鉄道博物館(さいたま市大宮区)は3月20日までの期間限定で、ブルートレイン「20系客車(ナハネフ22形式)」の車内を公開している。3段式の寝台や展望デッキなど、普段は外側からしか見ることができないナハネフ22形式の車内が見学できる貴重な機会だ。

鉄道博物館提供による、20系客車(ナハネフ22形式)の外観と車内(鉄道博物館提供)

公開時間は平日が14時から15時まで、土休日は12時30分から13時30分までと15時30分から16時30分まで。各回先着20組の定員制で、車内への入場は3分間の入替制となる。車内公開は無料で、入館料のみで参加できる。ナハネフ22形式は、1964年から1970年にかけて製造された寝台特急用客車。今年3月のダイヤ改正で廃止となる寝台特急「あけぼの」(上野~青森間)でも1980年まで使用された。