相模鉄道は5月31日、本線・いずみ野線のダイヤ改正を実施する。平日朝に海老名発横浜行の特急が設定される一方、日中時間帯の特急・急行・快速の本数が見直され、いずみ野線特急は現行の毎時2本から毎時1本に変更される。

5月31日のダイヤ改正で横浜~湘南台間特急は毎時1本の運転に

同社は昨年4月のダイヤ改正で、新たな列車種別・特急の運行を開始。10~16時台に横浜~海老名間・横浜~湘南台間でそれぞれ毎時2本ずつ運行されている。急行は朝と夕方以降の運行とされ、日中時間帯は特急の他に横浜~海老名間の快速が毎時4本、各停が毎時2本、横浜~湘南台間の各停が毎時4本、二俣川~湘南台間の各停が毎時2本運行される。

5月31日に実施されるダイヤ改正で、日中の特急の運行時間帯が拡大。平日の朝9時台にも特急が設定され、土休日は7~19時台に特急を運行する。一方で特急の本数は見直され、横浜~湘南台間の特急が現行の毎時2本から毎時1本に減便。その他、日中時間帯に横浜~海老名間の急行と横浜~湘南台間の快速が設定される。

昨年4月のダイヤ改正まで、日中時間帯にも急行が設定されていた(2013年撮影)

ダイヤ改正後の日中時間帯の運行本数は、横浜~海老名間が1時間あたり特急2本・急行3本・快速1本・各停1本、横浜~湘南台間が1時間あたり特急1本・快速2本・各停4本となる。

平日朝の上り(横浜行)もダイヤが変更され、海老名発横浜行の特急を朝6時台・8時台に2本ずつ設定。大和駅始発の横浜行も増やし、平日朝6時台の5本(各停4本・急行1本)と8時台の急行1本が大和発横浜行となる。平日朝ラッシュ時の各停の編成両数も変更され、7時30分頃から8時15分頃にかけて横浜駅に到着する各停はすべて10両編成に。

平日朝ラッシュのピーク時における運転間隔も調整され、5分均等間隔として星川駅での2本通過待ちをなくし、混雑の平準化を図るとのこと。現行の上り始発列車(かしわ台駅4時45分発・いずみ野駅4時51分発)も出発時刻が1分早められる。ダイヤ改正に関する案内や各駅の時刻表は5月以降、相鉄グループホームページなどで案内するとしている。