真心ブラザーズが昭和アイドルの名曲歌う、初のカバー・アルバム。

2015/07/10 12:00 Written by Narinari.com編集部

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真心ブラザーズが今秋、キャリア初となるカバー・アルバム「PACK TO THE FUTURE」を発売することがわかった。そしてこのたび、収録予定楽曲の一部を発表。今作は昭和女性アイドルの名曲集となるようだ。

これまでもいくつかカバー楽曲の実績がある真心ブラザーズだが、コンセプチャルにアルバム1枚をまるごとカバー作品としてリリースするのは、キャリア25年にして初の試み。今春のテレビ企画で昭和歌謡カバーを披露する機会があり、その放送終了後のファン及び音楽関係者からの大きな反響も、今回のリリースのきっかけの一つになったという。

気になる収録楽曲は、全編女性アイドル楽曲。「早春の港/南沙織」(1973年)、「グッド・バイ・マイ・ラブ/アン・ルイス」(1974年)、「木綿のハンカチーフ/太田裕美」(1975年)、「風立ちぬ/松田聖子」(1981年)、「スローモーション/中森明菜」(1982年)などなど、1970〜1980年代に発表されたヒット曲が、同時代に少年〜青春時代を過ごした真心ブラザーズの2人の手によって“オトナの鑑賞にたえる”極上ユルロックに仕上がっているとのことだ。

空前のアイドルブームに沸く現在の音楽シーンに、その礎となった第1期〜第2期アイドルブームを作った名曲カバーで一石を投じるこの企画。同時代を共有したリスナーにはかつての思い出が蘇える楽曲であり、当時を知らない若い世代には“YOUNG PERSON'S GUIDE”として音楽との新たな出会いや新たな発見の場になりそうだ。

今回のアルバムについて、YO-KINGは「いつも楽しいけれど、今回は特に楽しいレコーディング! ミュージシャン最高! 歌うの楽C!!」、桜井秀俊は「青春は、永遠です」とコメント。また、「木綿のハンカチーフ」の太田裕美は「行っちゃうんだね。しょうがないね。元気で頑張って!私は大丈夫。涙を拭いたら…前を向いて…一人で歩いていくから」とメッセージを寄せている。

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