あなたなら、「○○」の部分に何を入れますか?

「結婚とは○○である」に入る言葉は!?

子どもの頃、夢中になって読んだおとぎ話。それに出てくるお姫様は、苦しみや困難を乗り越えた後、王子様と結婚して、めでたくハッピーエンドを迎えるのが定番でした。しかし、大人になった今、「そんなハッピーエンドはありえない」ということは、誰もが分かっているはず。だって、現実はおとぎ話と違って、好きな人と結婚した後も、いろんな苦しみや困難を乗り越えていかなきゃいけないんですもの!

そんな“結婚”をひと言で表すとしたら…?というアンケートを、20〜30代の女性に実施。「結婚とは○○である」の○○に入る言葉を、それぞれ考えてもらいました!すると、一番多かったのが、「結婚とは『思いやり』である」という格言。

●「今まで別々に生きてきたふたりが、結婚というものを機に一緒に生きていくのだから、常に相手を思いやらないとやっていけないと思う」(30歳)
●「時には相手のために我慢することも必要になると思う。でも、我慢の気持ちを思いやりに変えていけば、ずっと穏やかに暮らしていけそう」(29歳)
●「『こうしたら喜ぶだろうな』と、常にお互いを思いやることができれば、感謝の気持ちを忘れないでいられるし、ケンカも少なくなるんじゃないかと…」(28歳)

う〜ん、確かに。一緒に暮らしていると、どうしてもお互いの嫌な部分が目についたりして、イライラした気持ちをぶつけてしまいがち。でも、思いやりの心を大切にしていれば、そういうトラブルも防げそうですよね。

続いて多かったのが、「結婚とは『忍耐』である」という格言。「思いやり」に比べると、ちょっとネガティブな感じがしますが、果たしてその理由は…?

●「夫や夫の親の意見も聞かなければならないので、自分の好きなようにできなくなりそう」(23歳)
●「恋人時代のように、楽しいことだけを考えてはいられない。暮らしていくために、お金などシビアな話もしなくてはいけないし、それでぶつかることもある」(27歳)
●「楽しいことだけじゃなく、辛いことや悲しいことも一緒に乗り越えていくのが、『夫婦になる』ということなんだと思う」(26歳)

なるほど。結婚したら、独身時代のような気ままな生活は送れなくなるのも事実。たとえ相手が愛する人でも、誰かと一緒に暮らしていくのって、大変なんですね…。

また、「第2の人生」や「新たなスタート」など、“再出発”的な言葉を思い浮かべる人も多数。

●「結婚とは『第2の人生の始まり』である。特に女性は結婚すると姓が変わり、家族も増えたりして、今までとは違った生活になるから」(31歳)
●「結婚とは『第2の人生のスタート地点』である。今までは子どもとして生きてきたけれど、これからは自分たちが親の立場になっていくので」(23歳)
●「結婚とは『新たなスタート』である。今まで暮らしてきた環境から離れ、生活習慣や考え方の違った人と家族になり、新しい家庭を築いていくから」(26歳)

「姓が変わること」や「出産して育児をすること」などを考えると、男性よりも女性の方が、結婚によって変わることが多そう。そういう意味では、まさに“再出発”を思わせる言葉はピッタリ。おとぎ話のように、「結婚して、めでたしめでたし…」というわけにはいきませんからね!

ちなみに、ユニークな格言もチラホラ…。

●「結婚とは『バクチ』である。恋愛とは違って、一生添い遂げる人を決めるわけだから」(27歳)
●「結婚とは『知らぬが仏』である。相手のことをあまり深く知りすぎると 傷つくことが多い。知らない方がいいこともあると思うので」(39歳)
●「結婚とは『チョコレートパフェ』である。外からは見えなかった意外なものが入っていたりするけど、最後には溶けて、ひとつの味になれればいいな…という期待も込めて」(27歳)

う〜ん、どれも一理あるかも(笑)。あなたが考える、「結婚とは○○である」は何ですか?(玉乃 雫/verb)

【データ出典】
ゼクシィユーザーアンケート「結婚について」
調査期間/2010/5/27〜5/31
有効回答数/412人(女性)