Heterosexual≠Heterosexismコミュの異性愛ってなんだろう？

＞ペンギンさん

集団意識と個人意識かぁ…。難しいですね。
マイノリティはどうしても同士を求めるだろうし、同士ではない人に対しては、受け入れられるか、受け入れられないかをはかるだろうし…。

私は個人的に、｢ホモってキモイ｣とか言われると、なんとなくカチンと来るんですが、私自身は異性愛者なので、ゲイの友人を貶されている感じがしてムッとするのかもしれません。

性愛的多数派であるって意識できる人は実際少ないだろうし…
まず、｢普通｣だと思ってるから意識するトコロでも無いんでしょうね。
私の周囲にいる純女、純男の異性愛者さんは、私のGIDの友人や、ゲイの友人達と接するうちに｢そういう人もいるよね｣って感じになってくれますが、異性か同性か、どう対処して良いかはやっぱり迷うみたいです。
私自身、GIDの方と話す時は迷う事も多々あります。

セクシュアリティがどうであれ、話してみれば別段問題なく友人関係を築けると思うんですが、レズビゲイの人が友人にカムアウトした途端うまく行かなくなるってのは少し悲しいですよね。イメージの問題なのかもしれませんが…。

ゲイの友人が、恋愛対照では無い同性の友人に恋愛の相談をしたら｢俺を襲うなよ？｣なんて言われて驚いたなんていう話も多いし…。
同性愛者＝同性全員が恋愛対象　では無いのは当然の事のはずなのになぁ…と思うことは少なく無いです。
異性愛者だって、異性の全てが恋愛対象ではないのと同じ事なんですけどねぇ…。それぞれ好みはあるんだし。

生理的に同性愛を受け入れがたいという事は判るんですが、その人が同性愛者だから今までの友好な関係を絶つというのも理不尽な気がします。
生理的嫌悪はどうしようもない事なのかもしれませんが、複雑な気分になります。

＞ペンギンさん

やっぱりある程度開かれた場所にいる人と、かなり閉鎖的な場所にいる人とかで随分と違いますよねぇ…

同じゲイにしても、ノンケにしても　極端な思考を持った人とかいて、(；￣ロ￣)えぇ!?って思う事もしばしばです(苦笑
当事者だけどまったくそういう事に触れずに来たって人や
あえて避けてきたって人と話すと　「(´へ｀;ウームと思うことがあります。

自分からどんどん情報を求めていける人は、色んな場所で意見交換して新しい知識をどんどん吸収したり、意見交換出来るのに、クローズクローズできてる人が　それこそおにちょを怖がってみたり(笑)
最初の1歩さえ踏み出しちゃえばなんて事無い場所だったりするのに…と思うことはありますね(笑)

そういう意味ではネットは探そうと思えば色んな情報もあるし、どれか一つの偏った情報じゃなく色んな意見や情報を吟味できるトコが魅力ですよね(*^m^*) ムフッ

セクシュアリティというと広い感じがしますが、好みのタイプって言ったら各々違うものですもんねぇ
ワイルドなタイプが好きvとか、繊細なタイプが好きとか　様々だと思います。皆が皆モデル体型好きって訳じゃないだろうし(笑)
つきあう人によって好みが揺らぐ事もあるし(笑)

言い方至大な部分も実際ありますよねぇ
誤解を招く言い方っていうのもあってしまうだろうし、その為に不快な思いをして、自分とは違うセクシュアリティを持つ人を敵対視しちゃうとか…。
カムアウトするにしても押し付けるような言い方では伝わらないし。

私も冗談を越えた下ネタは厳しいです(笑)
マジメな話題だったり、悩みだったりするとふむふむって聞けるし、冗談だとわかる形で言われるとサラリと返せるんですが、あまりにも下品だったり露骨だったりすると　うぇ〜…って思っちゃいますね(笑)
その冗談を言う相手のキャラクターってのもあるんだとは思いますが(笑)

相手と自分の距離がうまくはかれれば、きっとどんな話題であっても、うまく伝え合えるんだろうと思いつつ、空回りすることが多い私です(;´д｀)トホホ

＞一番不思議に思ったのは｢マジョリティ｣の意識の低さです。

まったく同感。しかし、マイノリティの中にも意識の高い人はもちろん居ますね。
そしてボクがこの一年ほどmixiで驚いたのは意識の高いマジョリティ、いえ、マジョリティの陰に隠れない異性愛者の存在です。
こちらのブログ、ご紹介します。

