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JEGOGコミュのCD:ミート・ザ・デモンズ・オブ・バリ

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'98年にキャプテントリップから「ドラム超人/バリの悪魔と出会う」というタイトルでリリースされた作品(廃盤)が、'07年3月同レーベルからリマスター/未発表曲を追加し再発されたものです http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NQRVEE/hibinoginban-22/ref=nosim/ 。このアルバムの存在は発売当時から知っていたのですが、今回の再発アナウンスでスアールアグンが全面参加していることを今更ながら初めて知り、慌てて聴いてみました。
 1997年2月2日-14日、バリ島ヌガラでのライヴ録音。二人のドイツ人ドラマー、マニ・ノイマイヤー(グルグル他)とペーター・ホリンガーが、スアールアグンとジョイントしたセッションアルバムです。
 作曲クレジットはトラッド-ノイマイヤー-ホリンガーとあるのみですが、少なくともスアールアグン側の演奏はこれまでCDやライヴで聴いた彼らの枠を遥かに超えたものです。6種のジェゴグの組み合わせで、四音階の懐かしく神秘的なメロディラインでミニマル展開していく、いつものスアールアグンのアプローチ...ですが、基本のメロディラインのノリがいつもとは違っていて高速ドラミングの間を縫うような強い躍動感が印象に残ります。また、スアールアグンはいつもの演奏でもジェゴグだけではなく他の打楽器類や笛も使われるわけですが、本作で珍しく多用されているのが金属のガムラン(昨年の来日公演では使っていなかったような気がしますが)。ジャケット写真でドラマー二人の間に座っているスウェントラさんが手に持っているのがジェゴグ用のマレットではなく金属ガムラン用のそれなので、ここでの味付けはスウェントラさんの担当と推察されます。金属ガムランはジェゴグの四音階ではなくてたぶん五音階なのでさらに微妙なアンサンブルと音響効果が加えているのも好ポイント。
 ノイマイヤー&スアールアグン共に、過去数枚のアルバムと来日ライヴを見ている私ですが、両者の「おいしい要素」がうまく抽出・融合した大傑作だと感じました。

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