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懐かしい物ふぁんくらぶ♪コミュの超獣戦隊ライブマン

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コミュ内全体

1988年(昭和63年)2月27日から1989年(平成元年)2月18日までテレビ朝日系列で毎週土曜日18:00 - 18:25に全49話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第12作である。



あらすじ

科学者育成学校「科学アカデミア」が、その卒業式の日に襲撃を受けて全滅した。天才だけで人類支配をたくらむ武装頭脳軍ボルトが、アカデミアの在学生3人を味方に引き込み人類に挑戦してきたのだ。

それから2年。生き残った天宮勇介ら3人の若者は、アカデミアの校長だった星博士の支援のもと、実験していた宇宙空間活動用スーツを元にした強化スーツと3台のメカを製作し、『超獣戦隊ライブマン』となり、裏切った学友たちのいるボルトの頭脳獣と戦うことになった。

本作は競争主義と学歴社会への警鐘ともいえるテーマを持ち、時に重厚でかなり残酷なドラマが展開される。

若者たちによる苦難の青春と、心の葛藤を描いた物語である。


概要

特徴

放送当時、石ノ森章太郎原作の『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』はシリーズから除外して展開されていたため、「スーパー戦隊シリーズ10周年記念作品」として制作された。それにより、数々の新機軸の内容が盛り込まれ、中でも芸能界で既に実績のある嶋大輔と森恵、駆け出しの新人だった西村和彦が主演した事で話題を呼んだ。しかし、その出演料が予算を圧迫したためか、また同時期に「仮面ライダーBLACK」(毎日放送)も制作していた関係で「東映まんがまつり」の特撮枠はそちらが優先されたためなのか、シリーズで初めて劇場映画が作られていない。

『太陽戦隊サンバルカン』以来の3人戦隊としてスタートした本作品では、初期メンバーのスーツカラーは赤・青・黄の三原色で構成されている。ヒロイン色としてお馴染みのピンクは含まれていない為、ブルーが「ヒロイン色」として選択され、初のブルーの女性戦士が誕生している。結果的には、変身前・変身後共にシリーズ中でも人気の高いヒロインの1人となった。

作劇上では、中盤に2つの新機軸が導入されている。一つ目は勇介達の死んだ学友の弟2人が加わって5人戦隊となったこと、もう一つは1号ロボ・ライブロボと2号ロボ・ライブボクサーが、同時に合体してさらに巨大なロボット・スーパーライブロボとなるというものである。メンバーの追加に関しては『忍風戦隊ハリケンジャー』でこれに似たシチュエーションが見られたが、この場合はあくまで既存の戦隊とは異なる別組織として、しかもかなり早い段階で登場しており、同じ戦隊に2人の正規戦士が追加された例は他にない(2007年現在)。なおこの新機軸については当初から予定されていた物ではなかった。

また基本的に戦隊シリーズでは、緑はテレビ画面で見ると黒に見えることがあること、そして黒と緑色は共に暗い色で両者が並ぶと「にぎやかさ」を基本とするシリーズコンセプトを崩しかねない、という理由からこの2色を共存させない方針となっているが、本作品では中盤にどちらの色も登場しており、結果的にピンクが出てこない分ブラックとグリーンが5人内で共存した唯一の戦隊となっている(6人での共存は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』をはじめ、数作品存在する)。

「巨大ロボ同士の合体」は以後シリーズの定番となっていく。

ナレーションには、『キャプテンウルトラ』を始めとした東映作品などでも数々のキャラクターを演じてきたベテラン声優・桑原たけしを起用した。なお桑原は後続の作品でも数々のキャラクターの声、そして素顔の俳優(『五星戦隊ダイレンジャー』の虞挧役)としても出演している。

この作品から『超力戦隊オーレンジャー』まで、従来の石井太ゴシック体(写研製)に替わってゴナ(同じく写研製)という新しいタイプの角字ゴシック書体を用いたテロップとなった。また、この作品と次回作『高速戦隊ターボレンジャー』の2作品は、なぜか「制作 テレビ朝日 東映 東映エージェンシー」のテロップの「テレビ朝日」の記載に局ロゴが使われず、ゴナとなっていた(しかし、いずれも最終回のみ局ロゴが使用された)。


科学アカデミア

星博士(ほし) - 演:伴直弥
科学アカデミアの校長。2年間かけてコロンを開発するかたわら、ライブマンとなる3人を物心両面から支援した。第2話において、妊婦を救うため瓦礫の下敷きとなり死亡する。スーパー戦隊シリーズで初の殉職司令官。

