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Linux Userコミュの「2.0世代」のサーバー

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ブレード・サーバーは、プロセサやメモリー、ハードディスクなどを搭載した、ブレードと呼ばれる板状のプロセサ・モジュールと、これを格納するシャシーから成る。単体で機能するタワー型やラックマウント型のサーバーと違って、シャシーにブレードや冷却ファン・モジュール、電源モジュールなどを取り付けて利用する。

 さまざまなモジュールを組み合わせなければ動作しないものの、ブレード・サーバーには、少ないスペースに多数のプロセサを搭載できる集積度の高さ、モジュール化によって部品を容易に交換できることから生じる保守性や耐障害性の高さといった特徴がある。

 実際にこれらの特徴が、企業に受け入れられ始めた。衛星放送大手のWOWOWは2006年夏に、社内に分散していたグループウエアや部門アプリケーションを稼働させるサーバー、ファイル・サーバーなど30台余りを、7枚のブレード・サーバーと仮想化ソフト「VMware」を使って集約している。

 同社システム業務局システム業務部の皆川一郎氏は、「部品がモジュール化されているブレード・サーバーは、プロセサやディスクを個別に交換でき、とても保守がしやすい。多数のプロセサを導入しているようなもので、効果的な運用が可能だ」と話す。「ブレード・サーバーと仮想化技術を組み合わせることで、プロセサやディスクが故障しても、故障した部品だけを交換して運用を継続できる」(同)。

 運用管理を効率化できるブレード・サーバーの利点は、規模が大きくなるほど実感できる。膨大な数のサーバーをデータセンターで運営するシステムに、ブレード・サーバーは適しているといえる。

 おりしもネットの世界では、従来とは質的に異なる新たなWeb上の動きや技術、サービスなどを、「Web2.0」と呼ぶようになった。ブログや Wiki、SNSといったWebの技術やサービス、あるいはSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)のような新しい形態でのアプリケーションの利用法がそうである。

 こういったWebの変化とともに、データセンターにおけるサーバーの利用台数は飛躍的に増加を続けている。一説によれば、米グーグルは45万台にも及ぶサーバーを、クラスタ接続して利用しているという。変わるデータセンターは、サーバーの姿をも変えつつある。ブレード・サーバーは、その象徴的な存在だ。Web2.0に倣って、「サーバー2.0」と呼ぶべきではないか。

みなさま、どう思われますか?

コメント(3)

今さら「2.0」とかおかしくね?
とか思いました。
ついでに、転載元のURLとして http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/OPINION/20070305/263863/ も示しておいてほしかったです。
省かれていた前段も合わせて読むとベンダも細かいところで工夫しているのだな、と思いました。
今更と感じた「2.0」も日経ならそんなものかも。
ぴいさん

すみません、転載元、載せ忘れていました。

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