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竹輪句会コミュの第124回句会 披講

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コミュ内全体

皆さま、昨晩はおつかれさまでした。
冬に入り、天気はあいにくの雨でしたが、皆さまの句をしみじみと鑑賞することができました。季節の変わり目ですので体調にはどうぞお気をつけください。

取り急ぎ披講をアップします。投句が21人で計84句のはずが85句ありましたので、もしかしたらどなたかのお名前を書き忘れているかもしれません・・・その他、記入漏れ誤記などございましたらお知らせください。コメントもよろしくお願いします^^


2016年11月14日(月)@新宿二丁目akta

参加者(席順):竜光、オクタビオ、潔、亮、どんたか、小太郎、ザ、ホリエ、はまんこ、浩平、守ン暴、けい、翼
代理投句:アガシ、凪太、ゆう、今朝、早子、泡沫、さいとう、マッサン
選のみ:林蔵

投句:兼題2句(七五三、葱)+当季雑詠2句=4句
選句:4句


〈5点句〉
葱青し誰も死なない一日に  潔

〈4点句〉
七五三一等父のうつくしき  亮
うちに来る鳩にも事情今朝の冬  けい

〈3点句〉
友が来て葱の短くなる夕べ  泡沫

〈2点句〉
負いかぬる父祖の寸地の葱畑  アガシ
輝きはポリエステルよ七五三  さいとう
刻み葱迷彩柄に落ちてゐる  翼
冴ゆる夜やひとの体臭もち帰り  亮
バービーの人体比率七五三  今朝
維持輸液とても透明冬満月  今朝
千歳飴すっぴんでシャッター上げる  翼
泥葱の横に縦にと置かれおり  浩平
徘徊の母の語りし七五三  アガシ
冬着出すポッケの底に硬貨をり  どんたか
冬の鵙生家に知らぬ人の住み  亮

〈1点句〉
バスの中婆一人いて千歳飴  竜光
くったりとした葱が好き私はね  はまんこ
七十億人いま生きてゐる七五三  潔
青空の青消えゆけり冬隣  翼
この辺に神社あるらし七五三  浩平
葱一本母の寝息の細長し  泡沫
桃色や電気行火の色問えば  浩平
足あとの遠いほうから湯冷めして  泡沫
一段と騒がしき歯科七五三  凪太
冬立つに隠る二の腕目の寂し  マッサン
礼服のベルト緩めて葱抜きぬ  凪太
時雨忌やビニル傘やや目深にて  ザ
区切りとか倦怠期とか七五三  ホリエ
袋麺唯一の良心葱刻む  オクタビオ
七五三記念写真の靴いずこ  泡沫
讃美歌を聴きそむ子等も七五三  けい
十一、九、七、五、三、一、へそまがり  早子
水に浮くならば仲間や鴨の群  浩平
青葱の切り傷癒えるごとく伸び  ザ
アメリカにトランプ氏歯に詰まる葱  さいとう
一人でも淋しくはない毛布出す  マッサン
神の留守勃起のち立ち眩みけり  さいとう
後輩の胸毛の濃さや冬の立つ  守ン暴
葱を手にずんずんと来てホラーめく  今朝
葱刻むわたしに探すオノマトペ  オクタビオ
枯蓮や沈みかけたる船を出る  けい

-----------
銀杏落葉やフットサル球抜けてゆく
掛け布団重たし軽き眠りかな
葱挿せば香る独り身ポリ袋
しぐれ虹はぐれ子の目印となり
アーメンと祈る窓辺や葱畑
音もなく忍び寄る寒毛布引く
臍曲げて痂(かさぶた)色の冬紅葉
冬満月坐薬と思ひ受け入れぬ
旧友のシャドウどぎつし葱刻む
海鳴りかとも高原の雁渡し
をのこなる紋付袴七五三
森茉莉の記憶の中の牛とねぎ
家族ってこんなもんなん七五三
初鍋や一人前の葱を切り
木漏れ日を浴びて石蕗主役になる
お歳暮やひとつ増えたる送り先
自転車とリュックと葱や留学生
コート脱ぎ尾道の坂膝笑う
冬帽子心もとなし頭(こうべ)かな
転ぶ手に舞う振袖や七五三
山粧う訃報のLINE鳴り止まず
箸の先薬味の葱を二つ三つ
予想せずこぼれて涙きざむネギ
愛ゆえに引き取めてはならぬ秋空に(原文ママ)
小春日の歌旧き歌ふるからぬ
ものかげに息を潜めて冬の月
通夜食の仕舞い頂く菊膾
初冬の風一人寝数を数えおり
句友からもらって照れて千歳飴
朝飯を揺り動かす午葱の香す
息白くあまりにもまん丸い月
湯気の先シャキシャキと君葱を食う
白葱の涙ほんのりうす味に
七五三疲れてコメダ珈琲店
七五三セピアの父の知らぬ顔
七五三紅に憧れ五歳の子
昏れがての星の一粒葱を抜く
凩や寒心堪えぬ朴政権
複々線工事着々秋暮るる
片つばさ帆をなし流る手負鴨
千歳飴五月みどりの店になう
七五三町の社の昼しずか
筧草の流れる前に七五三
ザックザク山盛り二つ葱刻む


以上です。

コメント(7)

けいさん、アップありがとうございました!