コロン - 声:高坂真琴/スーツアクター:渡辺元子
星博士によって作られた女性型のサポートロイド。博士亡き後はライブマンの指揮官的存在であり、普段はグラントータス内から指示を送っている。自ら戦場に赴いたり、ロボの操縦を行うことも。ボディはスーパーセラミック塗装の超合金製であり、目は300倍ズーム超望遠赤外線機構を備えている。故障したダミーマンであるミスタータナカから求愛を受けた事もあるが、彼は最終的に爆死、悲しい別れとなった。特技はムーンウォーク。

ドロテ博士 - 演:ドロテ
30話にのみ登場。星博士の要請によりバイソンライナーとサイファイヤーを製作するチームで指揮を執った国連所属の研究員。

矢野 卓二(やの たくじ) - 演:堀広道 
勇介たちの友人。月形たちの反乱から勇介たちをかばい死亡。

相川麻理(あいかわ まり) - 演:林優枝
勇介たちの友人。矢野と同じく月形たちの反乱から勇介たちをかばい死亡。

月形 剣史(つきがた けんじ)
βZOマイナス型という100万人に一人といわれる特殊な血液型を持つ男。科学アカデミアの理念に疑問を抱き、武装頭脳軍ボルトに参加し、ドクター・ケンプを名乗るようになる。

仙田 ルイ(せんだ るい)
武装頭脳軍ボルトに参加し、ドクター・マゼンダを名乗るようになる。

尾村 豪(おむら ごう)
武装頭脳軍ボルトに参加し、ドクター・オブラーを名乗るようになる。

ライブマン

レッドファルコン/天宮 勇介(あまみや ゆうすけ) - 演:嶋大輔/スーツアクター:新堀和男
ライブマンのリーダーで21歳。人類の平和の為に宇宙開発を学ぼうとしていた。優秀な頭脳の持ち主であることに間違いなかったのだが、世界中の英知が集まる科学アカデミアの中ではやはり凡人であり、ビリから2番目で入学しただけあって常に丈と最下位争いをしていた。行動派でスポーツは万能。特に剣術なら誰にも負けない自信をもつ。お人好しでおちゃらけた面もあったが徐々に成長し、5人になった頃には真のリーダーらしくなっていった。また初期は80年代的流行ファッションだったが、後期は前髪のリーゼントを下ろし真っ赤なジャケット姿の典型的ヒーローに変更された。ドクター・ケンプこと月形とは学生時代は仲がよかったようである。個人武器はファルコンソード→ファルコンセイバー。ファルコンセイバーからファルコンブレイクという必殺技を繰り出す。後年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』にも登場(なお、『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』での勇介の初登場シーンでは、月形剣史(ドクター・ケンプ)、仙田ルイ(ドクター・マゼンダ)、矢野卓二、相川麻理の墓も登場している)。

イエローライオン/大原 丈(おおはら じょう) - 演:西村和彦/スーツアクター:赤田昌人
喜怒哀楽が激しい20歳の熱血漢。猪突猛進型で後先を考えずに突っ走ってしまうこともあるが、「いつもそうやって切り抜けてきた」ことに自信を持っている為、止められても従うことは少ない。またメンバーでもっともひょうきんで、お人好しのギャグメーカーの側面も持つ。5人になって以降はサブリーダー的存在となる。スケートボードが得意。個人武器はライオンパンチ→ライオンバズーカ。

ブルードルフィン/岬 めぐみ(みさき めぐみ) - 演:森恵/スーツアクター:蜂須賀祐一
ライブマンの紅一点で熊本出身(演ずる森恵も熊本県出身。)の19歳。冷静かつしっかり者であり、ライブマンのまとめ役となっている。勇介・丈の劣等生コンビとは異なり、アカデミーでの成績はトップクラスだった。水泳、縄跳び(第8話では、はやぶさを披露)が得意だが、自転車ロードレースの選手でもある。個人武器はドルフィンアロー。

ブラックバイソン/矢野 鉄也(やの てつや) - 演:山口正朗/スーツアクター:石垣広文
28話〜。30話から加わった新たな戦士。かつて勇介達をかばってボルトに殺された矢野卓二の弟で19歳。武志という弟もいる。兄の死後、国連のドロテ博士らによって、ライブマンをサポートするべくトレーニングを積んでいた。ボクシングを得意とする。いささか無鉄砲で興奮し易く、特に兄の敵であるボルトが絡むと冷静ではいられないが、その威勢に実力が伴っていない場面もあり、初期メンバー3人の足を引っ張ることも。メカの発明と化学分析が得意。個人武器はバイソンロッド。純一には「鉄ちゃん」と呼ばれる(ちなみにアクセントは「てっちゃん」ではなく「てっちゃん」となる)。