「さて、セクシュアル･マイノリティに対してだけクローゼットかオープンかを問うのはフェアではない。異性愛者は自分のセクシュアリティについてオープンなのか？　むしろ異性愛者は二重の意味でクローゼットだというのが僕の考えだ。」
〜[ＯＰＥＮ−ＥＹＥＳ　ジェンダーとセクシュアリティを考える:セクシュアリティの冒険２−２]
http://blog.livedoor.jp/open_eyes/archives/18149924.html


＞集団意識に重きをおく人が、「普通」、「ノーマル」、「正常」と発言する事が横暴と言うより、個人意識に重きをおく人と、集団意識に重きをおく人の差だと思います。

潜在的な意識を考察なさってるのかな。ん〜、単に鈍感、と思います...。地雷踏んで、痛い思いして感性を研ぎすますしかないかと。


＞生理的嫌悪はどうしようもない事なのかもしれませんが、複雑な気分になります。

参考に某所のコピーレフト文転載しますね。
＜ここから転載＞団塊の世代のオッサンは、絵に描いたように陳腐な性幻想を持っていてあまりにも意外性がない。わたしのレズビアン性に食らいついてきたけれど、一方ではゲイを目の当たりにすると「緊張する」んだってさ。そりゃあんたが女を舐めてるからでしょ。そんでゲイ相手だと自分が女扱いされる（ケツを掘られる）かもしれないという恐怖（メイル・アイデンティティ・クライシス）を感じるからでしょ。
かようにもホモフォビアとミソジニーは密接に絡み合っている。女にケツを掘られるかもしれないって恐怖は感じないんですかね。「女」のカタチさえしていれば、自分の性幻想とマッチすると都合良く信じ込めるなんて、怠惰にもほどがある。お気楽なこった。ま、そのまま生きて死んでいってください。＜ここまで転載＞
〜[ホモフォビアにNO!] トピック「フォビアな人の共通点」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=8806462&comm_id=849639

＞茶ん麻さん
異性愛＝普通・正常　という意識があると　どうしても
その他＝異常・異質　という感覚になってしまうのかな？と
思うんですよね　もし、自分が異性愛者だと
(意識的に)認知(？)していたら、それ以外が異常ではなく
単純に｢自分とは違うセクシュリティ｣っていう感覚になる気がします。

異性愛者が自分のセクシュアリティに対して無自覚であるって言う事が
マイノリティに対する意識低下に繋がっている部分は少なからず
ある気がしますよね。
自分と違う感覚を持つ人に対して、親近感が持てない事は
性格なんかでもあると思うんですが、それ以前に
セクシュアリティに対して意識が低いからなのかな…と思ったりします。
自分がヘテロである、異性愛者であるという事を漠然と受け入れているより、意識している事で考え方や意識の持ち方が変わったりする事はあると思います。

私の彼もビアンに対しては｢アリだと思う｣と言うし
異性愛者でもビアンモノのファンタジックなAVは見るし
そこが男子禁制である場所だとか、男性が入り込めない性愛の
カタチだという意識はあまり持っていないみたいです。
私がビアンであったら、男性とお付き合いはできないんですけどね(笑)
そういう意識は無いみたいです(苦笑

女性同士の恋愛に対する、異性愛男性のファンタジーは
かなりフィルターがかかっているのは事実ですよね(苦笑

＞6. さお@ちゃあこ様
丁寧なレスありがとうです。

＞異性愛＝普通・正常　という意識があると......＜中略＞
その通り！故に、「普通・正常」という言葉は「自己肯定＝他者否定が含まれている」と言う事を認識し、それらの言葉をスルーさせないべき。これはセクシュアリティに限った事ではありません。例えば、「障害」と言われていた病名も、「障害」とは言わず、「定型規格外発達（だったかしら？）」などの言葉が使われ始めているようです。

＞異性愛者が自分のセクシュアリティに対して無自覚であるって言う事が
＞マイノリティに対する意識低下に繋がっている...＜中略＞
＞自分がヘテロである、異性愛者であるという事を漠然と受け入れているより、...

