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とにかく怖い話。コミュの派手なコート。

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実話です。
コレは6・7年前に私が体験した話なのですが
大して怖くないかも知れません、多分霊体験では無いと思います。
後、解り難いかも知れませんのでご了承下さい。



季節は秋口、住んでいた所はまだまだ暑い時期だったので
日中は半袖夜でも長袖を着ていれば十分の時期でした。

その日は私も含め出不精の友人二人(A・Bとします)と私の車で
夕方から少し遠出しご飯を食べ、出不精3人組だったため7時も回ると
誰とも無しに「帰ろう」と言い出し自宅付近まで帰りました。

取りあえず友人BはAの家に向う途中だったので、最初に下ろし
其処から車でも1分も掛からないAの家に向いました。

Aの家は道の一番奥、突き当たりになる為、Uターンが出来ません
かといってバックで出るには道が細過ぎてまだまだ運転技術に
自信の無かった私には無理そうだったの、そこから200メートル離れた
マンションの入り口に「頭突っ込んで向き変えて来よう」と言う事に…。

因みにそのマンションは5メートルぐらい上の山の中腹に建っており
その奥には墓地、更に道を挟んで向かい側には母校の小学校の裏門。
なんとなーく、夜通るには不気味な道でしたが、家も沢山有り
その短い車中、Aとはその手の話になり…。


私「やっぱり夜は怖いよねー」

A「こっち側は校舎古いもんねー」


そこは山型の坂道でマンションの入り口は丁度頂上から少し下った所。
その一体だけ街灯も無く車のライトが入り口を照らした瞬間…。


私・A「…―――?!!」


二人して声に鳴らない悲鳴、一気に早くなる鼓動に冷や汗!
ブレーキを圧そうとした脚でアクセルを一気に踏み込み入り口を
物凄い速度で通過、そのまま角を3つぐらい曲がるまでアクセル全開で
住宅街をほぼ暴走し、ある程度開けた明かりのある所まで駆け抜けました。

車を停めて二人で視線を合わせるとどうやら友人も見たらしく…。


私「…今の見た?」

A「…二人居なかった?」

私「…原色緑とオレンジだった?」

A「…うん、髪の長い女の人だったね…」


二人で街灯の無い狭い道の入り口に、派手な原色のオレンジのコートと
緑のコートの髪が腰ぐらいまで有る女二人が立っていたのです!
しかも、パッと見だったけど同色の帽子を二人ともかぶって…。


私「可笑しい、あんな真っ暗な場所に女の人が立ってるとか!」

A「…そうだよね、しかもコート着てるし二人ともそっくりだし…」

私「…どうする?あの場所通らないと帰れないし…」

A「…ね、どうしよう…怖いけど確認する?」

私「……そうだね…」


と、言う事でその場でUターン、もう一度その場所へ向いました。
勿論其処にはその二人が立っており…良く見たら二人ともサングラスを
しているように見え、某ゴージャス姉妹の不気味版みたいな二人組み。

2度目と言えど動悸も早まり冷や汗…。


A「…居たね…良かった、人みたい…」

私「…だね、けどコートにサングラスに帽子って可笑しくない?」

A「……多分旅行帰りでしょ…」


多分違うと思うけど、それで片付けその日は友人を送って終わりました。

次の日、バイト先に付近に住んでいる人が居たのでその話をしましたが
「見た事も聞いた事も無い」と冷たい返事、そんな変わった人は居ないと…。

しかし、1週間ぐらいして前回話した日休みだったおばちゃんに
話をすると「あーあたしも見たー!」との事、しかも聞いてみると
私よりも1週間以上前の同じぐらいの時刻に全く同じ服装でした…。
そのおばちゃんはホラー映画も笑って見ちゃう程の兵なのですが
その二人を見た時にあまりにも怖くて逃げたとの事…
そして、私達と同じ様にUターンして見に行ったら居なかったらしいです。

私達より1週間以上前なら確実に夜でも蒸し暑くコートなど不要
夜で街灯も無いのに多分サングラスしてたし…。
よくよく考えてみると、その場所から数メートル離れた場所には
街灯がちゃんと有ったのに、何故その場所だったのか…。
何年もたった今でも不思議な二人組み、本当に人だったのか謎ですが
それ以来夜はその道を避けていたので見てません。


怖く無い話で申し訳有りませんが
最後まで読んで下さり有難う御座います。

コメント(6)

某ゴージャス姉妹の不気味版とあるけど、某ゴージャス姉妹本家も十分不気味ですから手(パー)

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