男子必見！　絶対に受け取ってしまう婚約指輪の渡し方ランキング

「結婚してください」婚約指輪を女性に渡す瞬間はプロポーズの成否を左右する最も重要な局面と言っても過言ではありません。逆に言えば、指輪を渡しさえすればそのプロポーズは成功したも同然。

今回は、どうしても結婚したい女性がいる男性のために、女子が思わず「分かる～！」と頷いてしまう、絶対に受け取ってしまう婚約指輪の渡し方のテクニックを12位から1位までご紹介します。

12～10位

12位　高速で射出する


指輪を受け取らせるうえで、避けることが不可能な速度で相手に渡すことは最もシンプルな解決方法です。そうすれば少なくとも、避けられないのですから。






11位　他の人が成功した瞬間に割り込む


「結婚してください」「謹んでお受けします」結婚したい女性が他の誰かからプロポーズされ、承諾した瞬間に割り込むのも有効な方法のひとつです。誰かにプロポーズされる瞬間を逃さないため日常的な張り込みが必要ですが、焦って断られた人に割り込んでしまうと何もしてないのにフラれるという悲しい結末を迎えます。




10位　妹子を遣わす


これは他の全ての頼み事でも言えることですが、真剣さを示すうえで「妹子を遣わすのか遣わさないのか」は重要な分かれ目です。大切な彼女にプロポーズするとき、いくらきれいごとを言っても妹子を遣わさないのなら「へぇ～、遣わさないんだ」以外の反応は望めません。

9位～7位

9位　いそうな穴に投げ込む


少々コストはかさ張りますが、女性がいそうな穴に向かって婚約指輪を投げ込むという方法もあります。運よく投げ込んだ穴に女性がいればしめたもの、自動的に指輪が受け取られたことになり、それはつまり結婚が成立したということになるわけです。これを応用したもので、砂浜で貝のいる穴に向かって塩を入れると貝が飛び出してくるという潮干狩りの方法がありますが、これは指輪が塩に変わっているだけです。




8位　シュッてやってカッてやる


女性に求婚するうえで、やはり印象付けたいのは「この男、歴戦だな」という感じです。あくまでさりげなく、熟練した動きでシュッとやってカッとやり、「求婚慣れ」を感じさせましょう。これができないうちは、プロポーズなど夢のまた夢です。




7位　大きい指輪に乗られているので助けてもらう


自然に女性に指輪を受け取らせてしまう方法としてこれほど巧妙なものはありません。稀に助けてくれない女性もいるかもしれませんが、そんな心ない女性とあなたは依然として結婚したいと思えるでしょうか？　指輪の大きさで暗に経済力をアピールできるのも利点です。

6位～4位

6位　断ってるのに結婚すると言ってきかない


女性が好きなのは基本的には優しくエスコートしてくれる男性ですが、時には天真爛漫なわがままさ、強引さも重要なのです。普段はしっかりしたあなたほど、こういった一面を見せることで女性は「かわいいとこがあるじゃない？」「仕方ないわね……」と思わず結婚してしまうことがままあると言っている人がいるらしいです。このときばかりは生来の末っ子っぷりを見せつけてやりましょう。



5位　相続させる


物理的に絶対に指輪を受け取らせたいなら、遺言で指輪の受け取り主を結婚したい女性に指定しておきましょう。難点は女性が受け取った時点で婚約すべきあなたがこの世にいないことですが、受け取らせることに成功したうえでさらにそれ以上を求めるのは高望みというものではないでしょうか。


4位　盗んだのは事実なので返す

何はともあれ、盗んだのは事実なのだから返すしかないでしょう。「ちょっと何を言っているかよくわからない」となるかもしれませんが、そんなことを言われてもこっちも分からないのでどうしようもありません。どういうことなんですか？

３位～２位

3位　ビルと青空バックで言う


やはり上位だけあって、「確実」に限りなく近い方法がランクインしました。ビルと青空バックで「結婚してください」と言って、断られている人を皆さんは見たことがあるでしょうか。付け足すなら、回も最終回に近づくほど断られにくくなるでしょう。この際、「渡し方」だと言っているのにここだけ「言う」などとなっているのは関係ありません。




2位　わかりやすい図で渡す


婚約指輪を渡す際に、女性が一番不安に思うのは「この人は無料で指輪を配る人なの？」ということです。誰だって無料で指輪を貰ったら怖いです。そこで、男性が自分が「指輪」を渡すかわりに、女性から見返りに「愛」が欲しいのだと明確に図示しましょう。図示するというか、図の中で指輪を渡してください。ここで再び「何を言っているのか」となるかもしれませんが、女心というのはそういうものなのです。

そして1位は……

1位　自分のことを好きな人に、結婚をしてくださいと言いながら誠意を持って渡す


これは簡単に見えてとても難しい方法ですが、まず何らかの方法で女性が自分のことを好きだという確証を得てください。そして愛を育み、「もう求婚しても受け入れてもらえそう」という雰囲気がし始めたら、片膝をつき、用意しておいた指輪を差し出し、「結婚をしてほしい」と誠意を持って伝えましょう。それで断られたら、そういうものだと思って諦めるほかありません。

ここまで、女性を騙すような、小賢しいテクニックを沢山紹介しましたが、やはり何をもってしても最終的に大事なのは「自分のことを好きな人と結婚する」ということです。世の中には、お金や権力や体の武器や、自分のことを好きでない人と結婚するために使える手段を総動員する人もいますが、考えてみてください。そうやってなんとか結婚しても、結局は長い時間をかけて少しずつ孤立していくだけなのです。そうやって孤立してきた人を、あなたも何人も見てきたはずです。なのになぜ、インターネットで見つけたテクニックなどを駆使して、強引に人と結婚しようなどと企てるのでしょうか。いま一度、本当の愛について考え直すべきなのかもしれません。



イラスト・文：小野ほりでい
エリコちゃんとミカ先輩がインターネットのお作法を解説するイラストコラムを「トゥギャッチ」で連載中。「オモコロ」等の多数のサイトで活躍。