グリーンサイ/相川 純一(あいかわ じゅんいち) - 演:河本忍/スーツアクター:蜂須賀昭二
29話〜。30話から加わった新たな戦士。かつて勇介達をかばってボルトに殺された相川麻里の弟。17歳の高校生。ラグビー部でフォワードを勤めるほどの実力を持つが、ライブマンとして戦うために休学している。兄貴分の鉄也と共に国連によるトレーニングを積み、鉄也べったりの気弱な性格。ラグビー選手だけあり、ジャンプ力とスピードは5人の中でもっとも高い。また、43話では無限に再生するギル―ドヅノーを、ギルドスのエネルギーが尽きるまで1人で倒し続けるなど、実は5人の中で戦闘力は1番高い。個人武器はサイカッター。


変身アイテム

ツインブレス
ライブマンの5人が装備している変身用のブレス。右手を前につきだして横拳から縦拳へと90度回転させ、「ライブマン」のかけ声(一人で変身するときは変身時のコードネームをかけ声としている)をかけながら胸の前にかざした左手の前に右手をセットするとスーツが転送される。変身シーンはワイヤーフレームで描かれている(新戦士として登場したブラックバイソンとグリーンサイには、専用のワイヤーフレームは最後まで出てこなかった。)。簡略版の変身ではかけ声の直後に人魂の姿で飛び回り敵の背後等で変身完了する。これによって不利な体勢を立て直す使い方が多く、変身後の形勢逆転ぶりにも説得力が高かった。
なお、ツインブレスの玩具は、獣のエンブレムのパネルを取り替えて好きな戦士になるというギミックがあった。追加メンバーのブラックバイソンとグリーンサイ用のパネルは市販品には含まれず、『バンダイお客様センター』が2枚セット200円(送料込み)で通信販売形式にて頒布していた。


武器・装備・技

ライブラスター
ライブマンが標準装備する光線銃。これまでの例に洩れず、剣に変形させることも出来る。ホルスターから抜かずに撃つ事も可能。光線銃を複数で同時発射する場合、二人で撃つときは「ダブルライブラスター」、三人なら「トリプルライブラスター」、五人ならただ単に「ライブラスター」と呼ぶ。
バイモーションバスター
通常戦闘における必殺武器。ライブマンのマスク頭部にデザインされた動物の目の部分が光り、ワイヤーフレーム状態で転送され実体化する。射撃直前に、銃身部がピストンの様に前後するのが特徴的。特に強化はされず、最終局面まで等身大戦闘での決め技として使われた。
序盤では、発射時は黄色い光線が放たれる演出だったが、1クール途中で赤と青で描かれた、波形のようなエネルギー光線に変更されている。
ファルコンソード
レッドファルコン専用の両刃の剣。剣先から光線を放つことが可能。剣にエネルギーを溜めて敵を切り裂く「ファルコンブレイク」という技がある。23話でケンヅノーの新合金ギガゾメタル剣に折られてしまい、それ以降は強化版のファルコンセイバーを使用するようになった。
ファルコンセイバー
三段階に伸縮する刃を持った、ファルコンソードよりも強力な剣。硬度556ポイントのギガゾメタル剣に対抗できる。やはり「ファルコンブレイク」が使え、45話でシュラー3人衆をまとめて倒した。22話から登場したが、この時はトリプルバズーカ使用のためだけの登場であり、実際に個人武器として使用したのは23話からである。
ライオンパンチ
イエローライオン専用の、ライオンを模したナックルパンチングユニット。火炎の「ライオンパンチファイヤー」を発する事も出来る。ライオンバズーカの登場に伴い使用されなくなる。
ライオンバズーカ
22話から登場。同じくイエローライオン専用のハンドキャノン砲。トリプルバズーカの核となる。インセキヅノー戦では冷凍弾のフリージング弾を使用した。
ジェットスケボー
10話、12話、44話で使用。メイロヅノーの作り出す迷路に苦戦している丈のために勇介とめぐみが共同で開発した、小型ジェット噴射器付きスケートボード。普通のスケボーの10倍のスピードが出せる上、アクロバティクな動きが可能。これで高速体当たりする「スケボーアタック」という技がある。
ドルフィンアロー
ブルードルフィン専用のアーチェリーの弓矢。トリプルバズーカの開発に伴い、強化された。
バイソンロッド
ブラックバイソン専用の、両刃の剣を二振り柄の部分で接合させたような、槍状の武器。ロッドを光らせて光線を放つ「バイソンスパーク」、ロッドを赤く光らせて波動ビームを放って敵をなぎ払う「バイソンフラッシュ」という技がある。
サイカッター
グリーンサイ専用のブーメラン。ダイナブラック(科学戦隊ダイナマン)の様に二振りを両手で扱う。
ラグビーボール爆弾
コロンがヨロイヅノーの触覚を破壊するために、グラントータスの総エネルギーの3分の1を凝縮して開発した爆弾。純一が元ラグビー部の能力を生かして使用した。
防弾チョッキ
38話に登場。勇介が一人で開発を進めていた防弾チョッキ。ライブマンのスーツをも傷つけるマシーンマゼンダの砲撃に対抗するために、勇介から実験のコード番号(YA12)を教えられた4人が使用、マゼンダの砲撃を防ぎ切った。
トリプルバズーカ
ファルコンセイバー、ライオンバズーカ、ドルフィンアローが合体して完成する中型バズーカ。威力はバイモーションバスターには劣るものの、かなりの火力を有する。
スパークアタック
光の玉となって敵に突撃する。主に変身直後に使用する。全員で一斉に使用することもある。技名を呼称したのは45話のみ。