同感です。異性愛とは何か？「性的指向」とされていますね、一般的に。この認識すら欠ける方は同性愛を「嗜好」と誤変換しますね。
（極、個人的には指向（志向／嗜好）の表記もアリと思うけど。〜ボクの日記『セクシュアリティー：「指向／志向」と「嗜好／趣向」と「思考」』http://mixi.jp/view_diary.pl?id=158227345&owner_id=1293450）

＞女性同士の恋愛に対する、異性愛男性のファンタジーは
＞かなりフィルターがかかっているのは事実ですよね(苦笑

うんw、でも、やおい、ボーイズラブ、ノンケ食いとかw
つまり、ヘテロ女子のホモセクシャルファンタジーや、ゲイのヘテロセクシャルファンタジーもいい勝負かしらw
ただ、ご指摘の通り、レズビアンというセクシュアリティーは女性に性欲を向けられる事すら受け入れられないレズ萠男子たちにとっての、性風俗、ポルノの一カテゴリーにされている風潮は今も根強いですね。

＞茶ん麻さん
男性の性衝動は抑えがたいものがあるらしいですからねぇ
私は女性なので、激しく突き動かされるような性衝動を
感じた事は無いので、その感覚については想像する事くらいしか
出来ないんですが、女性向け同人誌(BL・やおい系)も
過激な性描写がある方が良いという人もいれば
同性愛という一般的に禁じられた恋愛を耽美的に
楽しみたいという人もいて個人差はあるでしょうしね…
Aセクのように性欲を持たない人も見入れば
セリバシーみたく禁欲する事を良しとする人もいるし

それぞれだと言い放つのは乱暴すぎる気もしますが
実際マイノリティもマジョリティもグラデーションで
本当に色んなカタチを自分に良しとするから
其々の立場や環境、感情で随分と誤解は多いと思います。

ヘテロがゲイバッシングするように、ゲイからのヘテロバッシングもあるし…凄く難しい部分ではありますよね。
お互いのセクシュアリティを｢そうなんだ〜私はね｣では
片付けられないものなのかなぁ…と思うと少し寂しい気がします。

さお@ちゃあこ　様
このトピを読んで、あなたの意見にとても共感しました。

私はヘテロで心も体も女ですがヘテロを「普通」だとか
ゲイ・バイが「変」とか全然思いません。


正直、どっちでも良いじゃん、個人の自由だ。と思うのが
私の考えです。
ただし、偏見を無くしたい。

自分らしく生きられないなんて絶対に辛いだろうなと思いますし
そんなマジョリティ中心の世の中なんていい加減寒いと思います。
私も「ホモとかゲイってきもい」なんて言ってる人がいたら
むかつきます。理解の無さや軽い考えに悲しくなります。
あ〜、人を見てないんだなって思います。
自分はまだまだ分からない事もありますし、うすっぺら
かもしれませんが、いろんな方の意見を聞きたいと
思っています。というか知りたいんです。

バッシングできる人はまだ強いです、バッシングすら出来ず
自分の胸のうちにしまいこんで誰にも話せず苦しんでいる人が
いたら悲しい。理解が救いになるのなら、話を聞きたいと
強く思っています。

私は高校の保健体育の教師を目指しています。
大学ではジェンダー学を学んでいたのですが
学校のなかに蔓延る物凄いジェンダーバイアスに気付かされます。

きっと所謂マイノリティといわれる人(生徒)にとって
苦痛だろうと思うんです。
それらを解消したいと思うのですが、とても難しい問題が多く
まだまだ勉強中の身です。


なんだかまとまりが無いんですがまた皆様方のご意見を
聞かせていただくことが出来たら幸いです。
お邪魔致しました。

＞わっきーさん

いつの時代にも、どの国にも存在するのに
少数派というだけで、特別扱いされたり、差別されるのは
なんだかおかしいですよねぇ
もし、セクシュアルマイノリティが異質なもので
淘汰されるものだったら、既に淘汰されているだろうし
遺伝するものでもないだろう(遺伝だとしたら子孫を残さない
セクシュアルマイノリティはどこから生まれてくるのか判らないし

自分にとっての｢自然｣であれば、それを受け入れて
多くの人とは違うけど、自分は自分だと思って欲しいですよね
差別はしたくないけど、区別は必要だろうし
その辺りを間違えてしまって｢特別扱い｣もよくないだろうし…
なんて思ったりします。

わっきーさんは素敵な事を教えられる保健体育の先生になれそうですねv
頑張ってください(*^▽^)にこっ♪

さお@ちゃあこ　様
反応ありがとうございます！
教師の偏見は子どもにうつると思うんです。
だから絶対にあってはならない。
性の多様性を教えていきたいです。
実際に、素敵だと思っていただけるような教師を目指して
がんばります！そのためにはまだまだ知識が足りません。
また勉強させてください！よろしくお願いいたします！

