、町の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや・・・。一年以上にわたるユーラシア放浪が、今始まった。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ！

とのくだりなのですが、彼、沢本耕太郎は２６歳の時、机の引き出しに転がっている一円硬貨までをかき集めて１９００ドルを作り、仕事の全てを放擲して旅に出ます。「デリーからロンドンまで乗り合いバスで行くことができるか。」その酔狂な旅の途中で、彼はさまざまな場面に出会っていきます。

彼自身の本当の旅物語。
決して色あせることない永遠のノンフィクションです。

読んだ者で勇気をもらい旅に出たものも少なくはないでしょう。

人生は一度きりしかありません、自分の人生をどう使おうと自分次第。悔いの残らぬように一日、一日を過ごして生きたいものです。

お金は作ろうと思えば作れます。
思い出はお金がいくらあっても買えるものではありませんし

それこそ

プライスレスです。

バッグ片手に思い出作りの「旅」に出るのも悪くないかと・・
そう思ってなりません。

写真１）大沢たかお主演で一時期放送されてたドラマ版「深夜特急」

写真２）沢本耕太郎「深夜特急」

写真３）今行きたい国’チェコ’