メカニック

マシンバッファロー
星博士により建造された巨大母艦。ミサイルを装備。初期メンバー3人のメカであるジェットファルコン、ランドライオン、アクアドルフィンを積載する。名前はバッファローだがバッファロー型ではなく、純粋な母艦型をしている。シリーズに登場する「主人公たちが乗るメカを運搬する」という形の純粋な輸送母艦としては、本艦が現在のところ最後である。
なお、追加メンバー用のメカ(バイソンライナーとサイファイヤー)についてはこれに格納されず、ブラック及びグリーンが呼ぶと直接戦地にやって来ていた(玩具では格納することができる。但し前作の『光戦隊マスクマン』で登場したターボランジャー同様、容積の関係上どちらかしか積めない)。
グラントータス
ライブマンが暮らす、海亀型の海底移動要塞基地。マシンバッファローを搭載し、発進時は海中から浮上する。
モトマシーン
レッドファルコン、イエローライオン、ブルードルフィンの3人にそれぞれ配備されているスーパーバイク。それぞれ、モトファルコン、モトライオン、モトドルフィンという名前がある。ミサイルやバルカン砲を装備しているが、本編では未使用。
ライブクーガー
ライブマンのスーパーカー。クーガーバルカンと捕獲ネットを装備。矢野卓二のもう一人の弟・武志が兄の形見として持っていた設計図をベースに勇介ら初期メンバー3人によって造られた。後半では主にブラックバイソンとグリーンサイが搭乗する。


巨大ロボ

ライブロボ
ジェットファルコン、ランドライオン、アクアドルフィンが「ライブディメンション」のコードで合体する巨大ロボ。合体機能は星博士が3人に内緒で組み込んでいた。出力は1900万馬力。武器は肩に装着された2丁の銃ダブルカノン、胸ら放つライブロボビーム、盾のライブシールド、超獣剣。必殺技は、初期はスーパーライブクラッシュ、後期はストロングクラッシュダウン。胸に動物モチーフ(今回はライオン)のついた初の戦隊ロボ。基地から合体した形態で直接発進する場合もある。
ジェットファルコン
レッドファルコンが操縦するハヤブサ型戦闘機。設計者は勇介。武器はファルコンビームとファルコンクロー。ライブロボの顔、背中、腹になる。
ランドライオン
イエローライオンが操縦するライオン型四足歩行メカ。設計者は丈。武器はライオンカノン。ライブロボの腕、胸になる。
アクアドルフィン
ブルードルフィンが操縦するイルカ型水陸両用潜水艦。設計者はめぐみ。武器はドルフィンミサイル。ライブロボの足になる。
ライブボクサー
バイソンライナー、サイファイヤーが「ボクサーディメンション」のコードで合体する巨大ロボ。星博士の依頼で、ドロテ博士ら国連のチームによって制作された。出力は1300万馬力。連続パンチの「ピストンパンチ」(別名・ライブパンチ)等、ブラックのボクシング技術を生かしたパンチ攻撃を主としている。必殺技はミラクルビッグブロー。基地から合体した形態で直接発進する場合もある。
バイソンライナー
ブラックバイソンが操縦するバイソン型大型トレーラー。矢野卓二の遺した設計案を元に造られている。ライブボクサーの上半身になる。武器はバイソンの角から放たれるバイソンビーム。レッドファルコンとイエローライオンが同乗する場合もある。
サイファイヤー
主にグリーンサイが操縦するサイ型大型トレーラー。相川麻里の遺した設計案を元に造られている。ライブボクサーの下半身になる。武器はコンテナ上部に装備されたファイヤーミサイル。ブルードルフィンが同乗する場合もある。
スーパーライブロボ
ライブロボとライブボクサーが「スーパーライブディメンション」のコードで合体する超巨大ロボ。まず、ライブロボに合体した後、その両腕にサイファイヤーが、両足下部と、背中〜頭にバイソンライナーが合体する。出力は5200万馬力。必殺技は胸から放つ必殺光線スーパービッグバースト。高度なアイセンサーを持ち、姿を隠したトウメイヅノーを発見した。


