Q.妻の収入に満足していますか?

パートで働きだしてから、イキイキしてるうちの奥さん。収入以上に、精神面で大きなメリットがあった気がする。すこし家計にゆとりも出たし、それだけでオレはかなり満足だ……。今回はマイナビニュース会員のうち既婚男性171名に、妻の収入に満足しているかどうか答えてもらった。

Q.妻の収入に満足していますか?

はい 56.1%
いいえ 43.9%

Q.それはどうしてですか?

妻の収入に満足している

■気にしていない
・「あってもなくても気にしないから」(36歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「そんなに期待していない」(31歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
・「妻の収入をあてにしていないから」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/営業職)
・「自分が稼げばよい」(44歳男性/その他/事務系専門職)
・「無職だが収入を求めていない」(39歳男性/自動車関連/事務系専門職)

■少しでもあればいい
・「いくらか稼いでくれるだけありがたい」(28歳男性/情報・IT/技術職)
・「パートで頑張ってくれている」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「最低限でよい」(27歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「子育てがてらパートもしてくれているのでいくらでも満足です」(29歳男性/自動車関連/営業職)
・「扶養の範囲だから」(60歳男性/電機/技術職)

■足りなくて助かっている
・「家計にゆとりがあるから」(35歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「自分だけでは足りず、少しでも満足です」(45歳男性/医療・福祉/専門職)
・「正社員ではなく、派遣社員だが、ゼロよりはましだから……自分はまだ給料が安いので、1人だけの収入では不安だから」(33歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「妻の収入のおかげで一時は助けられました」(47歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)

■しっかり共働き
・「いくらもらっているか知らないが、お互いの収入は自分で使えるため貯金も早い」(29歳男性/商社・卸/事務系専門職)
・「なりゆきで共働きをしているが、自分の収入だけではやっていけていないから」(55歳男性/その他/販売職・サービス系)
・「ほぼ同じ稼ぎ」(43歳男性/その他/秘書・アシスタント職)
・「しっかり稼いでいるので」(32歳男性/小売店/販売職・サービス系)

妻の収入に満足していない

■生活が苦しいから
・「自分一人の収入だけだと生活が苦しいから」(52歳男性/電機/事務系専門職)
・「子育て中で就業していないので、負担が重いので」(45歳男性/その他/クリエイティブ職)
・「生活が厳しいから」(47歳男性/医療・福祉/専門職)

■専業主婦に対して
・「専業主婦で、控除もなくなったら働いてほしい」(48歳男性/医療・福祉/専門職)
・「専業主婦なので、子育てが一段落したら非正規雇用でも働いてほしい」(59歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「もっと稼いで、自立することが、彼女の幸せにつながると思うので」(59歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■贅沢を言えば……
・「家事を犠牲にしている割には安月給だから」(45歳男性/電機/技術職)
・「ボーナスがない」(38歳男性/情報・IT/技術職)
・「純粋に自分の趣味のために使う程度の額は自分で稼いでもらいたい」(56歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)

■総評
妻の収入について、満足していると答えた男性は56.1%、満足していないという男性は43.9%という結果になった。

満足していると回答した男性たちは、そもそも「気にしていない」「あてにしてない」「どちらでもいい」という意見が多かった。無関心というよりは「自分が稼げばよい」「小額でもあるだけマシ」とある程度肯定的に評価していた。専業主婦の夫も「子育てを頑張っている」「無理して働いてもらおうと思わない」「最低限でいい」など、まず女性には家庭内をしっかり維持してもらい、その上での仕事、と考えているようだ。

もちろん、共働きの夫婦で、男性と同等かそれ以上の稼ぎがある妻に対しては、不満はほぼ見あたらなかった。男性の稼ぎがまだ少なく、安定していない時期には、「妻の収入に助けられた」という意見も。「ありがたい」「感謝している」という率直な声もあった。

妻の収入に満足していないと答えた4割強の男性たちの意見は、そのほとんどが「無職」で「収入ゼロ」の「専業主婦」についての不満だった。子育て中などで働けないのは仕方ないと考えているものの、「生活が苦しい」「自分の負担が重い」と感じている男性も少なくないよう。子育てが一段落したら働いてほしい、趣味に使うお金くらいは自分で稼いでほしい、という意見も見られた。

妻の収入に対しては、自分の収入の「補助」と捉えて、多くは期待しないものの、まったくゼロよりはあったほうがいいと考えている男性が多いことが分かった。

(文・アリウープ 中嶋絵里)

調査時期: 2014年7月2日~2014年7月23日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 既婚男性171名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません