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暦、二十四節気を定期配信コミュの12月6日「小田原、秋葉権現火防祭」です。

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■12月6日「小田原秋葉権現火防祭」■
 
「秋葉権現:あきはごんげん」は、秋葉山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神です。神仏分離・廃仏毀釈が行われる以前は「遠州大登山秋葉寺」(しゅうようじ)から勧請された「秋葉社」が全国に広まりました。
 
観音菩薩の化身とされた信州出身の秀修験者・三尺坊の没後、「秋葉三尺坊大権現」として祀ったことが起源。観音菩薩を本地仏とし、75の眷属(狐や龍神など)を従えます。
 
「秋葉」の由来は、嵯峨天皇から寺に賜った和歌の中に「秋葉の山に色つくて見え」とあったことが由来、「行基が秋に開山したことによる」「焼畑に由来する」などの異説も。
 
秋葉三尺坊権現は「火難除けの神」として知られ、全国各地に「秋葉講」が結成され、遠州秋葉参りが盛んになりました。また、遠州秋葉参りできない人々の為に、地元に「秋葉権現」を勧請。秋葉講社の数は、盛時には全国3万余を数えました。
 
慶応4年(1868)神仏分離・廃仏毀釈により、修験道の神である秋葉権現は廃されました。明治6年(1873)遠州大登山秋葉寺は廃寺に追い込まれ、当時の国家神道の「秋葉神社」に強制的に改組されました。
 
「小田原秋葉権現火防祭」は、「秋葉山量覚院」で行われる火防(ひぶせ)祭です。秋葉山量覚院は江戸時代の小田原城主・大久保忠世が信仰していた遠州秋葉大権現の分社として設けられました。
 
「火之迦具土大神」(ひのかぐつちのおおかみ=火の幸を恵み、悪火を鎮め、火を司り給う神)を祭神として祀ります。火防の神様として全国各地から、消防や火力発電など「火を取り扱う仕事」の関係者が、お参りとお札を求めに訪れます。
 
防火祭では、修験者装束の山伏が天下泰平の祈願を行い、山伏問答をした後、オキの火の上を渡る「火渡り」の儀式が行われ、無病息災を祈願します。
 
秋葉山量覚院
◇神奈川県小田原市板橋544
◇箱根登山鉄道「箱根板橋駅」徒歩10分

◇ ◇ 編集後記 ◇ ◇
日本古来の修験道や山岳信仰からの山伏は廃仏毀釈、国家神道の奨励によって姿や形を変えてきました。天下泰平、国家安泰を常に祈願していた修験道の色を残した秋葉権現火防祭は見ごたえのある祭礼です。
季節は12月初旬で暖かい冬とはいえ各地で学級閉鎖の報道です。今年はノロウイルスの影響で体力を消耗し風邪をひいてしまいます。読者の皆様、お体ご自愛専一の程
筆者敬白

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