民間人

矢野 武志(やの たけし) - 演:多賀啓史
5話に登場。かつて勇介達をかばってボルトに殺された矢野卓二の弟。矢野三兄弟の末弟であるが、二人の兄とは年が離れており、作中の描写から見るに次兄との縁は薄かったようである。ライブクーガーの製作を手伝う。
尾村 俊子(おむら としこ) - 演:宗方奈美
豪の母親。息子に過剰な期待を押し付けていたが、愛の力で息子を人間の姿に戻す。
岬 与一郎(みさき よいちろう) - 演:島田順司
27話に登場。めぐみの父親。「肥後バッテン流」という弓術の達人。めぐみに、お見合い相手の写真を見せるのが本来の目的。年のため弓術の腕は落ちているが、ボルトが人質に化けていることを見事に見破る。めぐみがドルフィンアローを放つ姿を見て、娘の成長を実感する。 
舟地 マイ(ふなち まい)
32話に登場した、昔の勇介の友人であり、剣史に憧れを持っていた女性。幼稚園の保母をしている。剣史と同じくβZOマイナス型の血液の持ち主。学生時代に、病に苦しむ母を元気づけるために永遠に枯れないバラを求めて新聞に投稿、それを読んだ剣史が、品種改良によりいつまでも枯れずに美しく咲き続けるバラ『ケンジローズ』を製作し、彼女にプレゼントした。剣史が実験のミスで重傷を負った時には、血液を輸血していた。


武装頭脳軍ボルト

人類の大部分を下等な存在と考え、世界は優秀な天才が支配すべきだと考える一団。彼らにとって生命は無価値であり、優れた頭脳のみが意義あるものである。宇宙空間に浮かぶヅノーベースを本拠地とし、地球に頭脳獣やボフラー戦闘機を送り込む。


首領
大教授ビアス - 演:中田譲治、少年王ビアス - 演:石関賢太郎
天才による世界支配を目的とする、武装頭脳軍ボルトの首領。科学アカデミアで最も優秀な学生である月形剣史・仙田ルイ・尾村豪の3名をスカウトし(正確には豪は強引に割り込んだ)、ボルトの幹部として迎え入れた。世界征服作戦を進める一方で、幹部達を競わせ、最優秀の頭脳「千点頭脳」を求める。その真の目的は12個の千点頭脳を集め、全人類を一度に洗脳するギガブレインウェーブ装置を完成させる事。ケンプが最後の千点頭脳となったことで悲願を果たし、一時的に全人類の頂点に立ったが、レッドファルコンに阻止される。若返って少年王ビアスとなったが、実は非常な高齢で、最終決戦の果てに元の姿に戻り、ヅノーベースの中で爆死した。
因みに彼はある有名な大学を首席で卒業していて、その卒業記念の白黒写真はヅノールームで飾られていた。