ええと、日記からの抜粋で、おまけにちょっとトピ違いかも
しれませんが

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そういえば”Boys don't cry"って映画があったっけ。
米南部のレズビアンの女が迫害を受けながらもビアンで
ある事を止めようとせず、結局男共に輪姦されるという話。
でも『男っつーのは泣かないもんだ』とビアンであり続ける
事をやめない。

オイラ達は生まれ持ったジェンダーを当たり前に受け入れて
いるがこういうジェンダーマイノリティにとって”生きる”
と言う事は闘いでもあるんだなぁと思ったもんだ。
同じビアンものでも”Cow girls blues"は随分前向きだった
な。まぁアレはビアンモノじゃなくてジェンダーフリーな映画
だった。おまけにユマ・サーマンという女優、個性的な顔立ち
の美人だが一本筋が通ってる。
ヨゴレ役でも何でも本当に楽しそうに演技してる。
その役をやってる彼女の幸福感がスクリーン越しに見えて
とても心地よい女優だ。

かくいうオイラもドッチかというとジェンダーフリーだ。
っつーか「人間」いや「イキモノ」だったら♂でも♀でも
カンケーねぇだろっ、そんな細かい事で悩むなよ、って
GIDやTGなんかのガクモンやってる人には怒られそうだが
そう思ってる。
つかそーゆー些細な身体的精神的な同一障害だかナンダカが
なんでガクモンになるんだ？
理解不能だ。

しかしなんとなくは理解できる。
オイラみたいな「男だろーが女だろーがどーでもいいダロ」
っつー人って少数派なんじゃないかなぁ、フツーの人って
そーゆーの好奇の目でみたり差別したりするんじゃないかな。
オイラ聞いて回った訳じゃないからソコントコ良く分からない。

その好奇の目や差別に対する武装として「ガクモン」になって
るんじゃないかなぁ、と思うんだがどうかな。
ガクモンになるとコムツカシイ専門用語なんか使って優位に
立った気になっちゃう人がいるのは事実だ。

だがオイラはそういう「ガクモン」の使い方は嫌いだ。
大嫌いだ。
そもそも動機が不純じゃないか。
（もしオイラの仮説が正しかったとしたら、ね）

マイノリティが優位にもしくは平等に扱われるために
コムツカシイ用語をもてあそぶっつー行為には鳥肌が立つ。
”コトノハ”への冒涜だ。

言語は道具でもあるが魂の叫びでもある。
「道具」としての言語も好きだが魂の叫びとしての”コトノハ”
のほうが1万倍好きだ。

コムツカシイ言葉を好んで使う奴とか見るとよっぽどの
バカなんだろうなぁと思う。
（オイラの商売にはこーゆーバカが多い）
「どんな難解な事でも小学6年生に分かるように説明できない
　奴は山師だ」
　と思っているからだ。
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で、ジェンダー論のスペシャリストのマイミクが「小学6年生
にでも分かるように」説明してくれました。

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うーん。
トイレでも、ホテルや病院や刑務所の宿泊（！？）でも、街角のアンケートでも、あらゆるところで、♂か♀か、明らかにすることを強いられ、どちらかの入ることを選択させられるという社会、sex-gender-sexual orientationそしてgender identityが、いつでもどこでも♂、ないしは♀で一致し一定しているのが＜正常＞であり、問うまでもなく当然である、とされる社会があるから、んなこたあないよ、ゆらぎがいっぱいあるんだよって異議申し立てをするのが、まあ、コトノハを誠実に使おうとする姿勢を保つガクモンじゃあないの？

♂と♀に二分され、ばしっと線が引かれているようだが、線というのは恣意的に、権力的に引かれたものにすぎない、あるいは、線に見えるけれど、太さを持っているわけで、その襞に畳み込まれ押しやられているものたちがいるんだぜ、見えなくされ、黙らされているけれど、いろんな存在の在り方をするワタシが、ここに、ほら、あんたの目の前にいるんだぜ、と闘争宣言するのが、ガクモンの根底にある、と夢想したいのでありんすよ。

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＞tiさん
映画や小説、下手したらドキュメンタリーと銘打った番組でも
過剰な演出は目立ちますよねぇ　それが一般大衆の求めるもの
というのが製作サイドの言い分ですが、そうでなくちゃ
納得しない、過剰に言われて初めて意識するという多くの人が
存在するのも事実で複雑な気持ちになります。
刺激的でなくちゃいけない訳じゃないし、特殊だという
イメージを植えつける必要も無いのに　わざとそんな演出が
されている気がしてなりません(苦笑
もっとさらっと現実として受け入れられるのがベストだと思うんですけどねぇ(笑)