トヨタ自動車は9月1日、商用バン「プロボックス」「サクシード」をマイナーチェンジして発売する。

トヨタ「プロボックス」

今回のマイナーチェンジでは、1.3L車に1NR-FEエンジン(直列4気筒DOHC)を新搭載。1NZ-FEエンジン(直列4気筒DOHC)を搭載する1.5L車とともに、「Super CVT-i」を組み合わせ、クラストップの燃費性能を実現。全車がエコカー減税の対象となっている。

歩行者への衝撃緩和に配慮した歩行者傷害軽減ボディ構造を採用したほか、車両の安定性を確保するVSC(Vehicle Stability Control)&TRC(Traction Control)、急な坂道での発進時に車両のずり落ちを一定時間抑えるヒルスタートアシストコントロール、急ブレーキ時にハザードランプを点滅させ、後続車に注意を促す緊急ブレーキシグナルを全車標準装備するなど、環境・安全への配慮を高めている。

使い勝手や乗り心地の面では、プラットフォーム改良によりサスペンション構造を見直し、高い操縦安定性と乗り心地の良さを追求。室内は、フロントシート座面の形状を見直すなど、長時間乗車する際も快適な座り心地を実現し、冷却効率を向上させたマニュアルエアコンの標準装備も行われている。

その他、運転席から手の届く場所に収納スペースを充実させ、運転席横にビジネスバッグが置けるセンターコンソールトレイを設置、A4バインダーを収納できるトレイをインストルメントパネルに設置するなど、ビジネスにおける使い勝手の向上も図られた。

価格は、「プロボックス」が131万7,600~179万8,691円、「サクシード」が143万7,382~179万8,691円(いずれも税込)となる。

「プロボックス」外観・内装イメージ

「サクシード」外観・内装イメージ