幹部
ドクター・ケンプ/月形 剣史(つきがた けんじ) - 演:広瀬匠
科学アカデミアで最も優秀な成績を収めた学生で勇介の友人だった。だが自身の能力に自惚れ他人を見下すようになり、仙田ルイ・尾村豪と共にビアスの誘いに応じボルトに参加した。自分の肉体を強化改造しており、戦闘時には美獣ケンプに変身する(37話で更にパワーアップし、恐獣ケンプに変身)。武器はスプリットカッター、新合金ギガゾメタル製の剣。ビアスを心から信奉しており、自ら頭脳を差し出し最後の千点頭脳となる。しかし最終決戦でビアスを説得するめぐみの言葉に心を動かし「子供の頃に戻りたい」という願いを口にして、ビアスから離反した。
美獣ケンプ
強さと美しさを兼ね備えた、ケンプの戦闘形態。体色は青。獣人のような姿をしている。「ビューティフルアイ」「ビューティフルレインボー」を放つ。
恐獣ケンプ
37話〜。美しさを捨てて強さのみを追求した、ケンプの新たな戦闘形態。怪物そのものの姿をしている。「ケンプテンタクル」、「ケンプデーモンフレア」を放つ。ケンプテンタクルは人間の姿でも使用可能であり、ライブマンを罠にかける際に使用した。
ドクター・マゼンダ/仙田 ルイ(せんだ るい)- 演:来栖明子(現・天祭揚子)
岬めぐみの友人でルームメイトだった女性。科学アカデミアでの成績は2位。月形・尾村と共にビアスの元に行き、マゼンダと名乗る。永遠の命と美しさを求めて体を機械化しており、体中に銃火器を組み込む改造をおこないサイボーグと化している。人間の姿に変身する能力があるなど、その性能は非常に高いと言える。武器は「グラムロッド」、「フィンガーガン」、「エルボーガン」、「パームガン」など。38話で脳以外の全てを機械化し、マシン・マゼンダとなる。47話でライブマンに勝利しケンプを抜いて千点頭脳の称号を得たが、千点頭脳になることはビアスに脳を奪われることだと知るも、もはや後戻りの道はなく頭脳奪取を防ぐため頭脳まで機械化する機構を体に組み込み、千点頭脳達成後ガッシュの襲撃を受けると機構を発動させてロボ・マゼンダになる。このときビアスを痛罵し、激怒したビアスに重傷を負わされ、尾村豪に看取られながら、人間に戻れた彼を「羨ましい」と言い遺して墜爆死した。18話では仙田ルイの「優しさと愛する心の遺伝子」を捨てきれず、苦悩する姿が描かれている。なお『百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』では、勇介が彼女や月形、矢野卓二、相川麻里の4人の墓参りをしているシーンがある。
マシン・マゼンダ
38話〜。サイボーグ化をさらにすすめ、全身のほとんど(身体の90%)を機械化した。体の各所に「ファイブフィンガーガン」、「バトルチェーン」、「パームバズーカ」、「エルボーガンダブルヘッド」、「ニーミサイル」、「トッパーミサイル」など殺傷能力の高い武器を搭載している。
ロボ・マゼンダ
47話のみ。頭脳まで機械化した姿。
ドクター・オブラー/尾村 豪(おむら ごう) - 演:坂井徹
科学アカデミアの学生で、丈の親友だった。かつては泳げないにも拘らず溺れた犬を助ける心優しい青年だったが、ひ弱な肉体にコンプレックスを持つようになり、ウィルスによる肉体強化を研究。ボルトに入り(豪はケンプ達のようにビアスに選ばれたわけではなく、2人と同じ試験の出題を懇願しボルトに入った)、研究を完成させ獣人のような姿になる。ケンプすら脱帽する優れたバイオテクノロジーとその圧倒的なパワーでライブマンを苦しめるが、19話でその過去が判明。実は豪は生まれついての天才ではなく、子供の頃から母親に勉強を強要されており、その心の中には「みんなと遊びたい」という気持ちが秘められていたのだ。作戦失敗によってビアスから見捨てられ、21話でケンプ達によって頭脳獣オブラーヅノーの材料にされてしまう。だが執念で復活しライブマンに最後の決戦を挑むが、母の説得によって人間の姿に戻る。その際に記憶を失ってしまい母と共に勇介達の前から去るが、41話で記憶が蘇った。実は豪はビアスの最大の秘密を見ていたのだ。その後46話で再登場しアシュラやマゼンダの最期を見届ける。
獣人オブラー - 声:森篤夫
自分で開発したウイルスを用いた自己改造によって、人間と一線を画す容姿と能力を手に入れたドクター・オブラー。巨大な斧を武器としている。
ドクター・アシュラ/毒島 嵐(ぶすじま あらし) - 演:岡本美登
11話より登場。暗黒街のトップになることを目指すマフィアのボス。学力に関する強いコンプレックスを持ち、単純な足し算も出来ない男だったが、頭脳獣ヒヒヅノーを従えるほどのパワーにビアスが目を付け、直々に教育。知勇兼備の天才にした。武器はブーメランのカットアッシャー。サイバー分身で自分の肉体から「アシュラ組3人衆シュラー」という分身を生み出し、彼らとのコンビネーションで攻撃する。しかし「作られた天才」だからなのか、徐々にケンプやマゼンダとの差が開き、ビアスからも見限られてしまう。45話で一発逆転をかけてコンピューターで能力強化を図るが、偶然ビアスの真の目的を知ってしまい、殺されそうになる。その際にアシュラから元の人間に戻ってしまい、天才としての能力も失ってしまった。だが、自分を殺そうとしたビアスに意地を見せる為、46話でライブマンを苦しめた頭脳獣バトルヅノーに自爆攻撃を仕掛け、共に爆死した。なお18話では、優しさと愛する心の遺伝子を自ら破壊し、悲しむドクター・マゼンダに対し、丈から贈られたペンダントを届ける優しさも見せている。
ギルド星人ギルドス - 声:斉藤茂
19話より登場。大教授ビアスの名を聞き、弟子入りする為にやって来た宇宙人の天才。クールな性格で不滅の生命力を持つ。当初はビアスを尊敬していたが、やがて「所詮は地球人」とビアスを見下すようになり、43話で自分の優秀さを示すために自分のエネルギーを受けて再生する頭脳獣ギルードヅノーを作り出す。ギルードヅノーを無限に再生させてライブマンを追い詰めるが、やがてギルドスの体が爆発を始める。実はギルドスは宇宙人などではなく、ケンプ達の競争相手としてビアスに作られたロボットだったのだ。自分の正体を知らなかったギルドスは、ビアスに自分の正体を問いながら爆散した。
チブチ星人ブッチー - 声:神山卓三
22話より登場。ビアスの名を聞き、弟子入りする為にギターラヅノーを引き連れやって来た宇宙人の天才。同じ宇宙人であるギルドスと行動を共にする事が多い。陽気な性格で、歌と踊りが大好き(光GENJIのパラダイス銀河の替え歌を披露、EDではローラースケートの腕前も見せている)。戦闘時はローラースケートとグローブを装備しライブマンを攻撃する。得意技は目玉を飛ばして攻撃する目ん玉リボルバー。44話、ギルドスの死後、自分もロボットであった事を知り、自暴自棄となり破壊活動を行なう。その境遇に同情しためぐみと心を通わせるが、ビアスに0点と判断され、自爆スイッチを押される。自分に優しくしてくれためぐみに別れの言葉を告げ、手を振りながら爆散した。
ガードノイド・ガッシュ - 声:日下秀昭/スーツアクター:大藤直樹
大教授ビアスが製作したアンドロイド。カオスファントムエネルギーを放射する能力を持つ。ガッシュガンと長剣(千点頭脳を取り出すための物)を武器とし、ビアスの警護を目的とする。15話ではブルドーザーを押し返す強力、また大幹部たちですら遠く及ばぬほど非常に高い戦闘力を誇り、一体でライブマンと互角以上に渡り合う。ギガファントムで頭脳獣を巨大化させる。ビアスへの忠誠心は不動で最後までビアスを守るが爆発するヅノーベースの中でビアスと運命を共にした。長かった戦いが終わった時、地にはガッシュの首が転がっていた…。