さいとう選です。

区切りとか倦怠期とか七五三

七五三は子供にとって区切り。
七五三の子等に関係ないであろう倦怠期。
単に子供による子供のための七五三を詠んだのではない感じがよかったです。

冴ゆる夜やひとの体臭もち帰り

冴ゆる夜と体臭の取り合わせが好きです。
そんな夜だから体臭も際立つ。
「ひと」の表記が人でもヒトでもないのって、なぜでしょうか?

後輩の胸毛の濃さや冬の立つ

胸毛があたかも冬を乗り切るのに役に立ちそう。
冬は、Tシャツからはみ出す胸毛を目撃する機会が減っちゃいますよね。
貴重な胸毛発見の瞬間でしたね。笑

葱一本母の寝息の細長し

母は病気なのか、ご高齢なのか。
そんな母に葱一本が何か役に立つのであろうって思えました。
寝息の細長さ、ぼくには全くないです。ゴジラと言われるほどの鼾をかいちゃうので。笑
七五三ゲイの家族に父二人    やましな

杉山麻里子著『ルポ同性カップルの子どもたち、アメリカのギビーブームを追う』によると、
2013年のアメリカでは同性婚カップルが69万組もいて、
その内112000組のカップルが18歳未満の子供を育てているそうです。
その内23%がゲイのカップルだそうです。
日本でもゲイのカップルが子育てしている可能性はあるでしょうが、
たぶんその子を七五三の宮参りに家族そろって参ることはまだなさそうですな。
あすたです。参加する気満々だったのがいろいろ悪条件が重なり力尽きたような印象です。
忘年会には参加するぞ、おー!......なんて。

○泥葱の横に縦にと置かれおり
抜かれたばかりで泥のついた葱だからこそ無造作に置かれているのだと思うのですが、横に縦に、といくつか整理しながらやろうという農作業にいそしむ人の気持ちが表れていて好感を持ちました。

箸の先薬味の葱を二つ三つ
薬味をそばつゆか鍋の取り皿に入れようとしているのでしょうか。ざらっとすべて入れてしまうのではなく二つ三つつまんで入れようとするところにこの句の個性が出ているんだと思います。共感をもっと多くするならこの句にもう一動作が欲しいところ。

○後輩の胸毛の濃さや冬の立つ
陰毛じゃなくて胸毛。世代的にはかなり上になってきます。単純に暖かそうだな、といえそうですが、そんな中年少者の中に見えた男らしさに自身の不足感を感じてそれが冬の訪れに重なったのかとも。

○葱刻むわたしに探すオノマトペ
音を自覚することから縁遠い生活を送っていたのでしょうか。日常にオノマトペを探すのだっていいじゃないですか。

臍曲げて痂色の冬紅葉
かさぶたの色が濃く色づいた冬紅葉に似ているのはわかります。でもかさぶた色って決めつけるのは理解されにくい気がします。

◎葱青し誰も死なない一日に
華やかではないけれど生命力みなぎる青い葱。今まで様々な人の訃報を聞かされている中での静かな一日。

コート脱ぎ尾道の坂膝笑う
尾道という坂の急な街のイメージに寄り掛かり過ぎている印象。

一段と騒がしき歯科七五三
七五三って季語はつき過ぎになりやすくて難しいかも。これはどうしても「歯科」じゃなくて「歯医者」と詠んでみたいのです。
cf.歯医者より黄色き声や七五三

湯気の先シャキシャキと君葱を食う
cf.サキサキとセロリ噛みゐてあどけなき汝を愛する理由はいらず 佐佐木幸綱
こんにちは。ういろうです。沖縄もようやく寒くなってきましたとかいってあいかわらず裸足ですごしています。東京は11月の積雪でしたね。あっという間に冬になりました。みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
今回も選にてバーチャル参加をさせていただきます。


◎ 通夜食の仕舞い頂く菊膾

今回、私の中の一等は選外の中にありました。この句のどの部分からも喪服に身を包んで段取りを粛々と運んでいく葬儀のイメージが伝わってきました。少し難を言えば、その葬儀空間の仕立てが完璧すぎて、一読では季節感が次の手に回っているように見えてしまうことでしょうか。しかし何度か読んだ後、菊膾が出される秋は、葬儀のしきたりの一つ一つが際立つ季節なんだなと思い起こされました。私も慣れない葬儀のしきたりに馴れ始める年齢になってきました。

○ 一段と騒がしき歯科七五三  凪太

歯医者の待合室の子供の声は、不安で興奮気味になっていてかわいいと思いたくても鬱陶しいと感じてしまうものですね。子を持つ人生と子を持たない(私たちの)人生の対比も浮き出してくるような気がして、この句会で一層おもしろさが引き立つ句だなぁと感じました。


○ 袋麺唯一の良心葱刻む  オクタビオ

整える気もなくあふれ出た中七(中九?)が、独り暮らしの「ダメ生活」への誘惑と抵抗そのもので楽しいです。そんな生活にせめてもの葱の季節感が届いてよかったです。また明日から、良心の痛まない生活を…したいけど、セーブしたゲームがもう一息でいいところ、その前に出会い系SNSを覗き見して、ライン来て、TVドラマの時間になって、エロ動画も見たりして…。


○ 友が来て葱の短くなる夕べ  泡沫

葱は独り暮らしが際立つ食材ですねぇ。友人との鍋、あったまります。袋麺を夕飯に食べる友人を呼んであげたい。(笑)



私の4選は以上ですが、今回はもう少し気になった句を。


小春日の歌旧き歌ふるからぬ

ルクプル?いいなぁ。思い切った反復表現、効いていますね。


冬の鵙生家に知らぬ人の住み  亮

言葉の間合いが美しく、きりっとした淡彩画のような風情に心惹かれたのですが、「モズのはやにえ」を想起すると、ちょっとイメージがつきすぎて私の中では魅力がそがれてしまいました。情景としては冬のモズがまさに素晴らしいと思うのですが…。


バスの中婆一人いて千歳飴  竜光

老婆から千歳飴への飛躍、…バス?お出かけ?…孫のお土産?…幸せ?さみしげ?…と、推理小説のように想像の中でその間隙がだんだん埋まっていきます。描いた世界は「切れ」があるいい句だと思ったのですが、中七の言葉の運びに隙が多いのが残念でした。「いて」の言葉の緩みが「婆」の言葉の言い捨て感を救えず。思い切って「いて」を切り捨てて字足らずにしてもいいぐらいの鋭さを内包しているはずと感じました。


転ぶ手に舞う振袖や七五三

お参りの一瞬を上手い言葉遣いで活写していい句だなぁと思いましたが、逆にテレビドラマのプロットのような出来すぎた味わいが俳句としてはあざとさに映ってしまいますか。連句の中の一句だったとしたら出色の付けとして評価されただろうなぁと思いました。


拙作)
イベントの陰に節句や七五三
振り回す程に扱ふ葱のたくましく

今回はちょっと長めにコメントさせていただきました。ごちゃごちゃと言っておりますが、拙作はこんなもんです。上の文章も、こんなもんの人の一感想としてお受け取りください。
では、また次回。もうあっという間ですね。楽しみにしています。

すみません、一回投稿したものを推敲に削除して再投稿しました。コメント番号が跳んでしまったようです。
こんばんは、けいさん披講をありがとうございました。
すっかり遅くなってしまったので、もうどなたも気づかないかもしれませんが、
忘年会にいく前に、こっそり選句させてください。

いつもより時間をかけて選んだのですが、
味わい深い句がたくさんあって、迷いました。

友が来て葱の短くなる夕べ

中七の表現がとても素敵だと思いました。
食材が減っていくぶん、暖かい時間が積み重ねられていく、
という対比になっているのも、うまいなあ。
全体的に控えめな描写で、より楽しさや幸福感が伝わってきました。

維持輸液とても透明冬満月

僕の勘違いかもしれませんが、
いつも以上に冷静な視点と美しい描写が、
句に描かれなかった作者の感情や出来事をしっかり象っているように思います。
切ないです。

くったりとした葱が好き私はね

屈託がないというか、妙に色っぽいというか。
口のなかで転ばせてみても、いい感じに決まっていて。
たぶんフィクションなのだろうけど、偽物っぽくなくて。
映画のワンシーンみたいな句で、好きです。

うちに来る鳩にも事情今朝の冬

「あるある」のような親しみやすさがありつつ、
情景描写がとても独特で、いいなあと思いました。
なんともないような景色を、きっちり句にして、
確かな共感をよべるってすごい!

以上、早子選でした。


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