京浜急行電鉄と熊本県、熊本市は共同で、29日から「くまもと号」の運行を開始する。快特や「ウィング号」などで活躍する2100形を使用し、首都圏では初という「くまモン」のデザインを施した"くまモンデザイン電車"が京急線を走行する。

京急電鉄2100形「くまもと号」イメージ

「くまもと号」は「京急くまもとキャンペーン」の一環で運行され、2100形の外装に熊本県営業部長兼しあわせ部長「くまモン」や熊本市の「熊本城おもてなし武将隊」をデザイン。車内でも熊本の食・文化・自然・観光地など魅力をPRする。

京急電鉄・熊本県・熊本市は同列車に関して、2月29日から3月25日までの期間中、「阿蘇のあか牛や、生産量日本一のトマト、スイカなど赤くておいしい食材が豊富な熊本と、首都圏から日本各地への玄関口である羽田空港への主要アクセスを担う"赤い電車"の京急電鉄が、熊本の魅力をひろく首都圏の皆さまにPRする」と発表。「京急線内を駆け抜ける『くまもと号』を見て、乗ってお楽しみください」とのことだ。

「京急くまもとキャンペーン」は京急電鉄と京急グループ、熊本県が共同で3月1~29日にかけて実施。期間中の3月22日には、「くまモン」と京急電鉄マスコットキャラクター「けいきゅん」が羽田空港国内線ターミナル駅や「BIG FUN平和島」に登場し、フォトセッションやステージショーを通じて熊本の魅力をPRする。