頭脳獣
人工的に作られた頭脳核にカオスファントムエネルギーを放射し、カオス状態にある原子などと融合することによって創造・扶養される新しい生命体。一度死んでも、ガッシュのギガファントムにより再生・巨大化する。

バラバラヅノー
ウイルスヅノー
デンソーヅノー
エンジンヅノー
タイムヅノー
イカリヅノー
タンクヅノー
メイロヅノー
ヒヒヅノー
テストヅノー
ドクガスヅノー
エレキヅノー
ファイヤーヅノー
プラズマヅノー
ピエロヅノー
ツインヅノー
ベンキョウヅノー
サイセイヅノー
オブラーヅノー
ギターラヅノー
ケンヅノー
ブタヅノー
レーヅノー
ヒカリヅノー
ジシンヅノー
ベガヅノー
ゴアヅノー
ロボヅノー
ガルヅノー
ギルヅノー
ヨロイヅノー
サメヅノー
ウルフヅノー
インセキヅノー
スペースヅノー
トウメイヅノー
ボンバーヅノー
ギルードヅノー
ボーソーヅノー
ハッカーヅノー
バトルヅノー
アクムヅノー
恐獣ヅノー
デンシヅノー


戦闘兵
ジンマー
ボルトの戦闘用ロボット兵。武器は鞭にもなるスティック。人間そっくりの『ダミーマン』となり、人間社会に潜伏する者もいる。

戦闘機
ボフラー戦闘機
武装頭脳軍ボルトの戦闘機で、水中でも移動できる。

巨大ロボ
ギガボルト
28話から登場した巨大ロボット。23話から進められていたボルトの一大プロジェクト「ギガ計画」の集大成で、ボルト科学の粋を集めた最強兵器。スーパーギガゾメタル製のボディはライブロボやライブボクサーの攻撃をまったく寄せ付けず、ギガスーパーエネルギーが生み出す絶大なパワーによって超獣剣をへし折り、ライブロボを空中磔の刑にした。ケンプやアシュラによって操縦され、ライブマンを徹底的に苦しめたが、30話でスーパーライブロボによって倒された。



スタッフ

プロデューサー:宇都宮恭三(テレビ朝日)、鈴木武幸(東映)
原作:八手三郎
連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
脚本:曽田博久、藤井邦夫、井上敏樹
音楽:矢野立美
アクション監督:竹田道弘
撮影:いのくままさお
照明:斉藤久
美術:山下宏
キャラクターデザイン:いちごはうす、萩原直樹
助監督:諸田敏
イラスト:赤坂徹朗、薄永俊之、アトリエ雲、野口竜
ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:プレックス
 車輌協力:MAZDA
 オートバイ協力:スズキ自動車
特撮監督:矢島信男
監督:長石多可男、山田稔、東條昭平
ナレーター:桑原たけし
制作:テレビ朝日、東映、東映エージェンシー


主題歌
歌手でもある嶋が主題歌を歌っているが、出演者が主題歌を歌ったのはシリーズ初である。また、同じく歌手だった森も挿入歌を歌っている。


オープニングテーマ
『超獣戦隊ライブマン』 日本コロムビア CK-805
作詞:大津あきら 作曲:小杉保夫 編曲:藤田大土 歌:嶋大輔
オープニングのみ第30話から終わりの部分が少しだけ長くなった。


エンディングテーマ
『あしたに生きるぜ! 』日本コロムビア CK-805
作詞:大津あきら 作曲:小杉保夫 編曲:藤田大土 歌:嶋大輔
生ブラスを廃しシンセによる打ち込みを前面に押し出したアレンジやサンプリングボイスをフィーチャーするなど、サウンド的には当時日本でも流行しつつあったユーロビートの要素を取り入れている。イントロの部分が特徴的である。


メンバー増加の裏側
当作品の特徴である「途中で戦隊メンバーが2名追加される」は当初予定にはなく、10作目(当時)という記念作品であったことから急遽決まったものである。このことは序盤のライブクーガー登場エピソードの中で、矢野卓二の弟・武志が登場した際、もう1人の兄弟であるブラックバイソン/矢野鉄也の存在が全く示唆されていないことからも伺い知ることが出来る。2つ目の新機軸「ロボ同士の合体」も戦士追加に付随する形で生まれたものである。

先に述べたスーツ色での黒と緑の共存も、急遽決定した戦士の追加ゆえ残された色が限られていたことによる苦肉の結果(男性メンバーに白やピンクをあてがうのはやはり違和感が強く、またライブマンのスーツが『科学戦隊ダイナマン』等と同様に、下半身がアクセントとなりうる白基調であり、他と比較すると暗い印象は与えないだろうという考えがあった可能性もある)というのがファンの間では定説となっている。

ただ予定外のメンバー増員だったためか、ストーリー面ではやや無理が生じてしまうこととなってしまった。一例として、ライブマンの初期メンバー3人はあくまでもボルトに走ったかつての友人達を改心させたいと言う思いで戦っていたが、追加の2名にとっては殺害された兄や姉のかたき討ちであり、そういう意味では齟齬が生じていることが挙げられる(ただしこれを逆手に取り、意見の食い違いからチームワークが乱れてピンチに陥るというシナリオもある)。

このメンバー追加は高年齢層からはあまり芳しくない評価(主演の嶋も、後年「当時、戦士の追加を聞いて嫌な思いがした」と告白している)を受ける一方で、当時の児童層からは熱烈な支持を受けることとなった。作風が高齢ファン向けだった本作品は、元々高齢視聴者からは多くの支持を得ていたが、一方で児童層には「むずかしく、暗い」印象を与えていたのか、それほど人気は芳しくなかった。しかしこの中盤で2人同時に新戦士が加入するという非常にインパクトの強い展開以降、児童層からの支持は明らかに上昇することとなった。当時は『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降のように、新たな戦士の追加が恒例となっていなかったため、現在の想像以上に非常に衝撃的かつ斬新なことであった。



トピックス

スーパー戦隊シリーズ10周年を記念し、過去に販売されたDX超合金ロボ(バトルフィーバーJのバトルフィーバーロボから、光戦隊マスクマンのグレートファイブ/ギャラクシーロボ)までが復刻販売された。
グリーンサイの名称は、なぜか一人だけ日本語のサイであるが、これが作品の放映当時「ライノス」という単語が、日本で浸透していなかった為に子どもに分かりやすくしたためと言われている。作中では、他の戦士はそれぞれ変身後に「ファルコン」や「ドルフィン」と動物の部分でよばれていたが、彼だけは「グリーン」と色の部分で呼ばれた(例:レッドに「頼んだぞ!!グリーン」「グリーン馬鹿かお前は!」等と言われる)。また「ライノス」という呼称は同作から丁度10年後の戦隊「星獣戦隊ギンガマン」の「ギガライノス」で初めて使われた。
2006年現在、DVD化されていないが、今の所、横浜の放送ライブラリーで第11話「頭脳獣を噛んだ男」を閲覧する事ができる。

1988 - chôjû sentai liveman (超獣戦隊ライブマン) OP
http://www.youtube.com/watch?v=MANEYOlRqEw

Liveman - 超獣戦隊ライブマン
http://www.youtube.com/watch?v=RYT3NOtBjrA

超獣戦隊ライブマンED
http://www.youtube.com/watch?v=QAQMYYYaNCM

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